（前回のいきさつ）
授業参観が無事に終了。
でも、その後にまだ大事な用事（約束）が残っていました。
私たちが向かった先は、今年度から新設されたというカウンセリングルーム。
お会いしたのは、昨年度にmayがお世話になった通級指導の先生です。
（過去記事を参照下さい。）
mayの事について、先生と沢山お話する事が出来ました。
まずは、mayの新しい担任の先生について教えて下さいました。
mayちゃんの今年の担任の先生を知って、凄く安心しました。 凄くいい先生にあたって、本当に良かったなあって。 子どもたちのいい所を見つけるのが、凄く得意な先生なんです。 どちらかといえば、特別支援に向いてるなって思える先生です。
私も、（担任の先生が誰になるか）一番心配していたんです。
私も、今の先生になって本当に良かったと思っています。妻が先生に相談したかったのは二つです。
妻の相談に、私が補足説明を被せる形で、話は進みました。
一つ目の相談は、お友達とトラブルがあった時の、フォローの仕方。
mayは、相手の気持ちを汲み取る事が凄く苦手です。 そうなってしまった理由とか。 お友達が何でそんな事を言ったのか。 そういう発想には、全く至らないんです。 だから、相手にされた行為だけが頭の中に残ってしまいます。 そんな時は、相手の事を否定しないであげて下さい。 そんな相手とは一緒に遊ぶなとか、近寄るなとか。 親としては、つい、そう言ってしまいがちですよね。 私たち、指導する立場としても、そう言うのが一番簡単です。 でも、この子たちにとっては、それじゃいけないんです。 そうしないと、敵と判断したらシャットアウトする子になってしまう。 そうなったら、凄く狭い世界で生きていくことになってしまいます。 だから、この子はきっとこう思ってたんじゃないかな？とか。 そんなときは、相手の気持ちを教えてあげて欲しいんです。 mayちゃんの世界を広げてあげたい もちろん、すぐになんて出来ません。 そうなるまでに、すごく時間はかかると思います。もう一つの相談は、mayが朝に起きられない事について。
なるべく早い時間に、休ませようとはしているんですが・・・ 睡眠時間が足りない、という事はないと思います。 それなのに、朝になると全く起きれないんです。 疲れた、疲れたと言って、自分から起きようとはしないんです。 今飲んでいる薬のせい、というのもあると思います。 mayには睡眠障害があって、薬の力を借りています。 飲まないと、夜に眠れなかったり、悪い夢ばかり見たりします。 だから薬のせいで起きにくくなっている可能性はあると思います。 あと、今のmayは自尊感情がボロボロの状態になっています。 今の「ダメダメ」状態を、何とかしてやらないといけないと。 朝も無理に起こそうとすると、パニックを起こしたりします。 「朝は苦手なんや！どうせ起きれないんや！」とか言って。 mayは、学校で毎日くたくたになって帰ってきます。 学校では、本当に頑張りすぎるくらい頑張っています。 朝が起きれないのは薬のせいもあると、私も思います。 朝に見かけたときのmayちゃんは、とてもしんどそうでした。 でも、五時間目に見かけた時は、とても元気そうでした。 今度、担任の先生に聞いてみましょう。 朝と午後で、mayちゃんの顔つきが違うかどうか。 担任の先生にお願いして、確認して貰いましょう。 あとは、mayちゃんが学校にやりがいと見つける事が出来たら。 mayちゃんは、きっと朝も起きれるようになると思います。 私も、学校が楽しい所だったらmayは起きれると思います。 休みの日とかは、早く起きたり出来るんです。 だから・・・ やっぱり、mayにとって学校は「しんどい所」なんだと思います。 学校で何か楽しいことや、やりがいが見つかれば。 mayは、きっと変わると思うんです。 何でもいいんです。たとえば、何かの飼育係とか。 この子の面倒はmayちゃんが見てあげてね、みたいな。 そうすれば、mayちゃんは、朝も起きられるようになると思います。 早速、担任の先生にお願いしてみましょう。 先生だったら、すぐにいいアイデアを出してくださると思います。 mayちゃんが、学校でも何かやりがいを見つける事が出来たら。 mayちゃんも、絶対に朝も起きれるようになると思います。 はい。たぶん熱が出てても学校に行きたがると思います。（それはそれで、心配ではありますが。）
その後、先生は妻の心配もして下さいました。
お母さんは、笑顔でなきゃダメ！ 子どもは、親の力が無くては育ちません。 お父さんやお母さんが頑張っているからこそ。 mayちゃんは、こんなに立派に育ったんです。 mayちゃんは、こんなに良い子に育っているじゃないですか。 お母さんは、もっと自信を持って！ お母さんは、凄く頑張っています。100点！先生の言葉に、妻の目から涙が溢れてきました。
（妻は）今まで、（努力を）人に認めてもらったことが無いんです。 （親にも）あなたはよくやってる！って褒めてやって欲しいんです。 それは、お父さんには無理だ。 よし！今度は（妻の）お母さんも、ここに連れておいで！ 私から、お母さんに話をしてあげる！先生には、妻の二次障害の事を説明していません。
でも、先生は妻の様子を見て察知されたのだと、私は確信しました。
今日は、お父さんと直接お会い出来て本当に良かったです。 私も、先生の事は妻から聞いていました。 私も、是非一度お会いしてお話をさせて頂きたかったんです。 私は、月曜から木曜の5時間目はフリーなんです。 だから、mayちゃんにも教えています。 何かあった時は、5時間目においで！ 分かった？いい？5時間目だからね！ 先生、待ってるからね！って。 お母さんも、いつでも来て下さいね。 月曜から木曜の5時間目ですからね。（笑）話題は、今年度から本校で受けれるようになった通級指導の件へと移りました。
（次記事へと続きます）
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