要人警護などを行っているSPは警護の技術的な訓練はもちろん、組織的な警護体制を日頃から適した形にしたり様々な勉強をしています
ある国のSPは警護の技術的な訓練が厳しいのはもちろん、それ以上に様々な分野を学ぶことに時間を費やし勉強する量は試験を受ける学生並だというから驚きです。
例えば・・・
心理学・・・これは要人を狙う犯罪者の心理を学び警護に生かす。
過去の襲撃の例を学ぶ・・・似たような状況になった時に対応できます。
地理、宗教、政治、経済、世界情勢を学ぶ・・・
これらを学ぶ理由は何となくわかりますよね
驚きなのが・・・
気象や自然災害学、色彩学、流行のファッションなども学んでいるとか・・・
関係ないように見えますが、これらも関係する場合があるらしいです。
例えば、気象条件によっては襲撃が成功しやすくなる、雨や雪などでは警護する時に死角ができたり、襲撃する方も方法を微妙に変えたりするらしいです、それらを防ぐために気象条件と襲撃方法の関連を学んだり、まったく気象情報が入手できない状況でも自分で気象変化を読むことができるように学んでいるみたいです。
まったく関係ない分野の勉強が実は警護をするためには必要になってくる・・・ある国のSPは本当に勉強熱心じゃないと務まらない、身体的な能力や技術はもちろん万能型な人間を目指さないといけないというのは本当に大変ですよね
私みたいな人間には絶対務まらない・・・想像以上に厳しい世界だということを知りました。