2015年の太陽光発電売り上げまとめ | 元太陽光発電技術者の道楽ブログ

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30年余り太陽光発電に携わってきましたが、リタイアすることにしました。
これまでの経験を活かし、我が家の屋根太陽光発電や購入した分譲太陽光発電所の状況・運営・評価などをはじめ、太陽光発電の技術に関連したことを中心に呟いていこうと思います。

昨年の太陽光発電の売上データが揃いました。屋根発電と野立て発電の2通りあります。



●屋根発電

埼玉、南向き換算4.3kW26.6度傾斜でパネルはソーラーフロンティアです。売電単価は38/kWh。下図が売り上げのグラフです。(売り上げは検針の日がずれますので、必ずしも予想値と同じ期間にはなりません。)




売り上げは全体的に予想値前後の値となっていますが、図の予想値では自家消費を考えていませんので、実際には予想よりも多く発電できていたようです。

パネル1kWあたりの年間売り上げは下記のようになりました。

予想値  41,593 /kW

2014年 43,930/kW

2015年 41,208 /kW

やはり2014年は良かったですね。昨年でほぼ平年ぐらいというところでしょうか。



●野立て発電

場所は筑波、南向き60.48kW20度傾斜でパネルはアップソーラーです。売電単価は(36 + 1.5) × 1.08 = 40.5 /kWh(ただし、2014年は1.5円のプレミアはありません)。下図が売り上げグラフです。




こちらは全体的に予想値より多くの売り上げを達成しています。

パネル1kWあたりの年間売り上げは下記のようになりました。

予想値  44,282 /kW

2015年 50,261/kW

売電価格の差と全量売り上げになることから、屋根発電よりkWあたりの売り上げはかなり良くなっています。屋根発電では投資回収に9年ぐらいかかりそうなのに対し、野立てでは7年ぐらいで回収できそうです。



今のところ快調に発電しているようです。









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