パーティーのあった日の夜0時。
Uさんから初めてのメールがあった。
きららちゃん、Uだよ!今日はきららちゃんと会えてすげー嬉しかった!
同じ誕生日だなんて、運命感じちゃうよー
だって、俺、きららちゃんが会場に入ってきたときから目をつけてて、早く隣に座りたくてウズウズしてたんだよ
結局話す順番は3番目になっちゃったけど、それでも結構早かったでしょ!
きららちゃん目がけて会場を移動していったんだ。
そしたら、同じ誕生日だっていうし、驚いたよ!ホント嬉しかった!
ところで、きららちゃんはどんな男がタイプなの?
私に会えたことを本当に喜んでくれているメール。
嬉しかった。
でもね、私、今まさに寝ようとしてたんです…
(;^_^A
これから、どんな男がタイプなのかを返信しなきゃいけないのか…。
しかも長文のメールに返信するんだから、あまりあっさりしたメールでもマズいだろう。
ちょっとしんどい
でも、毎日メールをしていいかと聞かれて「もちろん」と言ってしまった手前、このまま寝てしまうわけにいかない。
変なところでサービス精神旺盛なきららであった。
私は一生懸命メールを作り、最後に「おやすみなさい。また明日」とつけて返信した。
2分後
へぇ~、きららちゃん、そういう男が好きなんだ!だったら俺ぴったりだよなぜなら…
え、またメール来た!
Σ(゚д゚;)
しかも長文。おやすみなさいって書いたじゃん
仕方なくまた返信。そしてまた
2分後に返信(長文)が来た。
メール返すの早っっ!!!
いったいどうやってんの?ふつうに携帯で打ってんの?
(=◇=;)
メール作成に疲れた私は、こう返信した。
Uさん、よかったら少し電話でお話ししませんか。
すると
いいのいいの!俺メール好きだから!ところで…
って、また長文ですかい!
( ̄_ ̄ i)
結局この日は、夜中の2時までメールのやりとりをしてから、寝た。
メールを断りきれなかった私が悪いんだけれども…あのテンションの高さを無視して寝てしまうことは、どうしてもできなかった。
ああ、明日もメール、来るのかな…
出会って1日目、きらら&Uさんの関係には早くも暗雲が立ち込めていた。
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