大切なことは・・・ | 『人を幸せにする魔法の食卓』美味しんぼ nami

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手軽で簡単、カラダに良くって美味しい!家族のカラダとココロを満たせる、そんな魔法を伝授します。


お塩を摂るようになったのは『あんたお父さんより悪いで』の一言からでした。

父が急性膵炎で1年の間に何度も入院をしました。決まって夜中に痛くなるのです。そして、病院へ行くと痛みどめ、点滴をしてそのままベッドへ、そして入院。痛みはだんだんと和らぐのですが、痛みがひくまでかなりな時間を要します。

痛みどめは、痛みを感じなくするためのお薬。点滴は「生理食塩水」です。塩を摂ったらダメだといっている病院が生理食塩水を点滴。そして、何日間か絶食。

生理食塩水は食べなくてもいいようにするため。食べると消化酵素が分泌されるから、すい臓が休まらないので食べてはダメだそう。痛みがなくなってもしばらくは食べられない日が続きます。

そんなカラダをなんとか健康な状態に戻したいということで、色々な代替医療の先生のところを回りました。精密検査をしてもなんの悪い所もないのです。しいて言えば、血液がドロドロ。なので処方されるのは、血液をサラサラにするためのお薬。

これはすい臓のためではないです。次に起こることを予測して、起こらないようにするためのお薬。根本治療ではないです。

医療がダメなら代替医療へという道のりでした。一番効果があったのが、塩を摂って温浴するというものでした。塩をカレースプーンに山盛り。それを一気に飲んで、温浴。しばらくすると、血行が良くなってお肌もつるつる。元気になりました。

その時私も一緒に診ていただいたのです。というか、比べるために血流を観察しました。そうしたら、私の方が悪いんです!!!

なんで!!!

びっくりでした。体脂肪も内脂肪もほとんどなく、いたって健康。なのに血流がまばらなんです。そこで・・・

『あんたお父さんより悪いで!死にかけや!塩足りてないで』

といわれたのがキッカケでした。
そこに通う方々はみな同じように塩をカレースプーン山盛りを一気飲みして温浴。みるみる元気になっていかれました。

私も健康だって自負があったのに、『死にかけ』といわれ、驚いたというか、悔しくてその時に生活を再度見直しました。塩・砂糖・醤油・油を変えて酵素のお勉強をしました。食べたものでカラダはつくられているのですから。

塩と一言で言っても、色々な塩がありますね。
どんな塩でもいいかというと・・・・もちろんダメです。塩がダメになったから日本人は病気になっていくんだと知りました。

そんなはずはないですね。だって、塩は海水から作られているし、日本は島国ですから海水はとり放題。それなのに日本は塩がダメになったって・・・

塩の何が必要なのでしょう・・・
ミネラルですね。ミネラルといえば必要なのは誰もが知っていることです。でも、塩からミネラルが摂れるってあまり知られていません。良質の塩はミネラルがバランスよく入っているんです。

~私個人の見解です。~
バランス良く配合されていることに意味があるのです。Nacl(塩化ナトリウム)は体内で増えすぎたらK(カリウム)がカラダの外へ持って出てくれます。他のミネラルも同じように相互に作用しあっているのです。

だから、ある特定のミネラル分だけをとっても意味がないし、必要以上に体内に取り込んでも鋼分なので、単体だと悪さをします。

そんなこんな話や本をたんまりと教えてもらいました。そうしたら、なるほど!そりゃ病気になるわって言うことが腑に落ちました。

で、実際家でのお料理を塩を中心に味付けしました。そうしたら、おいしいんです。今まで、特別な味付けが必要だって思っていました。そんなの要らないんですね~。びっくりです。

お肉やお魚もお塩をまぶして置いておくと悪くならないんです。塩蔵って昔からの保存方法ですね。

パンを焼いたら・・・発酵がスムーズにいくようになりました!塩のおかげで、玉子や牛乳やバターを使わずにパンが焼けるようになりました。

おにぎりも、常にふりかけを混ぜてにぎっていたのが、塩にぎりの方がおいしいってことに気が付きました。

冷蔵庫から色々なものがなくなりました。おいしくないから。真っ先に子ども達はソースを食べなくなりました。次にケチャップ。マヨネーズも要らなくなりました。

食卓が変わったんです。ホント驚きです。

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