• 13 May
    • 5月~ オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会のお知らせ

      オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会の勉強会・サードオピニオン会のお知らせオルタナティブ協議会編集 減断薬読本をご希望の方はこちらからオルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会の勉強会・サードオピニオン会はどなたでも参加できます。(各地のサードオピニオン開催をお手伝い頂ける方を募集します。全国オルタナティブ協議会HPからお問い合わせ下さい)~私たちが目指す回復のかたち~○サードオピニオン会とは・・サードオピニオン会の理念と目標「新たな視点からの選択と対話による回復」What's New!!!東京府中でのサードオピニオン会始まりました。長野サードオピニオン会(隔月)定例開催となりました。サード・オピニオン会の開催予定三鷹(東京) 6/3府中  (東京) 5/13葛飾(東京) 未定館林(群馬) 7/9筑波(茨城) 未定相模原(神奈川) 5/17 6/21藤沢(神奈川) 未定二俣川(神奈川) 5/7   6/4   7/2   8/6   9/3   10/1   11/5   12/3大阪(本町)   5/26大阪(新大阪)  6/23   7/28   8/25   9/22   10/27   11/24   12/226月より大阪の会場が変更になります。名古屋(愛知) 5/21  6/10  7/22愛知県での新プロジェクトが始まります。西宮(兵庫)  5/25 姫路 5/23福岡   5/29   6/26   7/31佐賀   5/30   6/25   8/1三島(静岡)5/20  未定高松 未定徳島 未定茅野(長野)  5/14中津川(岐阜)5/22  6/11  7/23下呂(岐阜)  未定学会・講演会5/20  こどものための精神医療の功罪in三島6/17  公認心理師は発達障がいをどこに導くか  8/27  変わる精神医療ー薬漬けからの脱出(子供を薬漬けにするな)in 佐賀佐賀でお手伝いいただける方募集しております。関西オルタナティブ協議会【オルかん】主催イベント5/24 オルかんクラブハウス プロジェクト会議 5月5/24 オルかん サルサワークショップ(うつ病撲滅)減断薬の為の基礎知識(お薬を深く学ぶセミナー)未定リカバリーコーチングセミナー未定 全国オルタナティブ協議会では、理念に賛同し、共にオルタナティブな社会づくりに参加頂ける会員を募集しております。

      499
      34
      10
      テーマ:
  • 04 May
    • 子供への向精神薬の多量投与は取り返しがつかないことになる…精神医学の罪は万死に値する

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 減断薬読本購入希望の方   先に変わるのは市民、そしてマスコミ、中央行政、最後になってやっと変わるのは地方行政である。 最近、流行の週刊誌の『飲んではいけない~』系の啓蒙記事。 週刊誌が売れるから、次々と同様な記事が掲載される。 それに呼応するように、多剤併用に規制が入り、ベゲタミンは販売停止になり、デパス・アモバンは向精神薬指定され、ベンゾジアゼピン(抗不安薬、睡眠薬)の添付文書には常用量での依存形成/離脱(中毒)症状が記載された。 たかが、薬の規制ではないかというなかれ、 この背後には、医療の信用を揺るがす巨大なマグマが胎動している。 週刊誌が売れるのは、そこに市民の覚醒が始まっているからに他ならない。 他にも、予兆は出ている。 医師の中にも、 「精神科病院はそのうちなくなる」 とか、 「精神病は病気ではない」 と言い出すものも現れた。 最終的には、権威と金儲けと薬物治療にすがりつかねばならない医師が取り残されていく。 その流れ自体は間違いない。 我々は圧倒的に正しいし、諸外国はとっくに先に行っている。 しかしながら、いつまでたっても、デタラメ薬物治療の餌食となった人々は放置されたままである。この国の薬害の歴史を見ても、まともな救済などどこを探しても見つからない。 その意味において私は絶望している。当事者自らが自らを救うオルタナティブ活動はせめてもの抵抗なのである。   根本的な人権意識が変わらない限り、思考停止が終わらない限り、この国はまた同じ間違いを繰り返すのだろう。 事実、発達障害概念の広がりとともに新たな患者の取り込みも勢いを増している。 子供の被害は、大人のそれとは比べようもない。 大人には、戻るべき脳があるが、子供時代からの投薬による侵襲はその脳を破壊する。   はっきり言おう。子供の時の多量の向精神薬漬けは取り返しがつかない。 反論のある方は、うつ病で起きたこととその結末を学ぶべきだ。   様々な圧力に屈し、不安を感じながらも、子供に向精神薬を服用させている親御さんは沢山いるだろう。 事情は察するが、こればっかりは正当化しようがない。 これは人殺しに次ぐ、最悪の人権侵害である。   誰も守ってはくれないのだ。 おかしいと思ったなら、声を上げるべきだし、仲間を作るべきである。 そのお手伝いならいくらでもする。   我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。 空き家、空事務所、畑、里山、etc (特に神奈川、東京、関西、福岡) お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。   快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)で具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。    全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。    全国オルタナティブ協議会では、理念に賛同し、共にオルタナティブな社会づくりに参加頂ける会員を募集しております。

      61
      4
      4
      テーマ:
  • 19 Apr
    • 正しい診断があるという妄想

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 減断薬読本購入希望の方 5月1日、姫路開催!!!   2月のオルかんのセミナーで、野田正彰先生が聴衆に投げかけた問いは、 「統合失調症やうつ病などの精神病があるとされるが、これはどういった病気なのか?説明できるか?」というもの。 野田先生は精神科医であるが、精神病は説明できないものだと述べる。 そして、説明できないものにどうして治療可能な薬があろうかという。   今更だがこんな記事が発表されていたので紹介する。 セロトニンとうつ病の関係を大きく見直すこととなる研究結果が発表される   以下は、すでにロバート・ウィタカーが調べ上げてくれたモノアミン仮説の記事を私が集約したものである。    「うつ病は、脳内のセロトニン不足で起きる。」または「統合失調症は、脳内のドーパミン過剰で起きる。」は、精神科薬物治療の科学的根拠として、いまだに見かけることがある。これは科学的事実ではなく、製薬会社が薬の販売プロモーションの中で使ったまさしく仮説であり、数々の信頼できる研究で既に否定されている。事実、こうした説明をしているネット上のサイトには、大抵このような表現がされている。それは、「~とされています」「~という研究がある」といった曖昧な表現である。こうした表現にならざるを得ない理由は、これらの仮説は、実際には証明されていないにも関わらず、これ以外に薬物治療を推進するための合理的な説明が出来ないからである。  留意頂きたいのは、脳内の様々なモノアミンが、人間の様々な生体活動や感情に関わっていると言う生化学的なモノアミン研究が否定されているという事でないということだ。否定されているのは、うつ病と脳内セロトニン濃度との関連性、統合失調症と脳内ドーパミン濃度との関係である。ADHDに至ってはその仮説さえ存在しない。  次の表は、セロトニン仮説の誕生から、その仮説の検証の変遷である。広く我が国でも信じられている「うつはセロトニンの減少により引き起こされている」という説明が全く根拠の無いことを確認頂きたい。   セロトニン仮説の変遷 1960年代うつ病がシナプス間のセロトニン減少の結果であるセロトニン仮説が提唱される。 1969年 パワーズがうつ病患者の脳脊髄液中セロトニン代謝物の濃度を測定したが、セロトニン濃度と鬱病重症度の間には相関関係は見られなかった。*1 1975年 アスベルグらによる68人のうつ病患者に対する研究。その内20人のセロトニン代謝物濃度は低く、自殺傾向が強いと発表した。 *実際には、正常人でも同程度のセロトニン濃度の低い人は見られるというデータは発表されなかった。またうつ病患者群の24%のセロトニン濃度は高かった。*2 1984年 NIMHは、セロトニン濃度の低い患者が、抗うつ薬に良く反応するかの研究を行った。その結果、NIMHは、「セロトニン作動性システムの機能の亢進や低下そのものが、うつ病に関係するとは考えられない」と結論付けた。*3 1980年代 イーライリリー社がプロザック(SSRI)の商業的成功を収めると同時に、うつはセロトニンの減少で起きると言う説明を流布。その後も多くの研究者がその検証を行ったが結局その証拠は得られていない。   *1 M.Bowers,”Lumbar CSF 5-hydroxyindoleacetic acid and hormovanillic acid in affective syndromes.”Journal of Nervous and Mental Disease 158(1974):325-30 *2 M.Asberg,”Serotonin Depression: A biochemical subgroup within the affective dosorders?”Science 191(1976):478-80 *3 J.Mass,”Pretreatment neurotransmitter metabolite Levels and response to tricyclic antidepressant drugs,”American Journal of Psychiatry 141(1984):1159-71    次の表は、ドーパミン仮説に対する研究の変遷である。この歴史は、「統合失調症はドーパミンの過剰である」という仮説を否定していると同時に、抗精神病薬そのものが統合失調症の原因となっていることを示している。   ドーパミン仮説の変遷 1960年代統合失調症が脳内ドーパミンの過剰であるという仮説が唱えられた。 1975年 シーマンがドーパミン受容体D1とD2を発見し、抗精神病薬がD2受容体の70~90%を阻害することを発見した。*4 また、バワーズが薬物治療を受けていない統合失調症患者のドーパミン濃度を計測したが、ドーパミン濃度の異常は見られなかった。*5 ドーパミン濃度の異常が否定されると、シナプス前部のニューロンが過敏ではないかとの仮説が打ち出された。 20人の統合失調症患者の脳のD2受容体が70%多いことが判った。しかし、此の患者たちは全て抗精神病薬を長期に渡って服用していた。*6 1982年 マッケーらは、死亡した統合失調症患者の脳組織を調べたがD2受容体の増加が見られたのは、死亡時まで抗精神病薬を服薬し続けた患者のみであった。*7 2002年 元NIMH所長ハイマンは、「ドーパミン系の障害が統合失調症の主な原因であるという証拠は無い」と訴えた。 *8    このドーパミンの仮説は、ADHD治療に対する薬物治療においても大きく関係している。そもそもADHDと診断された子供の親は、子供は低ドーパミン状態だと説明を受け、リタリン(コンサータ)の投薬をうけたからである。しかし、その仮説を裏付ける証拠は未だに発見されていない。 *4 P.Seeman,”Antipsychonic drug doses and neuroleptic/do-pamine receptors,”Nature 261(1976):177-79 *5 M.bowers,”Central dopamine turnover in schizophrenic syndromes,”Archives of General Psychiatry 31(1975):50-54. *6 T.Lee,”Binding of 3H-neuroleptics and 3H-apomorphine in schizophrenic brains”Nature 374(1978):897-900. *7 A.Mackay,”Increased brain dopamine and dopamine receptors in schizophrenia,”Archives of General Psychiatry 39(1982):991-97 *8 S.Hyman,”Initiation and adaptation: A paradigm for understanding psychotropic drug action,”American Journal of psychiatry 153(1996):151-61.   近年の向精神薬は、この否定されたモノアミン仮説をベースに開発されている。 脳内化学物質の不均衡を解消するとして、向精神薬は根拠づけられてきたのである。   方や、診断に目を向ければ、 精神病を他の疾患のように分類することを試みたのが、クレペリンやブロイラーといった現代精神医学の祖であった。 患者を丁寧に観察した精神病理学は成育歴を含め状態や環境要因も含め慎重に分析されていた。一応の分類をすることに成功したが、なぜそういう症状を呈すのかは不明のままである。 DSMに至っては、その3版、4版の編集委員長(ロバート・スピッツア―、アレン・フランシス)が5版に反対するという事態に至った。フィールドテストでの惨憺たる結果と過剰診断による弊害に気が付いたからだ。   現代精神医学は、結局、診断方法も治療法も何も持っていないのである。 精神医学は、いまだ医学を装ったものという域を出ていない。 精神科医は、いっそのこと社会保安員と呼び名を変えた方がしっくりくる。   ついに、グローバル製薬企業は、向精神薬の研究から撤退を始めている。 製薬会社が次々に神経科学研究施設を閉鎖、精神薬産業が直面する危機   未曾有の被害をだした精神医学の妄想は間違いなく終焉に向かっている。 残念なのは、その終焉への流れにこの国が完全に乗り遅れてきていることだ。 最後のベストセラー薬(エビリファイ)を日本の製薬会社が開発したのは象徴的だと思う。   「統合失調症ではなく発達障害の誤診だった」 妄想の上に妄想を重ねてなんの意味がある。 いい加減(診断)にいい加減(治療)を重ねれば、それはもはやただのデタラメである。   医者も、患者も、家族も、被害者たちも未だ夢の中である。 しかし、皆が夢の中にいた間に起きた被害は甚大、夢魔の手はついに子供たちにまで伸びている。   この精神医学の歴史を知れば、発達障害の治療なんて史上最悪の悪夢である。       我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。 空き家、空事務所、畑、里山、etc (特に神奈川、東京、関西、福岡) お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。   快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)で具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。    全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。    全国オルタナティブ協議会では、理念に賛同し、共にオルタナティブな社会づくりに参加頂ける会員を募集しております。  

      63
      9
      3
      テーマ:
    • 「精神障害だけど~できた」という欺瞞 リカバリー志向VS非リカバリー志向

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 減断薬読本購入希望の方 5月1日、姫路開催!!!    現代日本の精神保健システムでは、精神疾患患者は快復せず、一生薬を飲みながら障害者として生きていくことが当たり前とされている。一旦、精神疾患のレッテルを貼られれば、医療はもとより、福祉からも、家族からもそうした扱いを受ける。医学モデルの元でのリカバリーとは障害者としてのリカバリーであって、あくまで障害者という枠の中でのリカバリーを指している。障害者だけれども結婚できた。障害者だけれども仕事が出来た。というのがゴールである。実際、就労支援事業所に通う利用者のゴールは、よくて企業の障害者枠の雇用である。    デビット・ヒーリーもまた著書において、リカバリーについて以下のように記述している。 現在、精神科領域で積極的に推し進められているのは”リカバリー(回復)”という概念だ。これは――たとえ重度の精神障害であっても病気の治療において病気だけを問題にするのではなく、その人の生活のコンテクストのなかで最大限の回復を果たせるよう支援する。そうすることでその個人の精神医療にたずさわる治療者はより広い視点からその人の心配や関心事がみえてくる。という考え方だ。そしてこの動きを積極的に利用しているのが、回復するための唯一の方法はきちんと薬を飲み続けることです、という製薬会社なのである。    リカバリーの対象が一部の困難事例の統合失調症患者に限定されているなら、医学モデルでのリカバリーもありだろう。しかし、この国の精神障害者は、多くが過剰診断、過剰投薬の中毒患者であって、そもそも患者や障害者である必要のなかった人である。その人たちには、その社会的な事情を除けば、大半は障害者であり続ける必要はない。  さらに、そもそものリカバリーの理念においては、障害者認定は、あくまで、その人の快復に役立つと判断された場合にのみ受ければ良い。さらに障害者認定を受けたにせよ、治療するかしないか、福祉プログラムを使うか使わないか、は本人の決定事項である。当事者は自分で自分の人生を決めることが出来る存在としてみなされる。    現在の医学モデルでの医療、福祉の仕事は、管理、ケア、保護である。サービス提供者が一方的にサービスを提供するという関係性(専門家や福祉が~してあげる)である。彼らの仕事は、当事者の安定を目的としており、多くの場合、唯の鎮静を治療と称した対応が行われる。重症の場合、または急性期においてはそうしたサービスは不可欠であるが、大半の当事者にとっては社会的事情を除けば、一時的、短期に必要なサービスに過ぎない。    次は、アメリカで地域精神保健の中核の理念として採用されているストレングスモデル(第3版)に記載されているリカバリーと非リカバリーの比較表である。オルタナティブ協議会の理念にも取り入れている。既存の医療や福祉サービスが如何に非リカバリーであるか理解いただけるだろうか?   精神障害者だけど~できたという言葉がしっくりくるケースもあるだろう。 しかし、精神障害者とされている人の多くは、障害者である必要のない人である。   我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。 空き家、空事務所、畑、里山、etc (特に神奈川、東京、関西、福岡) お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。   快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)で具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。    全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。    全国オルタナティブ協議会では、理念に賛同し、共にオルタナティブな社会づくりに参加頂ける会員を募集しております。

      21
      3
      テーマ:
  • 15 Apr
    • 理想と現実の狭間―オルタナティブと福祉

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 減断薬読本購入希望の方 5月1日、姫路開催!!!   理想を出来るだけ盛り込んだオルタナティブ、 理想を盛り込めば盛り込むほど、現実とのギャップに悩む。 オルタナティブを忠実に具現しようとすれば、既存の福祉システムでは上手く機能しなくなる。   ジレンマその1.対等な関係性    既存の福祉システムでは支援者と利用者は明確に区別される。オルタナティブは自助努力を重要視するが、その基盤として対等な関係性が必要だが、既存の福祉システムでは構造的に難しい。既存の福祉システムでは、システムとして明確に支援する方、支援される方が区別される。就労B型でいえば、どんなに対等だと言ったところで、利用者は支援する方の経済的基盤となってしまい、そのジレンマは解消されない。      有名な当事者運動家、ジュディ・チェンバレンは、著書でオルタナティブは当事者同士でだけで運営した場合が一番覚醒は起きる(快復)と言っている。これが理想だ。しかし、今までも当事者グループをいくつか見てきたが、いきなりその運営は難しい。時間がかかる上、正直、当事者同士ですぐにトラブルを起こす傾向は否めない。始める前に十分なルール作り(不平不満はすぐにミーティングに上げるなど)が必要で、さらには、ルールを破ったことによる排除のあと、やり直しの機会が提供されるものでなければならない。さらに当事者会や家族会といった似た者同士のコミュニティが本当の快復につながるかと言われれば首をかしげたくなる。多様な人間の属するコミュニティで快復してこそ、真の快復だと思う。   ・ジレンマその2.経済面  私のように、普通に一般社会で会社経営をした身から見ると、福祉事業の経営は特殊に見える。制度の縛りがきつく、システムを遵守して、そこそこの利用者がいれば安泰だが、何か新しいことを始めたり、柔軟にことを進めようとするとシステムの壁にぶつかる。欧米のオルタナティブは、当事者による自助活動(社会モデル)に対して公金の支援が得られるが、わが国ではそのような支援はなかなか得られない。メンタルヘルス関連予算の9割以上、生活保護費の5割が医療に配分されているこの国の現状では、オルタナティブが育つ余地はほぼない。この記事では既存福祉とオルタナティブを題材にしてるのだが、そもそもの福祉にも金は回っていない。   ・その3.当人の能力   就労支援事業についても、伝統的な障害者支援の枠組みを踏襲しており、その報酬は工賃と規定されており、その作業が下請け、単純作業であることを示している。就労移行が目的であるから、卒業が前提のはずだが、この国の薬漬け医療に支配されている限り、一旦、一般就労できたとしても、そのうち逆戻りである。    いつも言っているように、統合失調症の予後はそれほど悪くない。ブロイラーが示すように7割以上の患者は、本来、社会で何らかの役割を担って自分らしく生きていくことができる。この国の場合、その多くは過剰診断や過量投薬のために患者となっているに過ぎない。ブロイラーの研究と合わせ、薬物治療が与える影響についての研究を参照されたし。そもそも、統合失調症は知的レベルの高い人が発症しやすいものだと思う。かえって有能かもしれないのだ。問題は、この国の酷い過剰投薬である。ブロイラーやウィタカーの示してくれた転帰研究にはこの国のような酷い多剤大量処方やカクテル処方は含まれていない。私の周りにはかなりの長期の多剤からの快復者がいるが、困難事例も多い。    気分障害系(うつ、双極性、不安)については、そもそも快復するのが当たり前である。現在精神障害者とされている人のほとんどは障害者である必要がなかった人たちである。2年も3年もうつ病を患うことの方が異常である。うつ病が回復しない最大の阻害要因は薬である。この人たちは減断薬により多くが快復していく。しかし、長年の過剰な薬物治療により、やはり薬剤性の精神疾患に追い込まれている場合は予後が悪い。最近はメジャー(リスパダール、エビリファイ、ジプレキサ)などを使用されているため余計に快復は困難にされている。それでも、そこからの快復者は大勢いる。    この2年ほどのサードオピニオン活動で実際に見てきたのは、減薬により、快復していった沢山の人達の姿である。また、症状が残っていても、有能な人達である。一番快復するのは、そもそも、薬を飲む必要なかった人(1999年以降のうつ病キャンペーンに巻き込まれたひとたち)であることは言うまでもない。逆に一番、快復に手間がかかるのは、発達障害診断を受け、子供のころから多量の薬剤にさらされてきた人である。放射能と同じで、成長段階での異物(薬)の影響は計り知れない。思春期を超えてからのそれと比べれば、格段に罪深い。    快復へのプロセスは、育ち直りに似ている。快復を邪魔する薬の影響を軽減して、再び育ちなおるようなもの。新たな経験を得て、再び進化するプロセスである。オルタナティブの最重要な理念は、その人の快復を信じることにある。どんなに困難と思われたとしても快復を信じないことには快復は起こらない。そのプロセスは当然過酷なものとなる。誰がそんな苦労をわざわざ選ぶだろうか?いや、快復のプロセスは、その過酷さを凌駕する喜びにもまた満ちているのも事実なのだ。我々は、まだなんの力も持っていないが、オルタナティブの創成期は、そうした意欲ある快復者によって支えられるのだと思う。その快復者たちが、他の誰よりも精鋭であることは間違いない。   その4.既存福祉システムとオルタナティブの位置づけ  オルタナティブは、快復者が次の快復者を生む、そうした好循環を生む試みである。既存の福祉システムを代替できるなどとは全く思っていない。しかし、この国に自律は期待できない。出来ることを工夫しながらやっていく他はない。  困難事例では、福祉システムの方が効果的な場合も確実にある。もし、我々が既存の福祉システムを利用するとしたら、それには外せない条件がある。それは、出口のある支援であることだ(就労移行事業所をやるのにわざわざこんなことを言わねばならないことがそもそもおかしいが)。我々のいう出口とは、障害者としての枠に捕らわれず、自分で決めた人生を生きることである(障害者を卒業するという選択肢もある)。オルタナティブ施設の運営は、快復者を主役として行う。それは金のこともルール作りもその手にゆだねるということだ。だからと言って、専門職を排除する訳ではない。PSWがオルタナティブ施設を運営するということも排除しない。対等とはそういうことだろう。   我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。 空き家、空事務所、畑、里山、etc (特に神奈川、東京、関西、福岡) お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。   快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。    全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

      46
      3
      3
      テーマ:
  • 08 Apr
    • 薬の影響を棚に上げるな

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 減断薬読本購入希望の方   このおぞましい薬物中毒地獄をもたらした原因はいくつもある。   その最たるものは、人々の薬に対する認識が甘いことだ。 医師や福祉はもちろん、当人も家族も。 薬を飲みながら快復する?この日本の大量処方では無理だ。   単剤少量で、自己コントロール出来ている範囲での薬の利用はあり得ると思う。 (急性期は除く、ただし、急性期でも他のやり方はある) 自己コントロール出来ている範囲とは、止めようと思えばいつでも薬が止められる状態を維持できている範囲である。   依存だ、耐性だ、中毒だと言葉遊びをしても意味はない。単純にいつでも止められるかどうかである。   この活動を始めた当初、一気断薬か漸減かという論議があった。 覚醒剤をやめる例を引き合いに出し、環境が整っているなら一気断薬が良いとする考え方とアシュトンマニュアルに代表されるように漸減するという考え方である。 前者は、薬は毒なのだから一刻でもはやく抜いたほうが良いという脈絡で説明される。もう一つ前者を支持する意見は、ODの患者を受け入れていた救急医からも聞かれた。救急では当然、結果として一気断薬になるが、その救急医は問題はないとの認識だった。ところが一方で、一気断薬で後遺症が残ったとする証言も数多くみられる。そして後者を支持する事実としては、長期の服用が確実に脳や体に変化起こしており、それが元に戻るまでには半年以上の時間が掛かることは科学的に証明されている。 一気断薬すれば、もとに戻るのも早いとする意見もあるが、特にメジャーは統合失調症様の症状が出て、症状の悪化として更なる投薬地獄に引き戻される例が続出している。   現在の私のこの問いに対する答えは、結局不明である。 (リスクを減らそうと消去法で考えれば漸減にならざるを得ない。) なぜかと言えば、どちらにも成功事例はあるし、失敗事例もある。そして結局のところ、その人の脳や体の状態は誰にもわからないからだ。 わからないという答えが一番正直だと思う。   減断薬読本では、知って置くべき知識だけお伝えしているが、その実践は当人との試行錯誤の繰り返しのようなプロセスになる。誰かの成功事例は、その誰かだけのものであって、他の人に通用するとは限らない。本人中心主義、個別化の原則というリカバリーの原則は、減断薬においても守るべきだと思う。   *個別化の原則 当人の抱える困難や問題は、どれだけ似たようなものであっても、人それぞれの問題であり「同じ問題は存在しない」とする考え方。この原則において、当人へのラベリング(人格や環境の決めつけ)やカテゴライズ(同様の問題をまとめて分類してしまい、同様の解決手法を執ろうとする事)は厳禁   ただし、本人中心主義、個別化の原則といっても、この日本で蔓延る、常識外れの多剤やカクテル処方は論外である。ある程度、外部から干渉して減らさないことには、当人の自己管理能力は期待できない。覚醒剤、麻薬中毒患者に、それらを使いながら更生せよと言っているようなものだ。   仲間の福祉職が常に言っている言葉がある。 「あんなに沢山の薬を飲みながら、よく毎日(作業所に)通ってくる。」 薬のことを棚に上げた支援など、かえって虐待に近いと私は思う。   リカバリー(快復)は実に厳しい取り組みである。 生き方や考え方、自分を支配してきた様々な言説を変えるという、人間として一番苦しい取り組みである。薬など飲んでいない一般の人達でさえ容易に達成できることではない。   長年、多剤やカクテル処方を服薬してきた人々にとって、そのこと自体が重大なクライシスなのである。このクライシスをどうにかしないことには何も始まらない。 その困った振舞の多くは、薬を減らすと消えていく。   アルコール依存や違法薬物依存の治療では、有名な12のステップがある。 その第一ステップは、 私たちはアルコールに対し無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた である。 これは、薬物が如何に人を無力化するかという事実を言い表していると思う。   あなたは薬のことばっかりだ。と言われることがある。 確かに、私は人生の達人でも何でもない。 逆に、自分が無力だと思うからこそ、無力であることを前提としたオルタナティブ(リカバリー)の理念が正しいと思う。 だが、これだけは言える。 せめて、まず薬から解放してやってくれ。それは快復への最初のステップである。 薬が、特にこの日本のデタラメ薬物治療が快復の邪魔をしていることだけは明白なのである。 その証拠に、薬を片付けるだけで快復者が続出している。   薬のことを棚上げした福祉は、どんなに頑張ろうとも街角牧畜ビジネスから抜け出ることはない。   我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。 空き家、空事務所、畑、里山、etc (特に神奈川、東京、関西、福岡) お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。   快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。    全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。    全国オルタナティブ協議会では、理念に賛同し、共にオルタナティブな社会づくりに参加頂ける会員を募集しております。

      68
      4
      6
      テーマ:
  • 07 Apr
    • 悲願のオルタナティブ施設の開設(いけそう♡)

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 減断薬読本購入希望の方    「これからどうして行きたい?」  薬地獄からやっと抜け出したにも関わらず、社会的ひきこもり状態(病気ではない)にある人、体は快復したが障害者として生きることを強いられた人、精神症状はあるが何も出来ない障害者として生きることを強いられた人。その人たちにこう尋ねたなら、その大多数から同じ答えが返ってくる。  「誰かの役に立つ仕事がしたい。」  怒りに支配されたままの人も、一たび、支援する側に回れば人生は一変する。そして快復が快復を呼ぶ好循環が起きるのだ。世界中で確認された効果だ。だから世界は当事者中心主義の地域精神保健システムの構築に舵を切っているのだ。    目標は病気や障害からの卒業。障害者として一生生きることではなく、一市民として社会復帰を目指す。精神症状は自己コントロール(セルフケア)できればもはや障害者である必要はない。いや統合失調症や発達障害と呼ばれている人達は、むしろ優秀である。    問題は、長い間、顔のない何も出来ない障害者として、支援の対象としての役割を押し付けられたことにある。医療者の為の支援、福祉職の為の支援は、患者の回復を望んでいない。生保の予算の半分が医療に回っている現実。自立支援予算の殆どが支援者の給料に回されている現実。この日本の地域精神保健システムは正直上辺だけ習った偽物である。精神科病院のシステムを地域に広げただけである。    我々は、真の快復を目指す人たちに出会いと役割と経験を提供するコミュニティスペースを創りあげたい。ゴールは心と体の健康を取り戻し、社会に自分自身の居場所、役割を見つけること。  オルタナティブ施設では、スタッフも利用者も、活動の中で、セルフケアを学び、働く喜びを共に体験します。他者の役に立つことが自身の快復に役立ちます。スタッフもまた快復目指す人間の一人です。リカバリーの原則にある相互援助の原則は、効果のある施設運営をするための最重要課題の一つ。支援者と利用者が明確に区別される既存の医療・福祉ではどうしてもヒエラルキー構造(医学モデル)が温存されてしまう。    目指すのは、「治療ではなく快復」。ストレングスは誰にでもあって、障がいがあっても無くても、どんな状況であってもリカバリー(自分の人生は自分で決める)できるということを信じる。それが、コミュニティの中にあって、誰もが回復できる居場所が必要です。 自己否定から自己肯定へ、自分が生きていることを実感すること。 今起きている人生の危機をどうしていこうかと考える時間があり、病気としても捉えない場があることは、心強く、快復への一歩と繋がる。  オルタナティブ活動の最大の特徴は「精神症状を病気ととらえず、その人の人生の危機(クライシス)と考える」ことにあります。オルタナティブ活動は、医療による『過剰診断』『過剰投薬』を批判し、それぞれの人間を中心に置いた社会モデルに基づいて運営されます。オルタナティブ活動は地域精神保健サービスを「支援を必要とする人々を不必要に孤立させたり、地域社会から排除することなく、彼らのニーズを満たし、潜在的な可能性を支援することを任務とする思慮と責任のある人々のネットワーク」とするリカバリーモデルにそって企画・運営されます。    オルタナティブは、医療や福祉を排除するのではない。オルタナティブモデルにおいても、明確な役割がある。我々の理念に沿った役割を果たしてくれるのならば、医療や福祉は強力な良き協力者である。オルタナティブには既に多くの医療者、福祉職のメンバーが居るが、彼らは我々の理念を共有してくれている。    そんな活動を目指すオルタナティブ協議会の最初の企画が現実になりつつある。オルタナティブは誰かが作ってくれるものではありません。共に構築するプロセスそのものが、快復のプロセスなのです。沢山の皆様の参加をお願いします。   ①中津川(岐阜)のコミュニティーオフィス 中津川駅(徒歩0分)に小さなコミュニティーオフィスを借りることになりました。 居場所や様々な用途での利用を検討中です。 ご興味のある方は、次回中津川での4/16開催のサードオピニオン会に参加ください。   ②クラブハウス愛知 名古屋近郊での比較的大規模の施設案があります。 検討会議を名古屋4/15開催のサードオピニオン会のあと同会場で企画会議を行います。 御興味のある方であればどなたでも参加出来ます。   ③オルかんクラブハウス(関西) 4/30オルかんクラブハウス企画会議 同日は、オルかな(神奈川オルタナティブ協議会)の出張イベントが開催されます。 三橋(オルかな代表、PSW) 現場から見る、精神医療と福祉の現状 オルタナティブでやりたいこと りょう(看護士) 俺の担当医は俺だ!目指せ自分のブラックジャック! (セルフケア) 当事者、家族、支援職みなに参加頂きたい。 ついでに夕方からうつ病撲滅サルサワークショップもあります。 当日のイベントは1000円で全て参加できます。   我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。 空き家、空事務所、畑、里山、etc (特に神奈川、東京、関西、福岡) お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。   快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、オルかんクラブハウスプロジェクトを推進しています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。    全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。    全国オルタナティブ協議会では、理念に賛同し、共にオルタナティブな社会づくりに参加頂ける会員を募集しております。

      42
      3
      5
      テーマ:
  • 03 Apr
    • 厚生労働省安全対策課発表記事ベンゾジアゼピンの件

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 減断薬読本購入希望の方   厚生労働省安全対策課発表記事ベンゾジアゼピンの件の見解を聞きたいとのコメントがありましたので、私の見解を述べたいと思います。   ベンゾジアゼピンの医薬品添付文書が改定された。 改定の目玉は、常用量での依存が明記されたこと。 少なくとも、 「いくら飲んでも大丈夫」などと言っていた医師が2度とそんなことを言わなくなることを望む。   今回の添付文書の改訂は大きな一歩であるが、もちろん十分ではない。 改訂の効果が見られなければ、当局により具体的な期間の規制(中医協による診療報酬でのペナルティ)に進むと思う。これは多剤大量処方の規制の流れと同一だろう。   そもそも、ベンゾジアゼピンの薬理作用は、脳全体に及ぶ。 同一受容体に作用するバルビツレートが、植物人間状態になった人の脳の保存に使われるのは、バルビツレートが脳全体の機能を低下させるからである。日本うつ病学会のガイドラインには、ベンゾジアゼピンの使用について、抗うつ剤使用初期の不快な副作用を抑制する効果が記述されているが、これも脳全体の機能を落とし、不快な神経作用を低下させているに過ぎない。   ベンゾジアゼピン受容体(GABA受容体)は、セロトニン神経系にもカテコールアミン(ドーパミン、アドレナリン)神経系にも存在し、それらの活動そのものを低下せる機能がある。 つまり、他カテゴリーの向精神薬との併用において、ベンゾジアゼピンは単独で作用することはあり得ず、併用すれば必ず相互作用があるということ。薬の治験では、抗うつ剤や抗精神病薬、他の向精神薬との併用の効果・安全性は何も確認されていないのであるから、併用するならきちんとした治験を行うべきである。   抗うつ剤や抗精神病薬の副作用被害は、日本独自の悪習であるカクテル処方により、隠ぺいされてきた。単剤使用であれば、その薬品の副作用は明らかになるが、併用によりあやふやにされる。さらに、日本の精神医療は、副作用を病気の悪化と捉えることで2重に副作用を隠ぺいしてきた。その悪しきカクテル処方の一端をまるでおきまりの指定席にように担ってきたのがベンゾジアゼピンである。また、カテコールアミン(ドーパミン、アドレナリン)とGABA(ベンゾジアゼピン)はシーソーの関係にある。ブレーキとアクセルを同時に踏むような非常識な処方である。原則、脳に作用する薬は単剤で無ければダメである。そして、これは世界の常識である。   また、薬物依存の問題を、身体依存か精神依存かという議論があるが、その議論自体が不毛である。抗うつ剤や抗精神病薬も長期使用により、明確に脳の機能を変化させるし、ベンゾジアゼピンも精神に影響を与える。 ベンゾジアゼピンによる離脱症状は、アルコールのそれにそっくりである。 それもそのはずで、アルコールとベンゾジアゼピンの作用機序・部位は同一である。 アルコール依存症は、アルコール中毒とも呼ばれる。わたしは、ベンゾジアゼピンに関しても依存とか離脱とか退薬症状などと呼ばずに中毒と呼ぶべきだと思う。 そういわねば、その重大性に気が付かないと思うからだ。 (私自身、自分の家族を依存症と呼ぶことに抵抗があったが)   少なくとも、私が接触していた厚労省の官僚は、この問題の所在にはとっくに気が付いていた。前回の要望書にもベンゾジアゼピンに対する改善要求は何箇所にも記述した。ブログの新しい読者の方は是非全文を読んで頂きたい。今回の改訂が最初の一歩であることが理解して頂けるのではないだろうか。   以上。   快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、オルかんクラブハウスプロジェクトを推進しています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。    全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。    全国オルタナティブ協議会では、理念に賛同し、共にオルタナティブな社会づくりに参加頂ける会員を募集しております。    

      53
      6
      3
      テーマ:
  • 19 Mar
    • 絶望の向こう側

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 減断薬読本購入希望の方 精神科医小田陽彦氏講演会 『精神医療わりと不要論』 リカバリーコーチセミナー 減断薬の為の基礎知識(お薬を深く学ぶセミナー)in 梅田    石郷岡病院の看護師による暴行その後の患者の死亡、その責任をという刑事裁判は、残念な結果となった。一人の暴行は認めたものの、死亡との因果関係は認められず、もう一人の行為は暴行ではなく精神科看護師の仕事として認めた結果となった。検察が上告してくれることを心から願う。    ここ数年で私が経験したのは、この国の司法の茶番の数々である。この報を聞いた私の感想は、結局’またか’である。    先生から電話があった。デタラメな治療、投薬の上亡くなった自死の事例を知り、居たたまれなくなって電話をしてきたのだ。 「中川君、私はこんな話を聞くと、気が狂いそうになる。」 「どうすればいいと思う?」 現役時代、一番の改革の武闘派であった先生の思いが伝わってくる。 そう言われても、先生が臨床を離れている間に、私が経験したのもただの絶望である。 医者に、薬剤師に、行政に、弁護士に、司法に、マスコミに絶望し、最後はこんなデタラメを正せないこの社会そのものに絶望した。民主主義社会で司法は、弱者の最後の砦であるが、それがこんなものでは誰も救われない。いくつかの改善(多剤の規制、ベゲタミンの販売停止)はあったが、全体としては精神医療(とそれを取り巻く状況)はさらに悪化している。 先生の思いは、私はとっくに経験済みだ。    絶望しきったところで、そこから、わずかな希望が生まれた。その希望こそがオルタナティブ活動である。この救いのない世の中で我々はどう生きていけばよいのか?社会が変わらないなら、我々はどう変わって行けば良いのか?真っ当なやり方で対抗できそうな選択肢を私は見つけた。    先生は改革は政治・行政主導で無ければ出来ないという。確かに諸外国の改革はそうである。だが、この国には政治や行政を先導する市民社会さえ無い。この国の段階はその市民社会を作ることから始めねばならない。社会を変えられるなどとは思っていない。だが、個々の事例では、確実に成果は出るのである。亡くなった人は返ってこないが、やればやるだけ成果はでるのだ。もし変わるとすれば、これ(オルタナティブ活動)しかないと私は思う。    何か特別なことをやっている訳ではない。当たり前のことを当たり前にやっていくだけである。この当たり前が出来ないのが現在の日本社会である。    この当たり前の話を聞きたい方は、是非、会いに来て欲しい。    大阪で、(支援する側に回りたいという)当事者達のリクエストに応え、オルタナティブ協議会のリカバリーコーチセミナーを開催します。どなたでも参加できます。資格ビジネスではありません。金儲けには役に立ちませんので悪しからず。    また、快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、オルかんクラブハウスプロジェクトを推進しています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。    全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。    全国オルタナティブ協議会では、理念に賛同し、共にオルタナティブな社会づくりに参加頂ける会員を募集しております。            

      68
      1
      4
      テーマ:
  • 09 Mar
    • 治療よりも快復を目指す―快復の支援は誰にでも出来る

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 減断薬読本購入希望の方 精神科医小田陽彦氏講演会 『精神医療わりと不要論』 リカバリーコーチセミナー 減断薬の為の基礎知識(お薬を深く学ぶセミナー)in 梅田    精神症状はその人の人生の危機における正常な反応と考える。病名はその人のその時の状態像を示しているに過ぎない。うつ症状や幻聴や幻覚もその人の置かれた状況からの防衛反応であると考えることが出来る。    病名(治療)に囚われると、本人を追い込んだ本当の原因が見えなくなる。病名を付けるということは、問題をその人一人に背負わすことになる。問題を引き起こした関係性(社会や家族などとの)を放置すれば、問題はいつまでたっても改善されない。例え、関係性の完全な解決が達せられないとしても、周囲の人々の解決への姿勢が本人の快復に役立つ。    精神科薬物療法は、症状を消すことに躍起になるが、薬物で一時的に症状を消したとて、もちろん何も解決などしない。長期に渡る薬物療法は、本人を薬物中毒に陥らせ、そもそもの問題を放置するだけではなく、多くの場合事態を悪化させる。  かつての精神病理学は、うつ病にしても統合失調症にしても、それほど転帰が悪くないことを示している。うつ病や統合失調症が治らないとか、治りにくいというのは、治せない精神医療の作り上げた戯言である。自然治癒力を最大化する試みが、最も効果的な取り組みであることは間違いない。症状は消すものではなく、消えていくものである。    快復を目指すということは、その人生の危機をもたらしたあらゆる要素を点検し、改善していくことである。 ・過剰な薬物が快復を邪魔している場合には、減断薬を行い ・家族や周囲の人間との関係性が問題となる場合には、その改善を図る ・他者から押し付けられた言説に囚われている場合には、その言説の書き換えを行う ・自分のことを常に他者から決められてきたなら、自分のことは自分で決めて良いことを学ぶ ・経験不足であるなら、少しずつ経験を積んでいく etc...  こうした取り組みをしながら、その人の快復を待つのである。    誰かの快復を手伝うことに、なんの資格も必要ない。薬を処方するには、医師資格が必要であるが、薬は快復のための一要素でしかないし、多くの場合必要ない。    20世紀の当事者から生まれたリカバリーモデルは宝の山である。オルタナティブ協議会のリカバリーの概念は、リカバリーモデルやイタリアの精神保健改革、当事者運動を元にまとめ上げた。これらは、全て既存の精神医学モデルへのオルタナティブとして生まれてきたものである。既存のシステムに対する反省無くして、リカバリーは実現できない。    代表的なリカバリーモデルであるストレングスモデルは、米国の地域精神保健サービスの中核をなすが、その中のリカバリー志向と非リカバリー志向の比較表が秀逸であるので参照されたし。現在の医療・福祉が如何に非リカバリーであるかが理解できる。    大阪で、(支援する側に回りたいという)当事者達のリクエストに応え、オルタナティブ協議会のリカバリーコーチセミナーを開催します。どなたでも参加できます。資格ビジネスではありません。金儲けには役に立ちませんので悪しからず。    また、快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、オルかんクラブハウスプロジェクトを推進しています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。    全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。    全国オルタナティブ協議会では、理念に賛同し、共にオルタナティブな社会づくりに参加頂ける会員を募集しております。                

      29
      1
      1
      テーマ:
  • 08 Mar
  • 04 Mar
    • 最終目標は患者(障害者)からの卒業

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、長野new!! 減断薬読本購入希望の方   精神医療問題は単なる医療の問題ではない。   時代や文化が違えば、現在、障害者として生きることを強いられた人の多くは、一市民として健常者として生きることができたひとである。     人々を薬漬けにしたのは、 製薬企業の売り上げ至上主義。 製薬企業をそうさせたのは、企業に成長を義務付ける金融資本主義。 その金融資本主義を支えているのは自由主義である。   方や、薬漬け医療の暴走を許したのは、この国の専門家信仰である。 専門家信仰を生んだのは、個々の人々の思考停止。 人々を思考停止に追い込んだのは、管理教育である。   本来、自由主義と管理主義は、相反するものであるが、その矛盾は巧みに誤魔化されている。精神障害者の自立を謳いながら、自立を邪魔しているのは福祉や医療そのものである。 誰も自立しない自立支援、誰も快復しない治療。 このデータはそれを如実に示している。 誰も快復しないことに誰も疑問を感じない恐ろしい社会である。   患者さんのためになどと言いながら、実はその人の快復は信じていないのである。 自分らしく生きようと言いながら、一生、精神障害者として生きていくことを強いているのである。   カルト洗脳教団がやるのは、薬物投与と情報遮断であるが、今の精神医療や福祉も全く同じ手段を用いている。 この国の精神保健システムでは、一度、精神障害者となればそこからの脱出は容易ではない。まるでカルト教団のようである。 人々の快復を、人々の自立を願う我々がカルト扱いされるのだから、この国の病理は根深い。   本来、どう生きようとその人の自由である。 精神障害者として生きていくのも選択の一つである。 だが、本当に自分で選択出来ているだろうか? 別の選択肢があればどうだろう? この国は、別の選択肢を全く提示していない。   精神病者として生きていくか、 少々変わり者だが自分らしく生きていくか、 後者の選択肢はどんどん狭まっている。   薬を必要とする人は確かに居る。だが大半の人には必要はない。 それは、20世紀の欧米の精神病の転帰研究が示している事実である。 逆に薬が、その人の快復の邪魔をしているのも事実である。 私の周辺の沢山の快復者がそれを証明している。   薬のことを棚に上げたリカバリーなんて私は信じない。 覚醒剤や麻薬を使いながら、快復しろとはかえって酷だと私は思う。 仲間のPSWが私に言った言葉、 「あれだけ薬を飲みながら、作業所に通うなんて凄い。」 私もそう思う。 薬が減っていけば、快復はもっと容易にできる。   快復を信じるなら、当然ながら目標とする当事者の転帰は患者(障害者)からの卒業であるべきだと思う。   次のリストは、IPS(リカバリーモデルの一つ)を編み出した当事者(快復した元患者)が記述した当事者が支援者に援助を求めるケースである。   ・本人が、自分の意思で生活や治療の選択をするとき ・本人が、自分自身のクライシスプランと治療プランを立てるとき ・本人が、カルテなど、自分の記録を集めることができるようにするとき ・本人が、薬の副作用について情報収集するとき ・本人が、治療(特に危害を加えるおそれのあるもの)を拒否するとき ・本人が、自らの選択による人生を築き上げていくとき   これは、本来なら、患者の人権擁護をその職責とするPSWの本来の仕事である。 精神医療被害連絡会での活動、そしてオルタナティブ活動で取り組んできた仕事そのものである。リカバリーとは、おかしな治療を押し付けられた患者からの卒業のための取り組みでもある。   リカバリーモデルを開発した当事者(元患者)には心からの敬意を表したい。 この国で、これを実現するにはどうするべきか、この2年間試行錯誤してきた。 まだ、完成には程遠いが、皆さまに少し内容をお伝えしたいと思う。 リカバリーコーチセミナー 3/21 大阪 資格ビジネスではありません。オルタナティブ活動に関わる当人、家族、すべての人に知ってもらいたい内容です。  

      51
      2
      4
      テーマ:
  • 21 Feb
    • 精神科診断(病名)や薬物治療に囚われない(野田正彰氏講演会)

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、長野new!! 減断薬読本購入希望の方   サードオピニオン会に来るとまず、 「本当に病気ですか?」とか「その症状に薬は必要ですか?」という問いから対話は始まる。 社会や専門家から押し付けられた言説にまず疑問を投げかける。   精神疾患とは何か? そもそも精神疾患は医学的に治療可能なものか? 薬とは何か? 障害なのか、病気なのか? ただの化学物質である薬に、人間の複雑で精緻な機能を修正する力などあるのか? その症状には何か正当な理由があるのではないか?   我々が語りたいのは、病気の話ではない。 いや、その病名こそが、社会から押し付けられた性質の悪い言説だ。 心を病むとは、文学的な比喩表現であり、医学でも科学でもない。   そもそも、病名が如何に無駄であるか我々は実は良く知っている。 ある人は、学校や職場で苛められたときの反応として、うつ症状や不安症を発症するかもしれないし、ある人はそのストレスを他者に向けて発散するかもしれない。 (前者はうつ病と呼ばれ、後者は躁鬱又は統合失調症と呼ばれる。) ある子は、それまで家庭で好きなように振舞ってきた子供が、入学し学校という規則だらけの環境で、生まれて初めて大人しく席に座っていることを強いられているのかもしれない。たまたま座った席が、いじめっ子の隣であったのかもしれない。そうした場合に、じっとしていられないのは正常な反応である。   我々は、病気のレッテルを貼る前に、その人を取り巻く社会や周囲の人間との関係性を問わねばなるまい。   精神疾患の分類(ICDやDSM)を見ると、脳に器質的な問題のある精神及び行動の障害とある。確かに脳に先天的な器質的な問題があるなら、それを障害と呼ぶことは許される。しかし、我々の科学では、脳の萎縮といった明確な特徴以外、何の手がかりも持っていないのである。ましてや、何の検査方法も持たない精神科医に脳の器質的な問題を診断することなどそもそも不可能である。   精神医学は、精神疾患が脳の器質的な問題であることが、精神や行動の問題を医学が扱う唯一の理由(薬物療法を正当化する唯一の理由)であるが、誰もそれを証明できないという致命的な矛盾を抱えて居る。心理分析や社会精神医学であればまだその存在意味はあるが。   脳の萎縮にしても、個人により程度の差こそ老化と共に誰にでも起きる事である。 私の母も年老いて、直近の記憶が覚束ない。 しかし、昔から習慣としてやってきたことは出来る。今のところ生活に問題はない。 現代の下げられた診断基準によれば、私の母も認知症と診断されるのかもしれない。   この社会では、職場や学校に適応することが第一とされる。 最近の医療化の流れの中で、医学的治療は、職場や学校に復帰すること(環境に順応すること)を目的として行われる。 お父さん眠れてますか?という自殺対策における精神科受診キャンペーンは、薬を飲んでまで、お父さんに更に頑張れといっているように私は思う。 それはまるで、戦場で傷ついた兵士を早く戦場に送り込むための治療である。 確かに、医学モデルは軍隊モデルである。   医療化が急激に進むこの流れはやばくないか? この国の大好きな全体主義が忍び寄ってはいないか?   この問題は単なる医療の問題ではない、医療化が進むということは、個人の自由と権利を保障した民主主義をも脅かすことである。医学はすぐに権力と結びつく。     この問題に関して、私が知る限り、この日本で一番語れるのは、野田正彰氏である。 今度の土曜日、野田正彰氏をお迎えし、お話を伺います。 野田正彰講演会(新大阪)2月25日   3月26日大阪で減断薬の為の基礎知識セミナーやります。 オルタナティブ協議会は市民による自助グループです。どなたでも参加できます。勿論、医療者や福祉職も大歓迎です。共通の理念を理解したうえでの参加をお願いします。 全国オルタナティブ協議会HP また、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。 オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。        

      59
      1
      テーマ:
  • 14 Feb
    • 薬を飲む飲まないは自分で決める-それは快復への第一歩

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、長野new!! 減断薬読本購入希望の方 薬が役に立っているかどうか? それが分かるのは薬を飲んだ本人だけである。   医者も含めて他人が、本人以上にわかるはずなどないのである。 ましてや、体重40kgの人と80kgの人が同じ用量で良いわけはないし、3分診察で効果(副作用)を聞き取れるはずもない。 これが、リカバリーモデルがセルフケアを重要視する理由の一つである。医者の処方を絶対視する医学モデルでのリカバリーモデルなど意味不明である。   精神医療のこうしたデタラメ薬物治療を支えているのは、この社会の馬鹿げた薬信仰と医者信仰のみである。 だから、無能な医師ほど、周辺の人間が薬を学んだり、診断に口を出されることを異様に嫌がり、権力をかさに周囲を恫喝する。 怒るのは自分が無能であることに実は気が付いているからだろう。 権力を振りかざす医者にモノ言えない、この国の医者(専門家)信仰は重症である。   これほど、薬を強制しているのは、この国だけ。 他の民主主義国では、本人が薬を飲む飲まないを決める権利はまだ守られている。   無理やり服薬などさせていないと反論する医療職、福祉職もいるだろう。 しかし、あなた達のやっていることは実質、強制である。 手のひらに薬をのせて置いて、大勢で取り囲み、さあ飲まないといけませんよと言ってるようなものだ。これを強制と言わないのは詭弁である。   先週、保護室にいる青年に会いに行ったが、なんと水に混ぜられ知らぬうちに強烈な睡眠薬(バルビツレート酸系麻酔薬)を盛られていた。(これは明確に違法。警告したので改善されたようだが。)   高齢者施設や病院では、医者というよりも看護師や職員が薬を飲ませたがる傾向もある。 患者一人当たりの担当者数が少ないというこの国のシステムの問題もあるが、結局、後で自身の首を絞めることになる。結局、自立する力をどんどん奪っていくだけである。 その場しのぎが、更なる悪循環を生む。 本来なら、言い訳しながら薬を飲ませる前に、このシステムを変える運動をするべきである。そのお手伝いならいくらでもするが、本気でそこに取組もうとするコメディカルは殆ど居ない。 言い訳は通用しない。強制服薬は、重大な人権侵害である。   この自分で薬を飲む飲まないを決めることを周知徹底出来たならば、それは計り知れない効果を生む。無駄な薬害を減らし、副作用の苦しみを減じるのはもちろんだが、薬を飲む飲まない(減薬においても)を自分で決めることは、その後の快復への第一歩なのである。 自分のことは自分で決めて、責任をとるという大目標の第一歩である。   我々の提供する減薬の知識は、あくまで自己決定に資する情報提供に過ぎない。 3月26日大阪で減断薬の為の基礎知識セミナーやります。 オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。   全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。 全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HP また、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。

      51
      3
      5
      テーマ:
  • 13 Feb
    • この恐ろしい理不尽とどう向き合う

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、長野new!! 減断薬読本購入希望の方   最近の相談は苦しい。 薬の副作用や離脱症状のことだけやっていれば、ここまで苦しくはない。 私の守備範囲が薬やその症状に関することだけにとどまっているならば、それは治療と称してただひたすら症状を消そうとする精神科医とあまり変わらない。 だが、いったん精神症状を人生のクライシスにおける正常な反応と捉えたとたん、その人の人生そのものに触れることになる。 病気や薬害なら半分諦めがつくものが、諦められなくなる。相談してるほうも相談を受けるほうも苦しい。 その相談の現実はあまりにも厳しい。 薬で我を失っている間に命を落とした人。 薬で我を失っている間に人を殺めてしまった人。 責任は全て本人が負わされる。 これほど恐ろしいことはあろうか? これほど理不尽なことはあろうか? けれども、私の周りではそれ程珍しいことではない。 程度の差こそあれ、毎年、数千人いや数万人単位で起きていることなのである。 50歳以上の皆さんは知っているはずだ。 かつての凶悪犯罪の殆どが、覚醒剤などの中毒者によって引き起こされていたことを。 現在の凶悪犯罪は、その多くが精神科通院歴のある精神疾患患者によって引き起こされている(マスコミ報道によれば)が、かつてはこれほど頻発していただろうか? 抗うつ剤も、ADHD治療薬も、その賦活作用からいえばエビリファイも、覚醒剤(医学用語)である。このイメージは、リタリン(コンサータ)とコカインのドーパミン神経活性の比較。同じですね。 SSRIで人格が変わった青年は、人を殺め今も刑務所に居るが、そこでも向精神薬を服用し、今度は自死を試みた。しかし、薬を止めてみると彼の人格は元の温和な性格に戻ったのである。彼は取り返しのつかないことをしたが、果たして、それは彼だけの責任か? 違法薬物は、本人が好きでやっていたということであれば、本人の責任で良いと思うが、彼が飲んでいたのは治療と称した処方薬である。彼もまた被害者の一人である。 彼がそこから出てこれるのは20年後か30年後か。 この現実にどう向き合えば良いというのか。 彼に限らず、向精神薬ユーザーは、その服薬中、様々な失敗をする。 結果、人々から、厄介な人とのレッテルを貼られ、周囲との良好な関係性を失う。 その経験が、その後の快復の大きな妨げとなる。 減薬して正気を取り戻したあとに、悪化した現実とその忌々しい記憶に苦しむのである。   参考までに、 ブロイラーは、その統合失調症研究の中で、次のように述べている。   〇統合失調症の悪化後(重症の患者)に医学的な治癒があるかどうかについては異論がある。以前患者であった人が完全に就労可能となり、彼等自身も気分良く感じ、近親者に健康であるという印象を与え、医師による経過観察においても精神病的現象がもはや証明されないという意味での治癒はしばしば認められる。しかし、以前患者であった人は、疾患があった時の出来事を主観的に判断し、彼らが客観的に望ましいと思われる”病識”に達することは稀である。妄想に近い、現実から遊離した態度は存続している。分裂気質や温かさやリーダーシップを欠く、奇妙な本態がみられる。しばしば過激で易刺激性のままである。しかし、これらの後遺症は、その大部分があらゆる精神病であった最中の不気味で恐ろしい体験の心理学的に了承可能な結果である。これらは、治療後における社会的状況の変化の結果であることもしばしばある。近親者は及びその他の人々は彼らを不信と不安をもって迎えることがしばしばである。多くの場合、彼は地位を失っており、離婚されてしまっている。我々はこれらから直ちに”欠陥”および統合失調症が慢性に存続していると解釈することが無いように注意しなければならない。 軽度の慢性状態では、多くの患者は妄想観念および幻覚、滅裂思考にもかかわらず、社会的にはなお有能で、就業可能である。E.ブロイラー  快復を目指すということは、自分自身でこの現実と過去に向き合うということである。 我々に出来ることはそれ程ない。 我々は無力であるが、少なくとも我々の仲間は、薬の影響もそれに続く不幸な出来事も了承出来る。我々は良き理解者になり得る。   そして最大の効用は、共に楽しい未来を形作ることで得られると私は信じる。 オルタナティブ・ストーリーは、そうした未来からしか描けない。 それを実現するために、我々にはこの理不尽な現実を理解する仲間がもっと必要なのだ。   全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。 全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HP また、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。 さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。

      46
      2
      2
      テーマ:
  • 09 Feb
    • 21世紀になって突然現れた治らないうつ病患者ーこれを異常と思わない異常

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、長野new!! 減断薬読本購入希望の方   公立学校教諭の休職者の推移 1984年から2011年にかけての全国の公立学校教諭の休職者数の推移。精神疾患以外の休職者が3000人程度で横ばいであるのに対し、精神疾患を理由とする休職者は、1000名から5000名強に急増している。 精神疾患による休職者が激増したのは、1996年あたりから、1996年は心療内科が標榜科として認められ、町中に精神科クリニックが乱立し始めた時期である。   さらに、精神疾患を理由とする休職者5000人のうち、約1000人(20%)が退職、43%が休職継続、37%が復職という状況である。 全国9万人の公立学校の教諭のうち、毎年、約5000人が精神疾患を理由に休職し、約1000人が退職し、約千人が新しく休職している事になる。   (2011年度)   ある地方公共団体(地方公務員の長期休職者)の状況    こちらは、ある地方都市の公務員の長期休職者の内訳である。精神疾患を理由とする休職者は、休職者全体281人に対し、160人(57%)を占めている。      精神疾患を理由とする休職者160人の内訳は、休職継続が51人(32%)、再発が43人(27%)、新規が66名(41%)となっている。    精神疾患を理由とする休職者の転帰は、復職が79人(50%)、退職が18人(11%)、継続が63人(39%)となっている。    例年同じような数で推移しているとの証言によれば、復職者79人のうち、約半数の43人が再発し、再び休職していることがわかる。  毎年約160名が休職し、18名が退職し、約半数が復職するが、その半数は再び休職することになる。 まとめ  20世紀の終り以降、突如として増えたうつ病患者、その他の理由による休職者の数が横ばいなのにたいして、精神疾患による休職者の増加はあまりにも不自然である。しかも、その休職者の転帰はすこぶる悪い、公立学校の教諭、地方公務員という比較的身分保障の充実した職場においても、それぞれ5人に1人、10人に1人の退職者をだしている。再発を除くと、職場復帰はせいぜい4人に1人ということになる。治るはずのうつ病でこの数字は、あまりにも悲惨である。少なくとも、精神科治療が役に立っていないどころか、害を及ぼしている明確な証拠である。   このデータだけでも、もはや明確でしょう。   全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。 全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HP また、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。 さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。

      40
      6
      4
      テーマ:
  • 08 Feb
    • 怒り再びー彼女を殺したのは誰だ

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、長野new!! 減断薬読本購入希望の方  2か月ほど前に関西のサードオピニオンに参加していた女性。   薬飲みたくないと言っていた。 薬の為に活舌は悪かったが、退院したばかりで、家族との生活の問題など自分から積極的に話してくれた。嫌なら薬は飲まなくて良いんだよと言ったらとても喜んでくれた。   先ほど、彼女を紹介してくれた女性から連絡があった。 彼女は亡くなったそうだ。   検死の結果、異物が喉や肺に詰まって窒息死したらしいとの事。 誤嚥性肺炎である。   このグラフは、精神科病院(都立松沢病院)での死因と日本人全体の死因との割合を示したグラフである。精神科病院での死因は、肺炎が突出しているのがわかる。 この肺炎とは、誤嚥性肺炎である。 もちろんこれは、抗精神病薬の副作用。主にリスパダール系(ゼプリオン、インヴェガ)に多い。     こちらは、死亡年齢の比較である。米精神医学会が2008年に向精神薬ユーザーの寿命が15年~20年短いことを報告したが、これはそれを裏付ける。     こんなにはっきりとデータに出ているのに、なぜ問題にならないのか。 精神医療にも怒りを感じるが、これを放置する国、さらには気が付かない国民にも怒りを感じる。   一部の精神疾患患者の話だと考えているとしたら、大きな間違いだ。 リスパダールは、高齢者施設でも、児童福祉施設でも濫用されているし、発達障害と診断されて居る子供にも簡単に処方されている。 睡眠薬が効かなくなった際の睡眠薬替わりにも。 FDAの副作用データベースには、この薬が適応外で濫用されている事実が示されている。 (リスパダールの疾患別副作用報告数)     リスパダールが発売された時、医療者のみならず福祉職の人たちは、魔法の薬が出てきたと思ったのだそうだ。 今まで、廃人同様だった患者が起き上がり話し始めたからだ。 それは、それまで使われてきたセレネースが酷すぎて、単にドーパミン遮断力が弱くなっただけである。その代わり、誤嚥性肺炎やホルモン異常など新しい問題に置き換わっただけである。   彼女は、患者としての人生ではなく、別の人生を送れた人だと思う。 一体何人の人生を奪えば気が済むのか。 人殺しは、精神科医だけではない。薬を飲め飲めと進めたコメディカル、家族、教師やスクールカウンセラー、福祉、製薬会社に媚びを売るマスコミ、行政そしてそれを許す我々市民全員だ。 良識派精神科医も同罪だ。いや、精神医療に期待を持たせている分、重罪だ。 お仲間の人殺しを放置しておいて、何をやろうと無駄である。 これは医療過誤でも何でもない、人権侵害(殺人)である。   この記事の内容のまま、国(厚労省)に直談判に行く。     全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。 全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HP また、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。 さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。    

      63
      2
      5
      テーマ:
  • 02 Feb
    • かくも厳しくて、かくも楽しきプロセスークライシスをチャンスに変える

      家族の12回目の命日を迎えた。 長かったのか、短かったのか良く分からない。 ただ、私自身がこのところ大きく変わった事だけは事実である。   この間、大勢の人から、数えきれないほどの怒りや悲しみのストーリーを聞いた。症状の話ではなくて、その人の人生の話だ(症状は実に当てにならない)。 何が間違っていたのか、誰が間違っていたのか。 この10年、個人的にも社会的にも、あまりにもデタラメがすぎて、それを正すことに躍起になった。幾つかの成果は得たが、所詮、砂漠に一滴の水を垂らすようなものであった。   家族を死なせた薬はついにこの世から消えた。 家族をこの薬禍に巻き込んだ薬にも規制の手が入った。 けれども、その改善の何倍ものスピードで状況は悪化している。 まるで、もぐらたたきだ。 結局、改善したように見せかけながら、その裏では、新たな由々しき事態が形を変えて津波のように押し寄せている。最大の由々しき事態は子供の薬漬け、統合失調症薬の適応拡大である。措置入院の管理強化など懸念事項には事欠かない。   正直、無力感にさいなまれる。 かつての社会運動家がそうであったようにこの場から降りたくなる。 確かにベゲタミンはこの世から消えた。けれども、そもそもこの薬は半世紀以上前に消えて無くなるべきものであった。デパスもはなから向精神薬として危険性を周知されるべきものであった。 失ったものは何も帰ってはこないし、この過ちを生んだ社会構造も市民の意識も表面上何も変わっていないように思える。 この怒り、悲しみには終わりがない。   悲しみを怒りで消そうとしたが、怒りはさらなる悲しみを産んだ。 それが、さらなる怒りを生む。   しかし、皮肉なことに、巨大に膨れ上がた怒りが、私の後半生を切り開く原動力となった。がむしゃらに動いていくうちに思いもよらぬ世界が広がったのだ。 今、私には新たな人生が与えられた。 それは、苦しいが小さな喜びに満ちた人生。 私を怒りや悲しみの渦から引き揚げてくれたのは、日々の生活の中で皆から与えられた小さな喜びである。いつの間にか、周りには沢山の快復者がいる。 怒りで精神医療を糾弾するより、実に効果的で、やりがいがある。   方や、薬の減断薬が終わり、自律神経も整い、バイタルサインは健康人そのものであるにもかかわらず、なかなか新しい一歩が踏み出せない人がいる。 (原因不明の化学物質過敏症や知覚過敏のような症状を呈する人が多い。特に女性。) その人たちの多くに共通してみられるのは、 その人たちが、いつまでも怒りと悲しみに囚われている姿である。   怒りや悲しみは、快復への第一歩として必要不可欠なプロセスであるが、次のステップに行くためには、その克服(受容)の作業が必須である。 間違ってもそれは、忘れようとか、誤魔化すということではない。   呼び方は、アダルトチルドレンでも複雑性PTSDでも良いが、 親の責任、社会の責任、他者の責任を糾弾するだけでは、快復はない。   快復者の多くに共通しているのは、どんな怒りや悲しみに満ちた生活の中でも、些細な喜びは見出していることである。 オルタナティブ・ストーリー(苦しみの物語を、克服の物語に書き換える)を描くには、今、現在の小さな喜びのある日常が必要なのである。 悲しみは怒りでは消せないが、喜びの力は絶大。10の悲しみも1の喜びで報われる。 身体症状まで改善する。 笑いが、免疫力を高めるのは、真実だと思う。   薬がきっかけで不調をきたした人々。 その多くは、薬を減らしただけで快復する。そもそも病気でも何でもないからだが、その人たちもまた、日々の生活の中で小さな喜びを持っている。 その小さな喜びで、人は驚くほどの快復を見せるのだ。 元の健康を取り戻したわけでもない、元の仕事に戻れたのでもない、結婚できたのでもない、子供を授かれたわけでもないのに。   その小さな喜びは、実はそれほど遠くにある訳ではない、 ちょっと手を伸ばせば掴めるはずの喜びに手が延ばせないのはなぜだろう。 その最大の要因は、いつまでも他者の眼差しの中でしか自分を評価できないことにある。心理学でいう問題の内在化/外在化である。 最大の壁は、社会から押し付けられた言説の数々である。幸せの定義から、感情の表現の仕方まで、我々は他者から押し付けられた言説の中で生きている。 その不幸は、人から押し付けられたもの。 それほど健康でなくても、所謂勝ち組でなくても、結婚できなくても、子供が居なくても、喜びを得ることは可能である。   他者から押し付けられた言説を払いのけるためには、今まで目を背けてきた自分に向き合う必要がある。 いや、これまで様々な言説を押し付け、自分を支配してきた人や社会とも向き合う(もしくは離れる)必要がある。その過程は厳しいが、その取り組みを強力に支える関係性や様々な選択肢は、快復を強力に後押しする。   そして、一旦覚醒してしまえば、人生は激変する。 クライシスを克服すれば、人はクライシスに陥る以前より、ずっと楽に生きられるのだ。 だから、クライシスはそこにたどり着くためのチャンスである。 普通を装い、世間のしがらみに翻弄されながら、ギリギリの精神状態で生きる人々が可哀そうに思えてくる程である。   精神医療が社会の鏡ならば、こうした取り組みの方がずっと社会を変える力がある。

      50
      2
      3
      テーマ:
  • 19 Jan
    • 医療/支援職にとってのオルタナティブ

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、茨城new!!減断薬読本購入希望の方 当人が覚醒するには、自己決定を行える環境・関係性が不可欠。特に重要なのが、周囲の人々との支配・被支配を排した平たい関係性が必要であるが、ここで問題となるのが、当人と医療職や福祉職(支援職)との関係性である。 医療(医学)モデルではなく、右のモデルでないと当人の覚醒は起きない。自分が快復不能な患者(障害者)であるという洗脳から抜け出ない事には快復はおこらない。 オルタナティブ活動では、医療や福祉を排除したいのではない。我々はそのあり方を問いたいのだ。実際、お手本にしているイタリアの精神保健改革においても、医者の役割はもちろん大きい。ここは、本当に難しい。幾ら医者自身が、対等だと言っていても、その場に医師が居ると自然とその人に頼ってしまう。逆に、医療・福祉に酷い目にあった当人や家族の中には、その人の人間性は無視して、精神科医だという理由だけで、ひたすら排除しようとする人もいる。 日本人には、とてつもなく強固な専門家信仰がある。いまだにTV番組では、コメンテーターとして医者が重宝がられ、医者のいうことは信用できるという前提のメッセージが垂れ流されている。そもそも、この国の公的教育もこの医療(医学)モデルである。我々は、物心ついたころから、人と比較し、勝ち組になるために競争させられ、自分を押し殺して群れていくことを教育される。 根本は、その人の持つそもそもの人間性の問題ではない、そういう風に教育されているのだ。だからと言って、かえって患者を傷つける今の医療・福祉が正当化されるものではない。逆に、中途半端な優しさが被害を拡大しているところが、この問題の根の深さである。 私の会には、多くのPSW、看護師、医師にも参加頂いているが、一人一人を見ていくと、私を含めて、皆、実際、当事者みたいなものだ。クライシス(危機)は誰にでもある。もっとも重要なのは、その社会的立場より、共に同じ対等な市民であるという自覚である。これは、なかなか難しいことなのだが、ともにオルタナティブをやっていくには、双方に受け入れてもらう以外にない。  医学モデルでの医療者・福祉職のあり方と全く異なる点は、医療も福祉も、当人に選ばれる受け身の立場であることだ。現状の精神保健システムはもともとそうであるはずなのだが、この医療化時代においては、実質的にあらゆる手段が用いられて、なんでもかんでも医療へ繋がれてしまう。そして、笑顔で、お薬飲みましょうねと実質強制されることになる。 もう一つの重大な違いは、そもそもの心の病の概念にある。当人の精神症状を回復不可能な病(障害)であるとする考え方である。現代の精神医学の主張する病気の概念は、快復可能であるとするリカバリー概念と真っ向から対立する。病であることが、医療が関与する最大の理由であるのだから、精神症状を病と捉えなければ、医療はその人に関与する理由も失うし、金儲けも出来ない。*精神科病院を捨てて地域での訪問治療を目指すACTの取り組みも、どこまで行ってもこの本質的な矛盾を解消できない。 そもそも、現在の診療報酬体系は、患者を病気に留まらせ、より危険な治療を行わせる(金が儲かる)システムである。医療保護入院や電気ショックの激増は、その最たる例である。診療報酬以外のやり方で、金が回るシステムを作らねばならないだろう。 いずれにせよ、オルタナティブにおいては、医者は儲からない。なぜなら、多くの患者は快復して患者ではなくなるのだから。オルタナティブに関わる医者には最上級の職業倫理が求められる。といっても、金に困るようなことには絶対にならない。年収2000万が1000万になる程度の話である。福祉にとっては、困難事例により手厚く関われるはずだ。イタリアのように、医療と福祉が50対50であれば、随分と変わるだろう。福祉職にとってオルタナティブは良いことだらけである。*ただし、就労支援の現場などを見ると、その管理仕事の多さに驚く。お役所仕事が原因だと思われるが、この管理コストの高さも、もちろん問題である。 いずれにせよ、生活保護予算の半分、メンタルヘルス関連予算の95%が医療の取り分になっている現況は異常である。 オープン・ダイアローグで、その中心となっている医師は、自分の役割を明確に述べている。自分の役割は、スタッフが金の心配をしないで良いように、資金面での責任を果たすことだと述べている。(治療と言っている訳ではない)*ちなみにフィンランドは、実は精神保健に関しては後進国である。病院システムは強固だし、医学モデルも強い。  私が描いているオルタナティブ活動においても、医療や福祉の役割は明確にある。今のシステムの中でも十分活用できる。ただし、次の点において誓約が必要。・当人と対等な関係性を築けること・快復できると信じること(治療からの卒業が前提であること) 共にオルタナティブを実践頂ける方を募集しています。金は大して儲からないが、確実に感謝と尊敬は得られることは間違いない。 全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。

      41
      1
      4
      テーマ:
  • 17 Jan
    • 何をして貰うのかではなく、何が出来るのかを問う

       サードオピニオン会・講演会のお知らせ 西宮、東京、神奈川、福岡、大阪、静岡(三島)、愛知、中津川(岐阜)、群馬、佐賀、長野new!!減断薬読本購入希望の方 社会的入院が問題となり、国も社会的入院の数を減らせと再三再四掛け声をかけている。確かに長期入院患者は漸減傾向ではあるが、その実情は悪化している。 病院からの死亡退院数、拘束数、それから医療保護入院数も激増している。長期入院を減らした代わりに、短期入院(医療保護入院)の回転数を増やしているのだ。さらには、病院の機能を地域にまで広げ、せっせと街角牧畜ビジネスにいそしんでいる。 医師の総数は1996年の22.1万人から2010年の28.0万人と,16年間でおよそ1.3倍に増加している。そのうち精神科医は、同じ期間に9千5百人から2010年の1万4千人と、およそ1.5倍に増加しており、各診療科の中でも医師数の増加率の大きい診療科になっている。1996年とは心療内科の標榜が認可された年で、精神科の敷居が低くなり、精神病院が街中に勢力を拡大していった元年である。 医師養成の教育面では、伝統的な精神病理学を捨て、生物学的精神医学一色のカリキュラムになっていった時代でもある。独学するような奇特な医師以外、この5000人の新米精神科医達に患者は治せない(どころか悪化させる)。 医者にせよ、研究者にせよ、まともなのは、70歳前後より上の世代。その世代と次の世代(現在の精神医学の重鎮)とのギャップは何故生まれたのか、未だに理解に苦しむ。 何度も言うが、統合失調症が一生治らないという言説は悪質な嘘である。10年も20年もうつ病や双極性障害を患うことが異常である。患者として、障害者として生きていく必要がある人はせいぜい1割程度である。 入院していても、家の中で引きこもっていても、デタラメ薬物治療を受けている限り、一生、精神科とその取り巻きの福祉のお世話になり続けながら生きていくほかない。それで本当に良いのか?それで良いならそれでも良い。 けれども、自分の人生を自分で選択することは、その人に与えられた基本的人権の一つである。私は、他者から貼られたレッテルで人生の選択肢(オルタナティブ)が制限されるなんてまっぴら御免である。 薬漬け精神保健システムのもとで生きていけば、行き着くところは、精神科病院か薬漬け高齢者施設である。誰かに一生管理(支配)されたまま、平均より15年~20年も短い寿命でその生涯を終えることになる。 選択肢は別にある。欧米諸国に出来てなぜ我々に出来ないのか。その原因は、お上任せの国民性にもあるだろう。メンタルヘルス予算の95%が医療に分配されている現実。医療も、福祉も、政治も、司法も当てにならない現実。今までの薬害救済運動の歴史をみれば、暗澹たる気持ちになる。私の今までの活動も、幾つかの成果を上げたが、まるでモグラたたきである。結局のところ我が国の精神保健システムは悪化している。正直な話、八方塞がりである。 残された我々の道は、自助努力だけである。志のある人々による実践のみが、社会を変える力を持つのだと思う。事実、欧米の精神保健改革は市民主導である。関連記事-怒りの行方 自助グループでは、何をして貰うのかではなく、何が出来るのかを問う。資格も立場も一切問わなが、この点は譲れない。リカバリーモデルの本人中心主義とは、そういうことである。 全国オルタナティブ協議会の会員募集始めました。全国オルタナティブ協議会は、現在の保健、医療、福祉の外側での問題解決を目指す、市民の相互援助、自助グループです。全国オルタナティブ協議会HPまた、オルかんクラブハウスプロジェクト(全国初の当事者による自助プロジェクト)が始まりました。関西での活動にご興味のある方、またお住まいの地域でオルタナティブを実現したい方の参画をお願いします。ご希望の方は、参加希望理由を添えて、オルタナティブを実現する300人委員会(FB上)に参加申請をお願いします。こちらは実践を伴うグループですので、皆さまの実際の行動を要請します。参加希望理由は全国オルタナティブ協議会HPの問い合わせメールへお願いします。さらに、オルタナティブ活動の根幹たる市民、患者の治療選択の権利、服薬選択の権利を守るための活動、FBにその準備グループ『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン実行委員会』を作成しました。ご興味のある方は是非参加ください。

      42
      1
      2
      テーマ:

プロフィール

アリスパパ

性別:
不良中年おとこ
誕生日:
植木等と一緒
血液型:
雑なA
お住まいの地域:
東京都
自己紹介:
【プロフィール】 スクラッチで起業して14年。 ベンチャーというよりアドベンチャーな経営。 ち...

続きを見る >

読者になる

AD

最近のコメント

旧ランキング

メンタルヘルス
84 位
健康・医療
126 位

ランキングトップへ

ブックマーク

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。