サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、茨城new!!
減断薬読本購入希望の方
統合失調症やパニック障害(と言われる症状をもった人)が思春期以降の若い世代に発病することにはやはり何か理由があるはずだ。
実際に本人に聞いてみれば、大抵、何かしら理不尽な経験をしている。
それを、脳の不調で片づけるのは、あまりにも不遜である。
被害妄想、過度な不安や恐怖にはそれなりの理由があると思うのだ。
それは良く言われるように経験不足かもしれないし、社会とのコミュニケーションの不足であるかもしれない。
だから我々は、病気の話ではなくて、人生の話をしたいのだ。
病気の話ではなくて、人生の話をしたい-オープン・ダイアローグの本質は治療ではない
もともと、医療信仰のない人間にとっては、オープンダイアローグの素晴らしさはわかりにくい。そういう人間にとってそれは極当たり前の対応でしかないからだ。
逆に、生物学的精神医学に囚われた医療者や患者や家族から見るととても新鮮に映る。
オープンダイアローグの動画を見ると、
そこのスタッフがこう言っている。
「私は、貴方がわざわざ取材に来ている理由が分からない。私たちは普通のことをやっているだけ」
オープンダイアローグは、ちっとも新しくない。
イタリアの精神保健改革も、反精神医学と言われたレインの試みも、モッシャーのソテリアプロジェクトもあまり変わらない。
治療法が優れているのではない、そこに関わる人々が素晴らしいのだ。
その人の快復を信じ、尊重し、その人が安心できる関係性が素晴らしいのだ。
私が治す的な専門家は不要である。
サードオピニオン会の理念も全く同じ。
快復を信じる人々との対話が、その人をエンパワメントする。
勿論、困難な事例はいくらでもある。
でも、そうする以外には無いのである。可能性がない方法より、可能性のある方法を選ぶのは当たり前だろう。
その人をエンパワメントするのに、肩書(資格)は要らない。
いや、無いほうが多分上手く行く。
だからと言って有資格者を排除している訳ではない。役割は明確にある。我々が求めているの専門家である前に対等な人間であれと言ってるだけである。
サードオピニオン会は、月に一度の開催だが、この効果を高めるには、それが日常であればさらに良い。今年、大阪で始めるクラブハウスの最大の狙いはそれである。
共に暮らし、共に仕事をすることで効果は最大化される。
全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。
全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HP
また、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。
さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『STOP!強制治療・強制服薬キャンペーン実行委員会』を作成しました。
ご興味のある方は是非参加ください。