• 21 Feb
    • 精神科診断(病名)や薬物治療に囚われない(野田正彰氏講演会)

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、長野new!! 減断薬読本購入希望の方   サードオピニオン会に来るとまず、 「本当に病気ですか?」とか「その症状に薬は必要ですか?」という問いから対話は始まる。 社会や専門家から押し付けられた言説にまず疑問を投げかける。   精神疾患とは何か? そもそも精神疾患は医学的に治療可能なものか? 薬とは何か? 障害なのか、病気なのか? ただの化学物質である薬に、人間の複雑で精緻な機能を修正する力などあるのか? その症状には何か正当な理由があるのではないか?   我々が語りたいのは、病気の話ではない。 いや、その病名こそが、社会から押し付けられた性質の悪い言説だ。 心を病むとは、文学的な比喩表現であり、医学でも科学でもない。   そもそも、病名が如何に無駄であるか我々は実は良く知っている。 ある人は、学校や職場で苛められたときの反応として、うつ症状や不安症を発症するかもしれないし、ある人はそのストレスを他者に向けて発散するかもしれない。 (前者はうつ病と呼ばれ、後者は躁鬱又は統合失調症と呼ばれる。) ある子は、それまで家庭で好きなように振舞ってきた子供が、入学し学校という規則だらけの環境で、生まれて初めて大人しく席に座っていることを強いられているのかもしれない。たまたま座った席が、いじめっ子の隣であったのかもしれない。そうした場合に、じっとしていられないのは正常な反応である。   我々は、病気のレッテルを貼る前に、その人を取り巻く社会や周囲の人間との関係性を問わねばなるまい。   精神疾患の分類(ICDやDSM)を見ると、脳に器質的な問題のある精神及び行動の障害とある。確かに脳に先天的な器質的な問題があるなら、それを障害と呼ぶことは許される。しかし、我々の科学では、脳の萎縮といった明確な特徴以外、何の手がかりも持っていないのである。ましてや、何の検査方法も持たない精神科医に脳の器質的な問題を診断することなどそもそも不可能である。   精神医学は、精神疾患が脳の器質的な問題であることが、精神や行動の問題を医学が扱う唯一の理由(薬物療法を正当化する唯一の理由)であるが、誰もそれを証明できないという致命的な矛盾を抱えて居る。心理分析や社会精神医学であればまだその存在意味はあるが。   脳の萎縮にしても、個人により程度の差こそ老化と共に誰にでも起きる事である。 私の母も年老いて、直近の記憶が覚束ない。 しかし、昔から習慣としてやってきたことは出来る。今のところ生活に問題はない。 現代の下げられた診断基準によれば、私の母も認知症と診断されるのかもしれない。   この社会では、職場や学校に適応することが第一とされる。 最近の医療化の流れの中で、医学的治療は、職場や学校に復帰すること(環境に順応すること)を目的として行われる。 お父さん眠れてますか?という自殺対策における精神科受診キャンペーンは、薬を飲んでまで、お父さんに更に頑張れといっているように私は思う。 それはまるで、戦場で傷ついた兵士を早く戦場に送り込むための治療である。 確かに、医学モデルは軍隊モデルである。   医療化が急激に進むこの流れはやばくないか? この国の大好きな全体主義が忍び寄ってはいないか?   この問題は単なる医療の問題ではない、医療化が進むということは、個人の自由と権利を保障した民主主義をも脅かすことである。医学はすぐに権力と結びつく。     この問題に関して、私が知る限り、この日本で一番語れるのは、野田正彰氏である。 今度の土曜日、野田正彰氏をお迎えし、お話を伺います。 野田正彰講演会(新大阪)2月25日   3月26日大阪で減断薬の為の基礎知識セミナーやります。 オルタナティブ協議会は市民による自助グループです。どなたでも参加できます。勿論、医療者や福祉職も大歓迎です。共通の理念を理解したうえでの参加をお願いします。 全国オルタナティブ協議会HP また、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。 オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。        

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  • 14 Feb
    • 薬を飲む飲まないは自分で決める-それは快復への第一歩

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、長野new!! 減断薬読本購入希望の方 薬が役に立っているかどうか? それが分かるのは薬を飲んだ本人だけである。   医者も含めて他人が、本人以上にわかるはずなどないのである。 ましてや、体重40kgの人と80kgの人が同じ用量で良いわけはないし、3分診察で効果(副作用)を聞き取れるはずもない。 これが、リカバリーモデルがセルフケアを重要視する理由の一つである。医者の処方を絶対視する医学モデルでのリカバリーモデルなど意味不明である。   精神医療のこうしたデタラメ薬物治療を支えているのは、この社会の馬鹿げた薬信仰と医者信仰のみである。 だから、無能な医師ほど、周辺の人間が薬を学んだり、診断に口を出されることを異様に嫌がり、権力をかさに周囲を恫喝する。 怒るのは自分が無能であることに実は気が付いているからだろう。 権力を振りかざす医者にモノ言えない、この国の医者(専門家)信仰は重症である。   これほど、薬を強制しているのは、この国だけ。 他の民主主義国では、本人が薬を飲む飲まないを決める権利はまだ守られている。   無理やり服薬などさせていないと反論する医療職、福祉職もいるだろう。 しかし、あなた達のやっていることは実質、強制である。 手のひらに薬をのせて置いて、大勢で取り囲み、さあ飲まないといけませんよと言ってるようなものだ。これを強制と言わないのは詭弁である。   先週、保護室にいる青年に会いに行ったが、なんと水に混ぜられ知らぬうちに強烈な睡眠薬(バルビツレート酸系麻酔薬)を盛られていた。(これは明確に違法。警告したので改善されたようだが。)   高齢者施設や病院では、医者というよりも看護師や職員が薬を飲ませたがる傾向もある。 患者一人当たりの担当者数が少ないというこの国のシステムの問題もあるが、結局、後で自身の首を絞めることになる。結局、自立する力をどんどん奪っていくだけである。 その場しのぎが、更なる悪循環を生む。 本来なら、言い訳しながら薬を飲ませる前に、このシステムを変える運動をするべきである。そのお手伝いならいくらでもするが、本気でそこに取組もうとするコメディカルは殆ど居ない。 言い訳は通用しない。強制服薬は、重大な人権侵害である。   この自分で薬を飲む飲まないを決めることを周知徹底出来たならば、それは計り知れない効果を生む。無駄な薬害を減らし、副作用の苦しみを減じるのはもちろんだが、薬を飲む飲まない(減薬においても)を自分で決めることは、その後の快復への第一歩なのである。 自分のことは自分で決めて、責任をとるという大目標の第一歩である。   我々の提供する減薬の知識は、あくまで自己決定に資する情報提供に過ぎない。 3月26日大阪で減断薬の為の基礎知識セミナーやります。 オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。   全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。 全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HP また、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。

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  • 13 Feb
    • この恐ろしい理不尽とどう向き合う

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、長野new!! 減断薬読本購入希望の方   最近の相談は苦しい。 薬の副作用や離脱症状のことだけやっていれば、ここまで苦しくはない。 私の守備範囲が薬やその症状に関することだけにとどまっているならば、それは治療と称してただひたすら症状を消そうとする精神科医とあまり変わらない。 だが、いったん精神症状を人生のクライシスにおける正常な反応と捉えたとたん、その人の人生そのものに触れることになる。 病気や薬害なら半分諦めがつくものが、諦められなくなる。相談してるほうも相談を受けるほうも苦しい。 その相談の現実はあまりにも厳しい。 薬で我を失っている間に命を落とした人。 薬で我を失っている間に人を殺めてしまった人。 責任は全て本人が負わされる。 これほど恐ろしいことはあろうか? これほど理不尽なことはあろうか? けれども、私の周りではそれ程珍しいことではない。 程度の差こそあれ、毎年、数千人いや数万人単位で起きていることなのである。 50歳以上の皆さんは知っているはずだ。 かつての凶悪犯罪の殆どが、覚醒剤などの中毒者によって引き起こされていたことを。 現在の凶悪犯罪は、その多くが精神科通院歴のある精神疾患患者によって引き起こされている(マスコミ報道によれば)が、かつてはこれほど頻発していただろうか? 抗うつ剤も、ADHD治療薬も、その賦活作用からいえばエビリファイも、覚醒剤(医学用語)である。このイメージは、リタリン(コンサータ)とコカインのドーパミン神経活性の比較。同じですね。 SSRIで人格が変わった青年は、人を殺め今も刑務所に居るが、そこでも向精神薬を服用し、今度は自死を試みた。しかし、薬を止めてみると彼の人格は元の温和な性格に戻ったのである。彼は取り返しのつかないことをしたが、果たして、それは彼だけの責任か? 違法薬物は、本人が好きでやっていたということであれば、本人の責任で良いと思うが、彼が飲んでいたのは治療と称した処方薬である。彼もまた被害者の一人である。 彼がそこから出てこれるのは20年後か30年後か。 この現実にどう向き合えば良いというのか。 彼に限らず、向精神薬ユーザーは、その服薬中、様々な失敗をする。 結果、人々から、厄介な人とのレッテルを貼られ、周囲との良好な関係性を失う。 その経験が、その後の快復の大きな妨げとなる。 減薬して正気を取り戻したあとに、悪化した現実とその忌々しい記憶に苦しむのである。   参考までに、 ブロイラーは、その統合失調症研究の中で、次のように述べている。   〇統合失調症の悪化後(重症の患者)に医学的な治癒があるかどうかについては異論がある。以前患者であった人が完全に就労可能となり、彼等自身も気分良く感じ、近親者に健康であるという印象を与え、医師による経過観察においても精神病的現象がもはや証明されないという意味での治癒はしばしば認められる。しかし、以前患者であった人は、疾患があった時の出来事を主観的に判断し、彼らが客観的に望ましいと思われる”病識”に達することは稀である。妄想に近い、現実から遊離した態度は存続している。分裂気質や温かさやリーダーシップを欠く、奇妙な本態がみられる。しばしば過激で易刺激性のままである。しかし、これらの後遺症は、その大部分があらゆる精神病であった最中の不気味で恐ろしい体験の心理学的に了承可能な結果である。これらは、治療後における社会的状況の変化の結果であることもしばしばある。近親者は及びその他の人々は彼らを不信と不安をもって迎えることがしばしばである。多くの場合、彼は地位を失っており、離婚されてしまっている。我々はこれらから直ちに”欠陥”および統合失調症が慢性に存続していると解釈することが無いように注意しなければならない。 軽度の慢性状態では、多くの患者は妄想観念および幻覚、滅裂思考にもかかわらず、社会的にはなお有能で、就業可能である。E.ブロイラー  快復を目指すということは、自分自身でこの現実と過去に向き合うということである。 我々に出来ることはそれ程ない。 我々は無力であるが、少なくとも我々の仲間は、薬の影響もそれに続く不幸な出来事も了承出来る。我々は良き理解者になり得る。   そして最大の効用は、共に楽しい未来を形作ることで得られると私は信じる。 オルタナティブ・ストーリーは、そうした未来からしか描けない。 それを実現するために、我々にはこの理不尽な現実を理解する仲間がもっと必要なのだ。   全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。 全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HP また、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。 さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。

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  • 09 Feb
    • 21世紀になって突然現れた治らないうつ病患者ーこれを異常と思わない異常

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、長野new!! 減断薬読本購入希望の方   公立学校教諭の休職者の推移 1984年から2011年にかけての全国の公立学校教諭の休職者数の推移。精神疾患以外の休職者が3000人程度で横ばいであるのに対し、精神疾患を理由とする休職者は、1000名から5000名強に急増している。 精神疾患による休職者が激増したのは、1996年あたりから、1996年は心療内科が標榜科として認められ、町中に精神科クリニックが乱立し始めた時期である。   さらに、精神疾患を理由とする休職者5000人のうち、約1000人(20%)が退職、43%が休職継続、37%が復職という状況である。 全国9万人の公立学校の教諭のうち、毎年、約5000人が精神疾患を理由に休職し、約1000人が退職し、約千人が新しく休職している事になる。   (2011年度) ある地方公共団体(地方公務員の長期休職者)の状況   こちらは、ある地方都市の公務員の長期休職者の内訳である。精神疾患を理由とする休職者は、休職者全体281人に対し、160人(57%)を占めている。     精神疾患を理由とする休職者160人の内訳は、休職継続が51人(32%)、再発が43人(27%)、新規が66名(41%)となっている。   精神疾患を理由とする休職者の転帰は、復職が79人(50%)、退職が18人(11%)、継続が63人(39%)となっている。   例年同じような数で推移しているとの証言によれば、復職者79人のうち、約半数の43人が再発し、再び休職していることがわかる。 毎年約160名が休職し、18名が退職し、約半数が復職するが、その半数は再び休職することになる。 まとめ 20世紀の終り以降、突如として増えたうつ病患者、その他の理由による休職者の数が横ばいなのにたいして、精神疾患による休職者の増加はあまりにも不自然である。しかも、その休職者の転帰はすこぶる悪い、公立学校の教諭、地方公務員という比較的身分保障の充実した職場においても、それぞれ5人に1人、10人に1人の退職者をだしている。再発を除くと、職場復帰はせいぜい4人に1人ということになる。治るはずのうつ病でこの数字は、あまりにも悲惨である。少なくとも、精神科治療が役に立っていないどころか、害を及ぼしている明確な証拠である。   このデータだけでも、もはや明確でしょう。   全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。 全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HP また、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。 さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。

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  • 08 Feb
    • 怒り再びー彼女を殺したのは誰だ

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、長野new!! 減断薬読本購入希望の方  2か月ほど前に関西のサードオピニオンに参加していた女性。   薬飲みたくないと言っていた。 薬の為に活舌は悪かったが、退院したばかりで、家族との生活の問題など自分から積極的に話してくれた。嫌なら薬は飲まなくて良いんだよと言ったらとても喜んでくれた。   先ほど、彼女を紹介してくれた女性から連絡があった。 彼女は亡くなったそうだ。   検死の結果、異物が喉や肺に詰まって窒息死したらしいとの事。 誤嚥性肺炎である。   このグラフは、精神科病院(都立松沢病院)での死因と日本人全体の死因との割合を示したグラフである。精神科病院での死因は、肺炎が突出しているのがわかる。 この肺炎とは、誤嚥性肺炎である。 もちろんこれは、抗精神病薬の副作用。主にリスパダール系(ゼプリオン、インヴェガ)に多い。     こちらは、死亡年齢の比較である。米精神医学会が2008年に向精神薬ユーザーの寿命が15年~20年短いことを報告したが、これはそれを裏付ける。     こんなにはっきりとデータに出ているのに、なぜ問題にならないのか。 精神医療にも怒りを感じるが、これを放置する国、さらには気が付かない国民にも怒りを感じる。   一部の精神疾患患者の話だと考えているとしたら、大きな間違いだ。 リスパダールは、高齢者施設でも、児童福祉施設でも濫用されているし、発達障害と診断されて居る子供にも簡単に処方されている。 睡眠薬が効かなくなった際の睡眠薬替わりにも。 FDAの副作用データベースには、この薬が適応外で濫用されている事実が示されている。 (リスパダールの疾患別副作用報告数)     リスパダールが発売された時、医療者のみならず福祉職の人たちは、魔法の薬が出てきたと思ったのだそうだ。 今まで、廃人同様だった患者が起き上がり話し始めたからだ。 それは、それまで使われてきたセレネースが酷すぎて、単にドーパミン遮断力が弱くなっただけである。その代わり、誤嚥性肺炎やホルモン異常など新しい問題に置き換わっただけである。   彼女は、患者としての人生ではなく、別の人生を送れた人だと思う。 一体何人の人生を奪えば気が済むのか。 人殺しは、精神科医だけではない。薬を飲め飲めと進めたコメディカル、家族、教師やスクールカウンセラー、福祉、製薬会社に媚びを売るマスコミ、行政そしてそれを許す我々市民全員だ。 良識派精神科医も同罪だ。いや、精神医療に期待を持たせている分、重罪だ。 お仲間の人殺しを放置しておいて、何をやろうと無駄である。 これは医療過誤でも何でもない、人権侵害(殺人)である。   この記事の内容のまま、国(厚労省)に直談判に行く。     全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。 全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HP また、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。 さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。    

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  • 07 Feb
    • 2月~ オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会のお知らせ

      オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会の勉強会・サードオピニオン会のお知らせオルタナティブ協議会編集 減断薬読本をご希望の方はこちらからオルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会の勉強会・サードオピニオン会はどなたでも参加できます。(各地のサードオピニオン開催をお手伝い頂ける方を募集します。全国オルタナティブ協議会HPからお問い合わせ下さい)~私たちが目指す回復のかたち~○サードオピニオン会とは・・サードオピニオン会の理念と目標「新たな視点からの選択と対話による回復」What's New!!!2/25 治療より快復を目指すオルタナティブとは-野田正彰氏講演会-3/12 サードオピニオン会in茅野(長野)サード・オピニオン会の開催予定三鷹(東京) 葛飾(東京) 館林(群馬) 未定筑波(茨城) 未定二俣川(神奈川) 3/5相模原(神奈川) 2/16藤沢(神奈川) 3/15大阪(本町)   2/24名古屋(愛知)  2/18西宮(兵庫) 2/23  3/23福岡   2/27  3/27  4/24佐賀 2/28  3/28三島(静岡)  未定高松 未定徳島 未定茅野(長野)  3/12中津川(岐阜) 未定 下呂(岐阜) 2/19学会・講演会関西オルタナティブ協議会【オルかん】主催イベント2/25  オルかんクラブハウスプロジェクト2/25  オルかんサルサワークショップ(うつ病撲滅)2/25  治療より快復を目指すオルタナティブとは-野田正彰氏講演会-3/22 オルかんクラブハウスプロジェクト企画会議(予定)3/22  オルかんサルサワークショップ(うつ病撲滅)(予定)3/25  精神医療わりと不要論-小田陽彦氏講演会ーオルかんクラブハウス関連企画減断薬の為の基礎知識(お薬を深く学ぶセミナー)3/26  減断薬の為の基礎知識(お薬を深く学ぶセミナー) in 関西(予定)クスリに頼らないオルタナティブ講座

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  • 02 Feb
    • かくも厳しくて、かくも楽しきプロセスークライシスをチャンスに変える

      家族の12回目の命日を迎えた。 長かったのか、短かったのか良く分からない。 ただ、私自身がこのところ大きく変わった事だけは事実である。   この間、大勢の人から、数えきれないほどの怒りや悲しみのストーリーを聞いた。症状の話ではなくて、その人の人生の話だ(症状は実に当てにならない)。 何が間違っていたのか、誰が間違っていたのか。 この10年、個人的にも社会的にも、あまりにもデタラメがすぎて、それを正すことに躍起になった。幾つかの成果は得たが、所詮、砂漠に一滴の水を垂らすようなものであった。   家族を死なせた薬はついにこの世から消えた。 家族をこの薬禍に巻き込んだ薬にも規制の手が入った。 けれども、その改善の何倍ものスピードで状況は悪化している。 まるで、もぐらたたきだ。 結局、改善したように見せかけながら、その裏では、新たな由々しき事態が形を変えて津波のように押し寄せている。最大の由々しき事態は子供の薬漬け、統合失調症薬の適応拡大である。措置入院の管理強化など懸念事項には事欠かない。   正直、無力感にさいなまれる。 かつての社会運動家がそうであったようにこの場から降りたくなる。 確かにベゲタミンはこの世から消えた。けれども、そもそもこの薬は半世紀以上前に消えて無くなるべきものであった。デパスもはなから向精神薬として危険性を周知されるべきものであった。 失ったものは何も帰ってはこないし、この過ちを生んだ社会構造も市民の意識も表面上何も変わっていないように思える。 この怒り、悲しみには終わりがない。   悲しみを怒りで消そうとしたが、怒りはさらなる悲しみを産んだ。 それが、さらなる怒りを生む。   しかし、皮肉なことに、巨大に膨れ上がた怒りが、私の後半生を切り開く原動力となった。がむしゃらに動いていくうちに思いもよらぬ世界が広がったのだ。 今、私には新たな人生が与えられた。 それは、苦しいが小さな喜びに満ちた人生。 私を怒りや悲しみの渦から引き揚げてくれたのは、日々の生活の中で皆から与えられた小さな喜びである。いつの間にか、周りには沢山の快復者がいる。 怒りで精神医療を糾弾するより、実に効果的で、やりがいがある。   方や、薬の減断薬が終わり、自律神経も整い、バイタルサインは健康人そのものであるにもかかわらず、なかなか新しい一歩が踏み出せない人がいる。 (原因不明の化学物質過敏症や知覚過敏のような症状を呈する人が多い。特に女性。) その人たちの多くに共通してみられるのは、 その人たちが、いつまでも怒りと悲しみに囚われている姿である。   怒りや悲しみは、快復への第一歩として必要不可欠なプロセスであるが、次のステップに行くためには、その克服(受容)の作業が必須である。 間違ってもそれは、忘れようとか、誤魔化すということではない。   呼び方は、アダルトチルドレンでも複雑性PTSDでも良いが、 親の責任、社会の責任、他者の責任を糾弾するだけでは、快復はない。   快復者の多くに共通しているのは、どんな怒りや悲しみに満ちた生活の中でも、些細な喜びは見出していることである。 オルタナティブ・ストーリー(苦しみの物語を、克服の物語に書き換える)を描くには、今、現在の小さな喜びのある日常が必要なのである。 悲しみは怒りでは消せないが、喜びの力は絶大。10の悲しみも1の喜びで報われる。 身体症状まで改善する。 笑いが、免疫力を高めるのは、真実だと思う。   薬がきっかけで不調をきたした人々。 その多くは、薬を減らしただけで快復する。そもそも病気でも何でもないからだが、その人たちもまた、日々の生活の中で小さな喜びを持っている。 その小さな喜びで、人は驚くほどの快復を見せるのだ。 元の健康を取り戻したわけでもない、元の仕事に戻れたのでもない、結婚できたのでもない、子供を授かれたわけでもないのに。   その小さな喜びは、実はそれほど遠くにある訳ではない、 ちょっと手を伸ばせば掴めるはずの喜びに手が延ばせないのはなぜだろう。 その最大の要因は、いつまでも他者の眼差しの中でしか自分を評価できないことにある。心理学でいう問題の内在化/外在化である。 最大の壁は、社会から押し付けられた言説の数々である。幸せの定義から、感情の表現の仕方まで、我々は他者から押し付けられた言説の中で生きている。 その不幸は、人から押し付けられたもの。 それほど健康でなくても、所謂勝ち組でなくても、結婚できなくても、子供が居なくても、喜びを得ることは可能である。   他者から押し付けられた言説を払いのけるためには、今まで目を背けてきた自分に向き合う必要がある。 いや、これまで様々な言説を押し付け、自分を支配してきた人や社会とも向き合う(もしくは離れる)必要がある。その過程は厳しいが、その取り組みを強力に支える関係性や様々な選択肢は、快復を強力に後押しする。   そして、一旦覚醒してしまえば、人生は激変する。 クライシスを克服すれば、人はクライシスに陥る以前より、ずっと楽に生きられるのだ。 だから、クライシスはそこにたどり着くためのチャンスである。 普通を装い、世間のしがらみに翻弄されながら、ギリギリの精神状態で生きる人々が可哀そうに思えてくる程である。   精神医療が社会の鏡ならば、こうした取り組みの方がずっと社会を変える力がある。

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  • 19 Jan
    • 医療/支援職にとってのオルタナティブ

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、茨城new!!減断薬読本購入希望の方 当人が覚醒するには、自己決定を行える環境・関係性が不可欠。特に重要なのが、周囲の人々との支配・被支配を排した平たい関係性が必要であるが、ここで問題となるのが、当人と医療職や福祉職(支援職)との関係性である。 医療(医学)モデルではなく、右のモデルでないと当人の覚醒は起きない。自分が快復不能な患者(障害者)であるという洗脳から抜け出ない事には快復はおこらない。 オルタナティブ活動では、医療や福祉を排除したいのではない。我々はそのあり方を問いたいのだ。実際、お手本にしているイタリアの精神保健改革においても、医者の役割はもちろん大きい。ここは、本当に難しい。幾ら医者自身が、対等だと言っていても、その場に医師が居ると自然とその人に頼ってしまう。逆に、医療・福祉に酷い目にあった当人や家族の中には、その人の人間性は無視して、精神科医だという理由だけで、ひたすら排除しようとする人もいる。 日本人には、とてつもなく強固な専門家信仰がある。いまだにTV番組では、コメンテーターとして医者が重宝がられ、医者のいうことは信用できるという前提のメッセージが垂れ流されている。そもそも、この国の公的教育もこの医療(医学)モデルである。我々は、物心ついたころから、人と比較し、勝ち組になるために競争させられ、自分を押し殺して群れていくことを教育される。 根本は、その人の持つそもそもの人間性の問題ではない、そういう風に教育されているのだ。だからと言って、かえって患者を傷つける今の医療・福祉が正当化されるものではない。逆に、中途半端な優しさが被害を拡大しているところが、この問題の根の深さである。 私の会には、多くのPSW、看護師、医師にも参加頂いているが、一人一人を見ていくと、私を含めて、皆、実際、当事者みたいなものだ。クライシス(危機)は誰にでもある。もっとも重要なのは、その社会的立場より、共に同じ対等な市民であるという自覚である。これは、なかなか難しいことなのだが、ともにオルタナティブをやっていくには、双方に受け入れてもらう以外にない。  医学モデルでの医療者・福祉職のあり方と全く異なる点は、医療も福祉も、当人に選ばれる受け身の立場であることだ。現状の精神保健システムはもともとそうであるはずなのだが、この医療化時代においては、実質的にあらゆる手段が用いられて、なんでもかんでも医療へ繋がれてしまう。そして、笑顔で、お薬飲みましょうねと実質強制されることになる。 もう一つの重大な違いは、そもそもの心の病の概念にある。当人の精神症状を回復不可能な病(障害)であるとする考え方である。現代の精神医学の主張する病気の概念は、快復可能であるとするリカバリー概念と真っ向から対立する。病であることが、医療が関与する最大の理由であるのだから、精神症状を病と捉えなければ、医療はその人に関与する理由も失うし、金儲けも出来ない。*精神科病院を捨てて地域での訪問治療を目指すACTの取り組みも、どこまで行ってもこの本質的な矛盾を解消できない。 そもそも、現在の診療報酬体系は、患者を病気に留まらせ、より危険な治療を行わせる(金が儲かる)システムである。医療保護入院や電気ショックの激増は、その最たる例である。診療報酬以外のやり方で、金が回るシステムを作らねばならないだろう。 いずれにせよ、オルタナティブにおいては、医者は儲からない。なぜなら、多くの患者は快復して患者ではなくなるのだから。オルタナティブに関わる医者には最上級の職業倫理が求められる。といっても、金に困るようなことには絶対にならない。年収2000万が1000万になる程度の話である。福祉にとっては、困難事例により手厚く関われるはずだ。イタリアのように、医療と福祉が50対50であれば、随分と変わるだろう。福祉職にとってオルタナティブは良いことだらけである。*ただし、就労支援の現場などを見ると、その管理仕事の多さに驚く。お役所仕事が原因だと思われるが、この管理コストの高さも、もちろん問題である。 いずれにせよ、生活保護予算の半分、メンタルヘルス関連予算の95%が医療の取り分になっている現況は異常である。 オープン・ダイアローグで、その中心となっている医師は、自分の役割を明確に述べている。自分の役割は、スタッフが金の心配をしないで良いように、資金面での責任を果たすことだと述べている。(治療と言っている訳ではない)*ちなみにフィンランドは、実は精神保健に関しては後進国である。病院システムは強固だし、医学モデルも強い。  私が描いているオルタナティブ活動においても、医療や福祉の役割は明確にある。今のシステムの中でも十分活用できる。ただし、次の点において誓約が必要。・当人と対等な関係性を築けること・快復できると信じること(治療からの卒業が前提であること) 共にオルタナティブを実践頂ける方を募集しています。金は大して儲からないが、確実に感謝と尊敬は得られることは間違いない。 全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。

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  • 17 Jan
    • 何をして貰うのかではなく、何が出来るのかを問う

       サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、長野new!!減断薬読本購入希望の方 社会的入院が問題となり、国も社会的入院の数を減らせと再三再四掛け声をかけている。確かに長期入院患者は漸減傾向ではあるが、その実情は悪化している。 病院からの死亡退院数、拘束数、それから医療保護入院数も激増している。長期入院を減らした代わりに、短期入院(医療保護入院)の回転数を増やしているのだ。さらには、病院の機能を地域にまで広げ、せっせと街角牧畜ビジネスにいそしんでいる。 医師の総数は1996年の22.1万人から2010年の28.0万人と,16年間でおよそ1.3倍に増加している。そのうち精神科医は、同じ期間に9千5百人から2010年の1万4千人と、およそ1.5倍に増加しており、各診療科の中でも医師数の増加率の大きい診療科になっている。1996年とは心療内科の標榜が認可された年で、精神科の敷居が低くなり、精神病院が街中に勢力を拡大していった元年である。 医師養成の教育面では、伝統的な精神病理学を捨て、生物学的精神医学一色のカリキュラムになっていった時代でもある。独学するような奇特な医師以外、この5000人の新米精神科医達に患者は治せない(どころか悪化させる)。 医者にせよ、研究者にせよ、まともなのは、70歳前後より上の世代。その世代と次の世代(現在の精神医学の重鎮)とのギャップは何故生まれたのか、未だに理解に苦しむ。 何度も言うが、統合失調症が一生治らないという言説は悪質な嘘である。10年も20年もうつ病や双極性障害を患うことが異常である。患者として、障害者として生きていく必要がある人はせいぜい1割程度である。 入院していても、家の中で引きこもっていても、デタラメ薬物治療を受けている限り、一生、精神科とその取り巻きの福祉のお世話になり続けながら生きていくほかない。それで本当に良いのか?それで良いならそれでも良い。 けれども、自分の人生を自分で選択することは、その人に与えられた基本的人権の一つである。私は、他者から貼られたレッテルで人生の選択肢(オルタナティブ)が制限されるなんてまっぴら御免である。 薬漬け精神保健システムのもとで生きていけば、行き着くところは、精神科病院か薬漬け高齢者施設である。誰かに一生管理(支配)されたまま、平均より15年~20年も短い寿命でその生涯を終えることになる。 選択肢は別にある。欧米諸国に出来てなぜ我々に出来ないのか。その原因は、お上任せの国民性にもあるだろう。メンタルヘルス予算の95%が医療に分配されている現実。医療も、福祉も、政治も、司法も当てにならない現実。今までの薬害救済運動の歴史をみれば、暗澹たる気持ちになる。私の今までの活動も、幾つかの成果を上げたが、まるでモグラたたきである。結局のところ我が国の精神保健システムは悪化している。正直な話、八方塞がりである。 残された我々の道は、自助努力だけである。志のある人々による実践のみが、社会を変える力を持つのだと思う。事実、欧米の精神保健改革は市民主導である。関連記事-怒りの行方 自助グループでは、何をして貰うのかではなく、何が出来るのかを問う。資格も立場も一切問わなが、この点は譲れない。リカバリーモデルの本人中心主義とは、そういうことである。 全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。

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  • 14 Jan
    • 当事者の為のオルタナティブ

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀減断薬読本購入希望の方 症状を消すことより、症状を自分でコントロールする。押し付けられた言説を書き換え、主体性を取り戻す。自らを灯明として今を生きる精神症状は、脳の異常ではなく、その人の人生の危機に対する正常な反応と考える。 誰かの役に立つ仕事がしたい。それは誰もが持つ願い。それは、精神的な不調を抱えて、ちょっとした躓きから社会から孤立している人々にも共通した願いです。オルタナティブは、そうした人たちに出会いと役割と経験を提供する民間のコミュニティです。ゴールは健康を取り戻し社会に自分自身の居場所、役割を見つけること。全ての参加者は、オルタナティブ活動の中で、セルフケアを学び、働く喜びを共に体験します。他者の役に立つことが自身の快復に役立ちます。 オルタナティブは、医療や既存の福祉サービスと一線を画し、新しい精神保健サービスを提案します。目指すのは、「治療ではなく快復」。ストレングス(強み)は誰にでもあって、障がいがあっても無くても、どんな状況であってもリカバリー(自分の人生は自分で決める)できるということを信じる。それが、コミュニティの中にあって、誰もが回復できる居場所が必要です。自己否定から自己肯定へ、自分が生きていることを実感すること。今起きている人生の危機をどうしていこうかと考える時間があり、病気としても捉えない場があることは、心強く、回復への一歩と繋がる。オルタナティブの最大の特徴は、「精神症状を病気ととらえず、その人の人生の危機(クライシス)と考える」ことにあります。オルタナティブは、医療による『過剰診断』『過剰投薬』を批判し、それぞれの人間を中心に置いた社会モデルに基づいて活動します。オルタナティブは、地域精神保健サービスを「支援を必要とする人々を不必要に孤立させたり、地域社会から排除することなく、彼らのニーズを満たし、潜在的な可能性を支援することを任務とする思慮と責任のある人々のネットワーク」とするリカバリーモデルにそって企画・運営されます。  全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。

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  • 09 Jan
    • うつ病の専門家も発達障害の専門家も何処にもいない

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、茨城new!!減断薬読本購入希望の方 発達障害を認める認めないという議論は不毛である。 発達障害概念は、その特性を持つ人には助けになるというのは間違いないだろう。だが、それを疾病として医療が扱うのは大変危険である。自閉症スペクトラムという言葉が示すように、グレーケースをすべて黒と扱う危険性がある。つまり、ほぼ誰でも診断可能となるのである。 昨日のサードオピニオンでも話題になったが、そもそも最近、児童精神科医を名乗る精神科医が突如として現れた。そもそも、この日本に児童精神科医なんてものは存在しない。 この話をするためには、まずうつ病の問題を論じるべきだろう。うつ病は精神科領域の主要な疾病と皆思っているが、その学会である日本うつ病学会なるものは、なんと2004年設立である。わずか13年の歴史しかないのである。 そもそも、20世紀においては、精神医療は狭義のうつ病(内因性うつ病)を扱っているに過ぎなかった。最近の広義のうつ病など見たことも無い精神科医が専門家として治療に当たったのである。そもそも、突如として現れたフレッシュなうつ病患者など、診たこともないのである。この新しいうつ病概念の専門家など何処にも居なかったのである。ろくに研究する前に、せっせと薬を処方したのである。因みに、日本うつ病学会の前身は、パキシルのGSK社のうつ病研究会である。 本来の流れは、こうあるべきだろう。研究→学会→臨床研究→薬の開発→一般に臨床ところが、うつ病は、薬→一般に臨床→学会→研究と真逆である。信用など出来る訳がない。 発達障害の主要な診断名であるADHDに至っては学会設立は2008年である。ADHDなど、どうやったら疾病として研究できるのか私には理解不能であるが、そこは百歩譲っても、僅か8年の歴史しかないのである。専門家などどこから生まれようか?そもそも、疾病概念としてのADHDをきちんと研究などしたら、論理破たんするしかない。 日本発達障害学会(旧日本精神薄弱研究協会)という古い学会はあるが、その母体は伝統的な精神薄弱概念、知的障害を扱った学会である。 少なくとも、一番きちんと研究をしていそうなのは統合失調症であるが、真摯に患者と向き合いその病を研究したブロイラーのような病理学研究を現在の精神医学は捨ててしまった。デタラメ薬物治療の失敗を、発達障害の2次障害なんていうのは、噴飯ものである。それはただの薬物中毒。かつて、うつ病の薬物治療の失敗を双極性障害と誤魔化したのと全く同じ騙しである。 デタラメを誤魔化すために、治療の失敗を新たな疾病概念にすり替えるのは、この分野の常套手段なのだ。 いい加減に気が付きましょう。 全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。 

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  • 07 Jan
    • 1月のイベント告知

      この1月、2月は月の半分が講演会やらサードオピニオン会で埋まっています。今日は、それぞれの目的について少し解説を加えたい。 1月12日は、相模原で、専門家だけに任せない~患者と家族、地域が望む精神保健~と題した講演会に登壇させていただく。あの内海医師と2本立てです。主催者の尽力で、相模原の当事者、家族会、医療者や福祉職、幅広く告知頂けているようです。実は相模原は私の地元なんですが、この方々は近くて遠い存在でした。欧米の地域精神保健システムの話を中心にオルタナティブの提案をしたいと思っています。 1月15日 新宿減断薬の為の基礎知識(お薬を深く学ぶセミナー)in 東京医者の知らない薬の知識を学ぶことが出来ます。何故単剤で無ければならないか、減らす順番など、基本的な減薬の知識が学べます。減薬すれば良いわけでは決してありませんが、必要な最低限の知識は必要です。 1月22日 名古屋治療より快復を目指すオルタナティブな支援とはオルかなの三橋さんとダブル講演。現在の精神医療を中心とした支援システムとは別のオルタナティブな支援のあり方をお伝えします。治療より快復を目指すオルタナティブが如何に問題解決に近いか知って頂きたい。支援者のみならず、当事者やご家族の参加をお待ちしております。 1月23日 大阪オルかんクラブハウス プロジェクト会議 1月大阪で展開中の当事者による自助企画。本当のオルタナティブの実現を目指します。オルタナティブの理念を実現する最初の施設の開設を目指しています。 1月25日 大阪NPO活動における効果的な告知に関するワークショップ開きます。クローズのイベントですが、オルタナティブ活動に興味があり、社会への周知方法を学びたいという方。メッセージ下さい。 1月28日 大阪治療から快復へ オルかんクラブハウス説明会-公開録画 スタジオシチズンネット配信用の動画録画イベントです。オルタナティブとは何かを知りたい方、どなたでも参加できます。

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  • 02 Jan
    • リカバリー(快復)の手伝いは誰にでも出来る

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、茨城new!!減断薬読本購入希望の方 統合失調症やパニック障害(と言われる症状をもった人)が思春期以降の若い世代に発病することにはやはり何か理由があるはずだ。実際に本人に聞いてみれば、大抵、何かしら理不尽な経験をしている。それを、脳の不調で片づけるのは、あまりにも不遜である。被害妄想、過度な不安や恐怖にはそれなりの理由があると思うのだ。それは良く言われるように経験不足かもしれないし、社会とのコミュニケーションの不足であるかもしれない。 だから我々は、病気の話ではなくて、人生の話をしたいのだ。病気の話ではなくて、人生の話をしたい-オープン・ダイアローグの本質は治療ではない もともと、医療信仰のない人間にとっては、オープンダイアローグの素晴らしさはわかりにくい。そういう人間にとってそれは極当たり前の対応でしかないからだ。逆に、生物学的精神医学に囚われた医療者や患者や家族から見るととても新鮮に映る。オープンダイアローグの動画を見ると、そこのスタッフがこう言っている。「私は、貴方がわざわざ取材に来ている理由が分からない。私たちは普通のことをやっているだけ」オープンダイアローグは、ちっとも新しくない。イタリアの精神保健改革も、反精神医学と言われたレインの試みも、モッシャーのソテリアプロジェクトもあまり変わらない。 治療法が優れているのではない、そこに関わる人々が素晴らしいのだ。その人の快復を信じ、尊重し、その人が安心できる関係性が素晴らしいのだ。私が治す的な専門家は不要である。 サードオピニオン会の理念も全く同じ。快復を信じる人々との対話が、その人をエンパワメントする。勿論、困難な事例はいくらでもある。でも、そうする以外には無いのである。可能性がない方法より、可能性のある方法を選ぶのは当たり前だろう。その人をエンパワメントするのに、肩書(資格)は要らない。いや、無いほうが多分上手く行く。だからと言って有資格者を排除している訳ではない。役割は明確にある。我々が求めているの専門家である前に対等な人間であれと言ってるだけである。 サードオピニオン会は、月に一度の開催だが、この効果を高めるには、それが日常であればさらに良い。今年、大阪で始めるクラブハウスの最大の狙いはそれである。共に暮らし、共に仕事をすることで効果は最大化される。 全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『STOP!強制治療・強制服薬キャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。    

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  • 01 Jan
    • 体は正直だが、心は嘘を付く

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、茨城new!!減断薬読本購入希望の方 様々な理由によって人は心を病む。実際に当事者や家族の話を聞けば、大抵の場合、そこまで追い込まれた理由はある。なのに、落ち込んでいたら抗うつ剤を処方し、混乱していたなら鎮静剤(統合失調症のクスリ)を杓子定規に処方するという愚。人間の心は、こんなに複雑なのに、その解決法がこのように単純であって良いわけがない。 こんな簡単なことに我々は何故気が付かないのだろうか。 最大の原因は思考停止である。結果、自分のことを他人任せにすること程、危険なことはない。自分の専門家は、どこまで行っても自分である。 自分はちゃんと選択していると言うが、我々は、自分で選んでいるようで、ちっとも自分で選んでいないのだ。薬を飲む飲まないは、本来、自分が決めることであるが、頭のどこかで、自分の感覚より、専門家の言葉を信じている。ミシェル・フーコーのいう、社会に遍在する権力の構造のなかで形成されてきた言説に従い、常に権力者のまなざしにより監視され、従順な身体であることを強要され、他者の眼を内在化しているのである。具体的に言えば、「お医者様のいう通り薬はきちんと飲まなければならない」という、社会通念に縛られているのだ。 本来、薬の飲み心地は本人にしかわからないし、役に立っているかどうかも本人にしか分からない。社会通念に縛られていない人や子供ほど、薬を嫌がる。自分に正直であるからだろう。逆に自分の感覚より、他者である専門家の言葉を信じる人から薬地獄に落ちていく。本人が嫌がっているのに、服薬を強要する人々が周囲に居る場合はその転帰はさらに悪い。 デビット・ヒーリーが面白いことを言っている。「SSRIは、処方薬ではなく、市販薬で売った方が良い。何故なら、市販薬であれば、合わなければ薬を飲むことをやめるからだ。」 高齢者施設や児童施設では、施設職員による実質的に服薬が強制されている。仲間が福岡の高齢者施設(デイサービス)に採用され、驚いたのは、利用者さんの血圧が最高血圧が120以下に抑えられ、平均は100前後であったという。その認知機能の低下は、降圧剤の所為なのかも知れないのに。そもそも、高齢者や子供が、服薬するかどうかの選択が出来ないかのような扱いである。そこでは毎日、利用者は同じ席に座り、バイタルチェックと服薬管理から始まる用意されたプログラムを利用者に強いている。そこの施設職員は、自分たちはこの仕事が天職だとうそぶく。死にたいという利用者に寄り添うのが自分たちの役目だとうそぶく。その利用者の認知機能を低下させているのは、死にたいと思わせているのは、自分達であるという疑念はこれっぽっちも持っていない。 わたしはそんな扱いをされる施設に入ることなど真っ平御免だ。 これは医療や福祉での薬物治療だけに限った話ではない。人生の選択を他人任せにしているとそのつけは、必ず心身の不調となって現れる。心は嘘を付くが体は正直である。もっと体に正直に生きれば良いものを、わざわざ自分で自分を縛っていく。その不調は、貴方の生き方が貴方に向いていないという警告である。心と体を開放してあげることが出来たなら、自然治癒力は最大化されるはずだ。 私のことを言えば、この人生で、今が一番健康である。20代が一番不調だった。今現在の方が、遥かにシンプルかつ自由な人生の選択が出来ているからだろう。 オルタナティブ活動で重要視する本人中心主義やセルフケアとはそういうことである。自分が自分の専門家であることを自覚し、正しい知識を得て、自らが自らを救うのである。正しい知識とは、例えば、抗うつ剤は若い人のうつには効果が無いであったり、統合失調症だからと言って、一生薬を飲む必要はない、血圧は個々の人ごとに適切な数値は違う、といった、製薬会社や一部の精神科医がばら撒いた悪質な嘘を根拠を持って否定する知識である。 この国で、オルタナティブが育たなかった最大の理由は、この国がたいへん恵まれていた(従っていれば、思考停止でもそこそこ幸せになれた)ことや、徹底した従順な国民をつくる教育システム、その結果として、個々の人々にそうした自立心が育っていないことだと思う。現代の日本人は、かつてマッカーサーが日本人を12歳と言ったそのままなのだろう。 全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『STOP!強制治療・強制服薬キャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。 

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    • 2017年、時代の後押しを得る

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、茨城new!!減断薬読本購入希望の方 明けましておめでとうございます。 今年で、この問題に取り組みはじめてから、12年が経ったことになります。当初、私を支配したのは、ただ悲しみと怒りでした。失ったのは大切な家族だけではありません。自分の前半生、仕事、地位そして自信とプライドも同時に失ったのです。その後の裁判では、この社会そのものに対する信頼も失いました。底の底、おまけに若さもない。何もかも失って、残ったのはこの頭と体一つ。 今思えば、精神医療のデタラメを追及するには、何もかも失った私が丁度よかったのです。守るものが無いということは、薬の害に苦しむ当事者、その当事者を抱えた家族には出来ない時間とフットワークが私にはあったということでもあったのです。 薬とはなにか?心の病とはなにか?医療とは何か?支援とは何か? 望んでいたわけではないけれども、結果、身軽な私には、こうした問いを考え、確認する時間だけはたっぷりとあったのです。実は、考え始めた当初から、これらの問いに対する考えはあまり変わっていません。当初から、医者はそれ程薬の事を知らないと思っていたし、こころの専門家が医師であることにも違和感を感じていました。99%の確信はあったが、最後の1%を埋めるためにこれほど時間が掛かってしまった。私には、あらゆる反論に対する反論を用意する必要があったのです。何故なら、私には何の肩書も無かったから。薬や心の病を語るには、この医者信仰の強いこの国ではあまりに風当たりが強かったのです。 でも、もう最後の1%も埋めることが出来たと思う。そして、私をこれほど慎重にさせた、その医者信仰こそが、この甚大な被害を生んだ元凶であったことにも辿りついたのです。 わたしの探求がすすむうちに、目の前には、どうしようもない程、悲惨な現実が見えてきました。それは、単なる薬害でもない、医療だけの問題でもなかった。そこに居るべきでない人が、患者として存在し、主体的に生きられるはずの人生を奪われている状況。精神医療とその取り巻きの福祉に一生頼らざるを得ない状況。薬を盲信する医療者や福祉。助けてあげる支援の偽善。何より恐ろしいのは、医療者や支援者に、自分たちが人権侵害をしている自覚が無いことでした。 あまりの問題の根深さにやる気を失いそうになったけれども、探求の末に辿りついた海外の事例に、私は勇気づけられました。特に、イタリアの精神保健改革のことを知った時には衝撃が走りました。「精神症状は、その人の人生のクライシスにおける正常な反応と考える」解決策は、治療ではなく、快復であることに気付かされたのです。 そして、米国の当事者運動の歴史は、私の10年の歴史が経るべきプロセスであったことを教えてくれた。彼らが生んだリカバリーモデルには、専門家による治療がかえって害を及ぼすことが明示され、助けてあげる支援の害も明示され、そこから如何に快復するかという基本原則が示されているのです。 さらには、ウィタカーが示してくれた研究や、かつての精神病理学の大家たちは、環境や人間関係が改善されれば、精神疾患がそれ程、転帰が悪いものではないこと、薬物治療の転帰が却って悪い事を教えてくれました。 オルタナティブ活動は、こうした私の探求、この10年の集大成です。そしてこれは、精神保健改革の王道であり、理想の形であり、実現可能な取り組みです。もはや、そこに何の迷いもありません。 これは患者、元患者、家族の共通の悲願なのです。皆、この酷い現実の中で、思考能力さえ奪われ、気が付いていないけれども。無謀な取り組みだとまた批判されているが、なにも恐れる必要はありません。何故なら、オルタナティブを必要としている人々は、私同様、もともと何も持っていないのです。 誰かに作ってもらうのは、いい加減にあきらめた方が良いと思う。どんなに予算をつけたって、潤うのは医者とその取り巻きだけなのです。それも十分に確認しました。肥大化して硬直したシステムを方向転換させるのは至難の業。小さく生んで、大きく育てるほうが得策です。結局、自分の居場所は、自分で作る以外ないと私は思う。 リカバリーモデルの素晴らしいところは、誰かの希望を実現するための相互援助のスキームが組み込まれていることにあります。つまり、自分の居場所を自分で作るというプロセスが、相互援助の原則のもとで、そのまま回復のプロセスだとしているのです。個々の快復を目指すことと、この社会における精神保健の改革は同時並行で実現できるのです。 今年、オルタナティブは、倍々ゲームで展開すると思う。同志募集中です。 全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『STOP!強制治療・強制服薬キャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。 

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  • 30 Dec
    • それでも人生にYESという-ビクトル・フランクル

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、茨城new!!減断薬読本購入希望の方 野田先生に借りたビクトル・E・フランクルと野田先生の対談のDVDを拝見した。 精神科医同志の対談であるが、当然、脳の病気の話など何処にも出てこない。人間とは何か?人生の意味とは?苦しみや不安とは何か?を語っている。 ナチの収容所を生き抜いたビクトル・フランクルの経験は、その後の彼の治療法(ロゴセラピー)にそのまま反映している。 野田先生がビクトル・フランクルに訊ねる。「家族が皆亡くなったことを知った極限状態の中で、どのような気持ちで仕事をされたのでしょう?」ビクトル・フランクルはこう答える。「ただ意味ある人として仕事をする事によって私は救われたのです。」 ナチの収容所では、クリスマスに何人か解放されるとの噂がたち、それがただの嘘であることが分かった時、大勢の仲間がバタバタと死んでいったという。かたや、ビクトル・フランクルは、収容所の中で、自分が生き残り故郷のウィーンで、聴衆の前で自身の経験を語るという場面を繰り返し夢見ていたという。そして、生き残った仲間もまた、皆、心の中に何かしら生きのこる理由を持ち続けていたという。 確かに人は、絶望した途端に死ぬ。 比べるのも恐れ多いが、ビクトル・フランクルと同様に、私もピンチなればなるほど仕事をする。ピンチを意味あるものに変えるためだ。自分で自分が生きる意味を創造していく。それは大きければ大きい程良い。少々寝なくても平気である、何故なら、それだけ生きていく理由が増えるのだから。 どんなに絶望的な状況でも、自分の人生にYESという(ビクトル・フランクルの言葉)。この姿勢がその絶望的なクライシスをチャンスに変えるのだ。 誰もが、なりたい自分さえ持ち続けていれば、生きる理由が生まれる。だから、打ちひしがれたその人にかける言葉は、その症状など関係なく、常に「君は、どうなりたいですか?どうありたいですか?」である。 オルタナティブでは、なりたい自分を提示し、その実現の為に周囲の相互援助を受けることが出来る。これはストレングスモデル(米国の地域精神保健の中核をなすリカバリーモデル)そのものであり、そして、ビクトル・フランクルの提唱したロゴセラピーの真髄でもある。 オルタナティブ活動を通して、愚直なまでに、これを貫きたいと思う。 全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『STOP!強制治療・強制服薬キャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。

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  • 26 Dec
    • 怒りや悲しみを糧として生きる

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、茨城new!!減断薬読本購入希望の方 この国に生まれた不幸の一つは、改革の先導役たるプロ市民とでもいうべき問題に精通した市民による市民運動が欠落していることだと思う。 エンパワメントという言葉を生んだ米国の当事者運動、黒人の人権運動から始まり、同性愛者、障害者の当事者運動が社会を変えていった。障害者の家族は、自分たち亡きあともその子が暮らせるよう、自ら授産施設を構築していった。 我が国の精神保健における家族や当事者運動は、私からみれば絶望的にパワーレスに感じる。浦河のべてるの家はそれなりに機能しているようだが、それがこの国の精神保健システムに大きな影響を与える社会運動に育っている訳ではない。 諸外国において、(精神医学とそれに支配された精神保健に対する)オルタナティブは、普通に存在している。精神科病院を無くしたイタリアはその最たるものだが、バザーリア達の改革を支えたのは、やはり家族を中心とした市民運動であった。 オルタナティブは、怒りから生まれる。怒りは、全ての感情の中で一番強力である。私の被害者運動の力の源泉も、既存のシステム、社会、そして自分自身に対する怒りであった。ホメオパシーを生んだハーネマンは、精神科病院の残酷な光景を見た怒りからその取り組みを始めた。また、リカバリーモデルを生んだ当事者たちのストーリーにおいても、自分たちの受けてきた精神医療とその保健システムへの怒りが最初にあった。 怒りはそれに支配されてはならないが、それがなくては始まらない。このただただ理不尽なシステムに抗って生きるには、怒りは必要不可欠なのだ。血の吹き出るような怒りを収めた後の大きな傷跡が信念を生む。中途半端な形だけ輸入したリカバリーモデルやオープン・ダイアローグなど何の意味などないのだ。その背後には、大きな怒りや悲しみがなくてはならない。そうでなければ、また既存権益に迎合し、中途半端に終わる。 悲しみや怒りは消すものではない。それを受容して生きていく。それがリカバリー(快復)である。 薬でそれを消すのでもない、自分でコントロールするのだ。悲しみや怒りは、避けようとしても、必ず追ってくる。それに対峙する以外の方法など実は無いのだ。 ならば、悲しみや怒りを糧にして、喜びや安心を得るためのエネルギーに変えたい。そして小さな喜びを得た時、過去の悲しみや怒りのストーリーは、克服のストーリーに変わる。 全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『STOP!強制治療・強制服薬キャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。   

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  • 15 Dec
    • 対処療法を解決策とするお馬鹿社会ー本末転倒

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、茨城new!!減断薬読本購入希望の方 自死対策を精神科医に任せるとはどういうことだろう。薬物治療しか能のない精神科医に出来ることは、死のうとする元気がなくなるほど薬を盛ることぐらいである。そして、うつ病は自死の原因だから、うつ病対策が自死対策となるという。 21世紀に入って突然現れた治らないうつ病患者たち。これはいつもの公立学校の教職員のデータ。公立学校の精神疾患での休職者は、1000人から5000人、なんと5倍になった。因みに毎年5000人のうち1000人が退職している。精神医療が、うつ病を治していないことは明白だ。治していないどころか、うつ病患者を増産しているというのが真実である。このデータを見て、おかしいと思わないのが不思議である。本当にこれだけのうつ病患者が増えたのならば、公立学校の教職員の職場環境に問題があるということ。ならば自死対策は、教職員の職場環境の改善である。実際に、ここ数年、僅かではあるが、うつ病患者の減少と共に自死者も休職者も減少に転じた。つまりこういうことだ。 国がメンタルヘルスの対策をすればすれほど休職者や障害者が増え、自殺者を増やしている 話を自死対策に戻せば、自死対策を精神科医に任せるということは、究極の対処療法である。その対処療法がうまく行っていれば良いが、結果は最悪である。もう一つ、ある地方自治体の地方公務員のデータを確認したが、同じであることを確認した。 自分達の同僚が次々と休職し、その多くが退職に追い込まれている。2000年以前には、こんな現象は起きていない。不思議に思っていないのだろうか?何かが間違っていることに気が付かないのだろうか? 同じことは、日本社会全体で起きているのである。身分保障の一番充実した公務員でさえこうである。一般市民で考えるだけで恐ろしい。明確になっている被害だけで既に100万人を超えている。 同じようなことは様々な分野で起きている。いじめ対策を精神医療に任せる愚ひきこもり対策を精神医療に任せる愚子育てを精神医療に任せる愚キャンブル対策を精神医療に任せる愚司法判断を精神医療に任せる愚高齢者介護を精神医療に任せる愚 精神症状を脳の病気と捉えた瞬間に、問題はその人自身だけに押し付けられる。その人を追い込んだ社会や学校、家庭の問題は何処に行った。精神症状をその人の人生の危機と捉えるならば、対策は全く違ったものになる。対策は、その人を追い込んだ社会や学校、家庭の問題を改善することになる。 精神科医の中にも、まともな人は居る。その人が問題に取り組むことには異存はない。しかし、押し付け医学モデルや薬物療法に異を唱えない医師や専門家を私は信用しない。中途半端な良心派はかえって有害である。なぜなら、その信用は市民の覚醒を遅らせる方向に働くからである。 たった4mgのセレネースで、健康人の50%がアカシジア(居ても立っても居られない精神状態になる)症状を呈するのである。その困難事例の多くは、そのデタラメ薬物治療が引き起こした結果である。 全てのデータをまともに読めば、この15年の精神科薬物治療が悲惨な結果しか生んでいないことは明確である。それでも、大人ならば何とかリカバリーすることは出来る。子供時代から、この薬禍に晒されたケースがリカバリー可能かどうかはわからない。 これは重大な人権侵害、犯罪である。 全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会に参加お願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『STOP!強制治療・強制服薬キャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。

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  • 13 Dec
    • 相互援助の原則(支援者は受益者であること)

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、茨城new!!減断薬読本購入希望の方 リカバリーモデルの最大の醍醐味は、『相互援助の原則』ここにあると思う。ジュディ・チェンバレンは、著書の中で、オルタナティブの中核は、当事者同志中で構築された相互援助の関係性の中でしか覚醒は起きないという。 ⑦相互援助を基本とすること-全国オルタナティブ協議会HP(オルタナティブの基本原則より) 援助を受けることには、依存心を助長し、自立心や自尊心を喪失させる側面がある。逆に援助を与えることには、積極的な意識を高める側面がある。参加者は互いに援助され援助する関係性を構築する。他者を援助できたという自信から、自分の人生を自分で決定しようとする意識が高まる。*これを覚醒と呼ぶ 専門家と患者という関係性の中では、覚醒は起きない、何故なら、そこには純然たる助ける側と助けられる側という縦の関係性が存在しているからだ。 ジュディ・チェンバレンは、当事者同士のコミュニティで無ければ覚醒は起きにくいと言っている。それはそう思う、だが、私はもう一歩先に行きたい。当事者同士というより同じ一市民として対等であれば良いと思うのだ。 当事者でない人など居ない  つくづく思うのは、精神症状を発症していようがなかろうが、クライシスはクライシスなのである。その人の快復を突き詰めていくと、まず快復せねばならないのは周囲の人間であることの方が多いのだ。統合失調症は、家族で一番優しい子が発症するという意見があるが、ある意味それは正しいと思う。  今、私の周りには、まさにクライシスにある人が何人かいる。なんとか踏みとどまってはいるが、予断は許さない。物理的な距離がもどかしい。いや、例え傍にいたとしても、やれることは限られる。 助けることはできないが、利用してもらうことは出来る  助けることは不毛である。これを言って、何人ものひとが去っていったが、ここは譲れない。自分で出来る最大限のことをやってはいるが、それでも、脱落していく人は必ずいる。それは忸怩たる思いであるが、やはり、どこまで行っても私は無力なのだ。唯一残されたやり方は、出来ることだけ明示して、私を利用してもらうことである。明示したこと以外のことは出来ないし、やれば無責任の極みである。 利用されることが私の快復(リカバリー)  私は、とてつもない間違いを犯した人間である。どんなに反省しようが、悔い改めようがその罪が消えることなどない。過去は変えられない。誰かの役に立つことでしか、この痛みは和らがない。溢れる贖罪の気持ちと愛情をばら撒きたい衝動に駆られるが、これを抑えるのが一苦労である。支援者という立ち位置に居る人にも同じような考えを抱いている人は大勢居ると思う。その人にとって、利用されることは喜び以外の何物でもないのだ。  寝たきりで何も出来ないと思われる人であっても、ひとに喜びを与えることは出来る。感謝の言葉であったり、相手を好きだという感情だけでも良い。それだけでも人は喜ぶ。それに気が付いた瞬間(覚醒)に相互援助の関係は出来上がる。  これが、相互援助の関係は、所謂、精神障害者達だけの関係性の中だけでだけ成立するわけではないと私が考える理由である。  オルかんクラブハウスの企画は、企画段階からリカバリーモデルに沿っている。プロジェクトが多くて散漫になっていると思われている人も居るかもしれないが、そんなことは全くない。全ての支援者は受益者という基本原則を貫いているだけである。実は米国の地域精神保健システムの中核をなすストレングスモデル(リカバリーモデルの一つ)に忠実に沿って実行しているだけである。  皆のストレングスを訊ね、どうしたいのか希望を訪ね、それを折り込みながら企画をまとめるという仕事を粛々とやる。私の役目は、そのとりまとめ役といわば旗振り役である。それが私のストレングスであって、私の存在価値に他ならない。参加者全員が受益者となれることは間違いなく可能だと私は思う。  全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会に参加お願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『STOP!強制治療・強制服薬キャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。   

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  • 09 Dec
    • サードオピニオン会に参加頂きたい方

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、茨城new!!減断薬読本購入希望の方 現在の治療に疑問を抱いている方うつ病やそこから様々な病名を付けられて長い間快復されていない方統合失調症だからといって一生薬を飲まなければならないと言われている方障害者として生きることに疑問を感じている方そもそもの症状より、別の症状に悩んでいる方(そのほとんどは薬中毒です)薬物治療以外の解決方法を探している方そうした当事者及び家族やお知り合いの方ここでは、タブーなしで本音で話すことが出来ます。さらには、自分たちの仕事に疑問を感じている医療者、福祉職の方イタリアの社会精神医学や当事者運動、そこで生まれたリカバリーモデルに興味のある方子供や高齢者の薬漬け問題にご興味のある方お住まいの地域でオルタナティブなコミュニティを構築したいと考えている方我々には、提案があります。 簡単な解決方法はありません。減断薬は、問題解決の入り口でしかありません。第三の道は、けっして、優しい道ではありません。現実(自己覚醒)を知って、関係性を再構築するということは、並大抵のことではありません。当人だけの問題ではありません。リカバリーしなければならないのは、当人の周囲の人たちも同様です。しかし、それ以外の道はないと我々は考えます。少なくとも、ここでは孤独ではないし、押し付けもありません。 一度、覚醒してしまえば、いばらの道も楽しい道に変わるのです。 全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会に参加お願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『STOP!強制治療・強制服薬キャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。

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プロフィール

アリスパパ

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