大塚聰以外の(非公認)ルイヴィトンアート | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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つい最近なんですが、私以外の(非公認)のルイヴィトン作品を作っている人の存在を知りました。








その内の一人は、何と、mixiをやっていて偶然知ったのです。

http://mixi.jp/view_event.pl?id=9372706&comm_id=242398  

「悪趣味るねさんす」 

ヴァニラ画廊 2006年9月4日~16日

http://www.vanilla-gallery.com/gallery/akusyumi/akusyumi.html  


高須健市さんという方なんですが、凄い感動しましたよ。

メッチャ面白いです!!!!!

終わってからかなり後になって知ったので、非常に残念に思いました。

行きたかった~!!

私は、美術情報を全くチェックしないので、DMとか人から聞いて美術展に行くだけなのです。


ブランド街に落ちているゴミ(商品を入れる紙袋とか)からモノグラムの形状に切り抜いたものを白地の壁に沢山貼り付けるという、根気の要りそうな作品です。


まあ私のルイヴィトン作業着シリーズ(1996年~)も、同じく根気の要る作品ですし、しかも、作った意図も私と同じらしいです。

上で示したmixiのコミュニティの当時の管理人から聞いたのですが、ブランドにハマる単純な人を茶化すという意味合いが込められているとのこと。


でも、この作品を作るのは、美術家生命を危険に晒す恐れがあると思う。

私がうだつが上がらないのは、ルイヴィトン足袋(1996~1999年)のせいだと思ってます。

会田誠さんにそれを言うと「そんなことないよ」と否定しますけど。


で、上述の悪趣味アートのコミュ高須さんの作品に出会ってまもなく、mixiの私のホームに、偶然高須さん本人が足跡を付けていたことが分かった。


で、私は、ヴィトン絡みで来たのだろうと思ってその様に彼の足跡帳に書き込みした所、実は知らなかったとのこと。

たまたまの偶然のようです。

でも、お互いに存在を確認しあえて嬉しかったです。







その彼には、木彫でルイヴィトン作品を作っている友人がいると教わったのですが、名前を聞いていなかった。

でも、ネットで「ルイヴィトン」「木彫」を検索してみると、あっけなくその人と思われるサイトを発見!!

でも、本人だろうか?

taigart.com

http://www.taigart.com/  

http://www.taigart.com/works/archives/cat_071lvm1yen.htm  

(URL間違ってないと思うのですが、何故かエラー・・・)

http://www.taigart.com/works/archives/cat_064lvm1yen.htm  


タノタイガさんという方だそうです。

サイトの件の作品を見た限りに於いては、最も古いものは2005年らしい。


木彫でバッグや財布、シガレットケース等を作っているのですが、実際にフランスのルイヴィトン本店に、木彫のヴィトンカバンを持って訪れる様子を撮影した映像作品も制作している。


私も、ルイヴィトン原宿店に、全身にルイヴィトン作業着を身にまとって訪れる映像作品「PATCH HOP」(パッチホップ)を2004年に制作して、同年の「こたつ派2」展で発表していますけれども。


タノタイガさんも凄いわ!!!!!







そして、我らが(?)会田誠「ヴィトン豊作」なんですが「アートで候」で見た時、「ズルッ!!」と来ました。


「いやーこの程度かあ!!」


実は、それ以前に「(ルイヴィトンに関して)ぼくは大塚くんを越えるよ」と会田さんから豪語されていて過剰な期待をしていたので、その、期待していたよりもちょっとダメだったという感じはしないでも無かった。

いや、面白い事は面白かったけど。

会田誠は当たり外れが激しい」とかいう話をどこかで聞いたことはありますけどね。

でも、彼が天才であるのは間違いないと思います!!


「ヴィトン豊作」に関して取り上げているBlogは幾つか見たけど、否定的な意見は無く、見た限りに於いては全て大好評でした。

中には「アートで候」の中で一番面白かった、という方も。


「アートで候」 

上野の森美術館 2007年5月20日~6月19日

http://www.ueno-mori.org/special/aida_yamaguchi/index.html  


私が気になるのは、売れっ子の会田さん、ルイヴィトンを挑発したらどうなるのだろう?ということです。

前述の如く、私は「ルイヴィトン作業着シリーズ」のせいでうだつが上がらない状況に陥っているのではないかとの疑いを持っています。

勿論、作品数が少ない事が一番の理由だろうけど。

が、そうだと仮定して、売れっ子である会田誠がヴィトンに挑発行為をした事で、何か起こるのだろうか?と思ったりしたんですが、別に何事もおこらないのでしょうな。





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追記

記事の作成に当り、ルイヴィトン会田誠さん以外の関係者に取り敢えずメールで連絡をいたしました。

タノタイガさんから、美術館展示に際して一悶着があったり、その事がSPA!で記事になった事等、面白いエピソードを戴きました。

やはり、すんなりとまともな発表をする事は難しいようです。

私も、2004年に群馬県立近代美術館ルイヴィトン作業着シリーズを発表した時は、大勢の作品の中に紛れるようにして展示する事で、何とか発表出来たくらいでしたから(この話は後に詳しく・・・)。

また、高須健市さんの仰っていた「木彫ルイヴィトン作家」とは、タノタイガさん本人で間違いないそうです。