いろいろな年間発電パターン(フラットな年間発電パターン3、劣化?) | 元太陽光発電技術者の道楽ブログ

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30年余り太陽光発電に携わってきましたが、リタイアすることにしました。
これまでの経験を活かし、我が家の屋根太陽光発電や購入した分譲太陽光発電所の状況・運営・評価などをはじめ、太陽光発電の技術に関連したことを中心に呟いていこうと思います。

本日は少し変わったフラット発電パターンを紹介します。やはり神奈川県で傾斜角は31度。




前回までお見せしたのと同じような傾向ですが、これを見ていると何となく経年劣化があるような気がしました。はっきりとは言えませんが、
6年で2割ほど低下しているようにも見えます。普通の太陽電池ではこんなに劣化しないはずなので、劣化しているとしたら問題です。別に年間特性がフラットなことと劣化していることは関係ないとは思いますが・・・。



このような場合、どう対処するか難しいですね。私ならまず業者に「おかしい」と連絡しますが、普通の人が「おかしい」ことを立証するのはなかなか困難です。業者から「たまたまそうなっているだけです」と言われると反論が難しくなります。ただ、この発電所は7年間のデータがあるので結構強力に業者と交渉できるような気がします。こういうことがあるので、太陽光発電を運営する上でモニタリングとデータの蓄積はとても重要です。



この発電所を運営している人も少し出力が下がっていることに気がついているようですが、まだ業者へのクレームは出していないようです。私はこのオーナーがネットに運営状況を報告しているのを見て劣化しているのではと気になっていますが、別にこのオーナーと知り合いという訳でもなく、口出しすべきかどうか迷っています。



どうしたものかなぁ。









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