なぜ、パーソナルカラーで誤診が多いのか？

● なぜ、パーソナルカラーで誤診が多いのか？

こんにちは。吉村直子です。

空前の大ブームであるパーソナルカラー。しかしその基準は非常にあいまいです。

私はそもそも、パーソナルカラーの考え方に懐疑的です。


パーソナルカラーは雑誌などでも取り上げられ、イベントなどでも気軽に診断が受けられるようになりました。

ウェブなどでも自己診断できるサイトがたくさんありますよね。

このブログを読んでいる方も、一度はやってみたことがある、という方も多いのではないでしょうか？

しかし、診断を受けても納得がいかない。誤診ではないか、というお声もよく聞きます。

似合うと言われて勧められた色を当てた自分を見て、がっかりした。

一度受けたけれど納得がいかず、複数回受けたら、その度に違う結果を言われた。

私へのご相談で非常に多いお話です。

これでは何のために受けたのか？という気持ちになりますよね。

パーソナルカラーの診断ジプシーになる前に、まず、お伝えしておくことがあります。

そもそも、パーソナルカラーの判断基準は非常に曖昧です。

科学的根拠がある、という主張もありますが、それを本当に科学的に説明してくれる文献は見当たりません。

アメリカで生まれたパーソナルカラー。

肌の色や、髪、目の色が明確に異なる人々にとって、「自分は何色が似合うのか」を知ることは、アイデンディティでもあり、重要なのでしょう。

しかし、私たち日本人は、肌の色や目の色、髪の色に大きな差はありません。

その日の体調や、照明によっても違って見えます。

試しに、お風呂上がりの肌を見てください。

いつもより、明るく白く見えませんか？

反対に、寝不足や体調不良の時は、肌が黄色く黒ずんで見えるはずです。

同じ人でも振り幅があります。

黄色く黒ずんでいる時に、似合う色を選んだらどうなるでしょうか？

より黄色く黒ずんだ印象が強調されますよね。

さらに、診断する人の主観によっても、似合うかどうかの判断は変わるでしょう。

色は、まわりにある色に影響を受けます。周りにある色に同化するのです。

あなたのお顔も同じ。

メイクやヘアカラー、服の色。

あなたのお顔のまわりにある色に、あなたの肌や目の輝きが引っ張られるのです。

あなたの肌色を、ベスト・コンディションに引っ張り上げてくれる色こそが、良い色です。



２日間集中レッスンを受けられたＫ様から、こんな感想をいただきました。

職場のアメリカ人の先生に

「Ｋの肌はすっごく綺麗で白くて、日本人ぽくないよね！白人の肌っぽいよ」

と言われました。

透明感は人種も超えるのかー！！と。笑

選んでいただいた〇〇〇〇色の袖フリルブラウス、友人にも、デートしている方にも、母にも好評です。

間違いなく良い状態だと自信を持っていられることが、とても楽です。

肌色に似合う色が良い色とは限らないのです。

キーワードは透明感です＾＾

透明感を再現する方法をお伝えできるのは、吉村メソッドだけ！

パーソナルカラーでは、なぜキレイになれないのか、こちらにも詳しく書きました。

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