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昨日の記事を読んで下さった方から、こんなメールをいただきました。
以下抜粋させていただきます。
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>この一年を振り返ってみます。
>
>やめられたもの（こと）
>チューイング カロリーゼロ食品 下剤･胃薬 甘い物への依存 菓子パン
>
>食べられるようになったもの
>ごはん ナッツ ドライフルーツ 少量の揚げ物 バナナ
>
>やめたいこと
>隠れ食い 朝、昼の拒食とカロリー計算、その結果の夜の過食、野菜、キノコ、海藻の大量食い 汁物、スープ類の大量食い 一つの食べ物に執着すること
>
>まだまだいろいろあるけど、思いつくものを書き出してみました。
>一つずつ克服できればいいんですよね。
>この前久しぶりに泣くことができて少しすっきりしました。
>感情を押し殺してしまうのも克服したいこと。
> 水島先生に二回だけカウンセリングしてもらったんです。
>本にある性格診断もしてもらいました。
>とにかく私が抜け出せないのは、極度の心配性にあること。
>大丈夫が絶対とわからないとできない。
>あやさんのブログで大丈夫がわかったもの、たくさんあります。
>これからも大丈夫を少しずつもらいます。
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この方、すごい進歩してますよね。でも、みんなと同じように前進できない、治らないんじゃないかって沈んでいたんです。
本当に一つずつゆっくりと”できなかった事、食べられなかった食べ物”に挑戦して来られたので、本人はどんなに沢山進歩してきたか、気付きにくくなってたんですね。
でも、書き出してみたら、こんなにあるじゃないですか、”できた事”が。すごいすごい！本当にそう思います。
摂食障害の克服に限らす、人生目標に向かっていくときって、本当に小さな一歩の積み重ねのような気がします。 本当に肥満状態にある人もダイエットをする時も、いきなり頑張ろうとすると挫折しがちです。毎日３０分のジョギングなんて今まで全く運動してなかった方にとっては死ぬほどキツイのに、結果を急いでやろうとするでしょ。そうすると挫折しちゃう。もっと、５分とか１０分とかそれぞれにあわせて、ちょっと手を伸ばしたら届きそうなところから、ジワジワやっていけば、頑張ってる意識なく前に進める。
食べられない、運動が止められないっていう人も全く反対のようだけど、心理は同じですよね。できることから少しずつやらないと、くじけてしまう。ただ、普通にダイエットしたい方と違ってありえないくらいの恐怖が付きまとうってとこが違うところなんだけど、だからこそ慎重にゆっくりと、できそうなことから、一個ずつやっていくのが一番の近道なんです。
前にも書いたけど遥か彼方の最終目標ばっかりじーっと見つめていると、その目標があまりにも遠く遥か彼方にあるような気がして、気がめいってしまうし、頑張れなくっちゃう。半年先が１０年先くらいに思えちゃう。
だからね、いつも一歩先を見るの位でいいの。一歩進めたら、また一歩先へ。疲れたらお休みしたっていい。そんな風に道草しながらゆっくり進んでるうちに、あっと気付いたらゴールはすぐそこだった、って感じになるから。
でも、１０年も２０年も前に進めてない人は進めないそのこと自体がすごく苦しいっていうのも分かる。私もすごく苦しい状態から一歩も進めない時、”ゆっくりでいいんだよ”とか ”そのときが来るよ”っていわれても”今、今が苦しいんだよ！苦しみの中に、10年以上もいるんだよ！ゆっくり自分のペースでなんて人事だと思っていわないでよ”ってひねてしまった時期もあるから、このブログ読んで、同じように思う人もいるかもしれないと思う。でもね、乗り越えてみて、結局、ゆっくりやることが一番近道だったんだと思うんだよね・・。だから、同じこと言っちゃうけど、ごめんね。
私の中で、「過食や拒食を受け入れる」時期も重要だった。多分病院の先生とか本とかもそいういうふうに言ったりてるから聞いたことある人もいると思うけど、これは「過食や拒食したい放題の自分をほうっておく」って解釈しちゃうとダメで、私なりに色々ためしてきて私なりに気付いたことがあるので、このことについてはまた後日まとめます。
とにかく、私も、色々書いてるけど、私もメールの方や皆さんと同じように、自分の気持ちを相手に言葉で伝えることが苦手で余計なストレスを抱え込んでしまうタイプだったし、極度の心配性で、大丈夫が絶対でないと実行できないタイプでした（ダイエットに関しては）。
だから私も急に食べないダイエット思考を捨てられたわけじゃないし、ガリでいたい気持ちがなくなったわけじゃないんです。食べるものも一個ずつクリア。量もちょっとずつ増やす。それができたらもう少しって。 最初は体重増加に耐えられなくて泣いたりしてたし、モトの食べないダイエットに戻ったり、それじゃ何も変わらないって気付いてまたえ食べだしたりの繰り返し。
でも、少しずつ、色々食べる事によって現れた体調や心の調子の変化とか、みんなとちょっとでも楽しむ事ができたうれしさとか、脂肪と一緒に数々の幸せがやってきたよ。
ちょっとずつ重ねてきたの。何年もかけて。
悲しかったけど、もう前には戻りたくない、って思えるようになったの。
もう二度とこの幸せを離したくない、って。
回復って右肩上がりの直線を描くわけじゃなくて、小さな波を描きながら、よくなっていく感じ。過食や拒食や瘦せたい気持ちも引っ込んだり出てきたりの繰り返しだった。
ひっこんでたのが出てきちゃっても、自分を責めることないの。だってそれまで我慢できてた自分がいるんだから、進歩してるもの。あれ、体に栄養が足りなかったのかな、心に栄養が足りなかったのかな、もう少し優しく満たしてあげよう、って位に考えてあげようよ。
だからね、前に進めないって泣かないで。できた事をもっとちゃんと見てあげようよ。
今日メールくれた方みたいに、できた事と、これからクリアしていきたいこと、文章にしてみると、客観的に自分をみてあげられるかもしれないよ。
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摂食障害
昨日の記事を読んで下さった方から、こんなメールをいただきました。
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>
>やめられたもの（こと）
>チューイング カロリーゼロ食品 下剤･胃薬 甘い物への依存 菓子パン
>
>食べられるようになったもの
>ごはん ナッツ ドライフルーツ 少量の揚げ物 バナナ
>
>やめたいこと
>隠れ食い 朝、昼の拒食とカロリー計算、その結果の夜の過食、野菜、キノコ、海藻の大量食い 汁物、スープ類の大量食い 一つの食べ物に執着すること
>
>まだまだいろいろあるけど、思いつくものを書き出してみました。
>一つずつ克服できればいいんですよね。
>この前久しぶりに泣くことができて少しすっきりしました。
>感情を押し殺してしまうのも克服したいこと。
> 水島先生に二回だけカウンセリングしてもらったんです。
>本にある性格診断もしてもらいました。
>とにかく私が抜け出せないのは、極度の心配性にあること。
>大丈夫が絶対とわからないとできない。
>あやさんのブログで大丈夫がわかったもの、たくさんあります。
>これからも大丈夫を少しずつもらいます。
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この方、すごい進歩してますよね。でも、みんなと同じように前進できない、治らないんじゃないかって沈んでいたんです。
本当に一つずつゆっくりと”できなかった事、食べられなかった食べ物”に挑戦して来られたので、本人はどんなに沢山進歩してきたか、気付きにくくなってたんですね。
でも、書き出してみたら、こんなにあるじゃないですか、”できた事”が。すごいすごい！本当にそう思います。
摂食障害の克服に限らす、人生目標に向かっていくときって、本当に小さな一歩の積み重ねのような気がします。 本当に肥満状態にある人もダイエットをする時も、いきなり頑張ろうとすると挫折しがちです。毎日３０分のジョギングなんて今まで全く運動してなかった方にとっては死ぬほどキツイのに、結果を急いでやろうとするでしょ。そうすると挫折しちゃう。もっと、５分とか１０分とかそれぞれにあわせて、ちょっと手を伸ばしたら届きそうなところから、ジワジワやっていけば、頑張ってる意識なく前に進める。
食べられない、運動が止められないっていう人も全く反対のようだけど、心理は同じですよね。できることから少しずつやらないと、くじけてしまう。ただ、普通にダイエットしたい方と違ってありえないくらいの恐怖が付きまとうってとこが違うところなんだけど、だからこそ慎重にゆっくりと、できそうなことから、一個ずつやっていくのが一番の近道なんです。
前にも書いたけど遥か彼方の最終目標ばっかりじーっと見つめていると、その目標があまりにも遠く遥か彼方にあるような気がして、気がめいってしまうし、頑張れなくっちゃう。半年先が１０年先くらいに思えちゃう。
だからね、いつも一歩先を見るの位でいいの。一歩進めたら、また一歩先へ。疲れたらお休みしたっていい。そんな風に道草しながらゆっくり進んでるうちに、あっと気付いたらゴールはすぐそこだった、って感じになるから。
でも、１０年も２０年も前に進めてない人は進めないそのこと自体がすごく苦しいっていうのも分かる。私もすごく苦しい状態から一歩も進めない時、”ゆっくりでいいんだよ”とか ”そのときが来るよ”っていわれても”今、今が苦しいんだよ！苦しみの中に、10年以上もいるんだよ！ゆっくり自分のペースでなんて人事だと思っていわないでよ”ってひねてしまった時期もあるから、このブログ読んで、同じように思う人もいるかもしれないと思う。でもね、乗り越えてみて、結局、ゆっくりやることが一番近道だったんだと思うんだよね・・。だから、同じこと言っちゃうけど、ごめんね。
私の中で、「過食や拒食を受け入れる」時期も重要だった。多分病院の先生とか本とかもそいういうふうに言ったりてるから聞いたことある人もいると思うけど、これは「過食や拒食したい放題の自分をほうっておく」って解釈しちゃうとダメで、私なりに色々ためしてきて私なりに気付いたことがあるので、このことについてはまた後日まとめます。
とにかく、私も、色々書いてるけど、私もメールの方や皆さんと同じように、自分の気持ちを相手に言葉で伝えることが苦手で余計なストレスを抱え込んでしまうタイプだったし、極度の心配性で、大丈夫が絶対でないと実行できないタイプでした（ダイエットに関しては）。
だから私も急に食べないダイエット思考を捨てられたわけじゃないし、ガリでいたい気持ちがなくなったわけじゃないんです。食べるものも一個ずつクリア。量もちょっとずつ増やす。それができたらもう少しって。 最初は体重増加に耐えられなくて泣いたりしてたし、モトの食べないダイエットに戻ったり、それじゃ何も変わらないって気付いてまたえ食べだしたりの繰り返し。
でも、少しずつ、色々食べる事によって現れた体調や心の調子の変化とか、みんなとちょっとでも楽しむ事ができたうれしさとか、脂肪と一緒に数々の幸せがやってきたよ。
ちょっとずつ重ねてきたの。何年もかけて。
悲しかったけど、もう前には戻りたくない、って思えるようになったの。
もう二度とこの幸せを離したくない、って。
回復って右肩上がりの直線を描くわけじゃなくて、小さな波を描きながら、よくなっていく感じ。過食や拒食や瘦せたい気持ちも引っ込んだり出てきたりの繰り返しだった。
ひっこんでたのが出てきちゃっても、自分を責めることないの。だってそれまで我慢できてた自分がいるんだから、進歩してるもの。あれ、体に栄養が足りなかったのかな、心に栄養が足りなかったのかな、もう少し優しく満たしてあげよう、って位に考えてあげようよ。
だからね、前に進めないって泣かないで。できた事をもっとちゃんと見てあげようよ。
今日メールくれた方みたいに、できた事と、これからクリアしていきたいこと、文章にしてみると、客観的に自分をみてあげられるかもしれないよ。
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