「僕だよ、Uです。もう電車乗っちゃった!?」
よかった。
てっきり、さっきの女性とうまくいって、このあとデートなのかと思ってたけど
そうじゃなかったんだ…
電話をくれたことが、素直に嬉しかった。
ちなみに、私はこのとき、まだ電車には乗っていなかったけど、もう、改札内には入ってしまっていた。
さて。このあと、どうしたいか。
自分の胸に聞いてみると「帰りたい」という答えが返ってきた…
(・・;)
さっき、自分からUさんをお茶に誘おうとした私だったが
いったんテンションが下がってしまうと、ものすごく疲れていることに気が付いた。
パーティーで10人の男性とそれぞれ10分間、
合計100分間の会話で、疲れ果ててしまっていたのだ
「…ごめんなさい、Uさん。今日このあと、用事があるの」
「えーーっ!」
そりゃないよ、という声をUさんは出して
「誰と!?もしかして、デート!?」
「…ううん、仕事です」
「パーティーの後は予定空けておくもんだよ!デートしたくなったら困るでしょ!」
「…そうですね
(^_^;)」
Uさん、パーティーの後は必ずデートする主義なんだな。
「まあ、しょうがない!次いつ会える?」
次の土曜日なら…と答えると
「わかった!会えるの待ち遠しいよ。これから俺、毎晩メールしてもいい?」
「もちろん!
(*^ー^)」
と私は答えた。
こう答えたことを、後悔することになるとも知らずに。
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