こんにちは、加古川明石不登校専門・魔法を科学する人生再生カウンセラー、いなまつゆかです。
こころに、いい影響を与える言葉とイメージを、魔法としてお伝えしています。
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大きな失敗をした。
自分の生きる意味がよくわからない。
消え入りたいような気持ちに襲われる。
とてもつらいですね。
どうしたらいいのでしょうか?
「この1時間をとにかく生きていよう」と言ってあげましょう。
NHKで、田部井淳子さんの最後の登山のドキュメンタリー番組を観ました。
田部井淳子さんは、世界で初めて女性でエベレスト登頂に成功した登山家です。
昨年10月にガンで亡くなりました。
その3ヶ月前、東北で被災した高校生を富士山の山頂に登ってもらうという取り組みで、
一緒に登ったときの様子が映し出されていました。
田部井さんは、福島の出身です。
大震災でつらい思いをした高校生に、日本一の山に登れたという経験をしてもらいたい。
どれほどつらい道でも、一歩一歩進めば、必ず頂上にたどり着けるのだということを、からだで知ってもらいたい。
その一心で、始めた企画です。
もうすでに、とてつもなくつらい体験をした彼らですが、
これから生きていくうえで、大きな力を得たのではないでしょうか。
病を持つ身で、なんとか7合目までは登った田部井さんが、
全員頂上まで登った高校生たちが戻ってくるのを出迎えていました。
それまで、笑顔だったのに、田部井さんの顔をみて、涙があふれでていました。
田部井さんの、深くて広い愛が伝わっているのだなあ、
ちゃんとわかっているんだなあと胸が熱くなりました。
田部井さんも人間です。
最後の登山は、今まで一番つらいといっていたエベレスト登頂のときより、しんどいと言っていました。
それでも、
休み休み、つらさを吐き出し、やさしく寄り添うお連れ合いに支えられながら、一歩一歩進んでいました。
生きるのがつらいとき、田部井さんの姿を思い出そうと思います。
もう少しだけ、やっていけそうな気がするのです。
生きるのがつらいときは、助けてもらいながら、休みながら、
とにかく、なんとか生きていきましょう。
この1時間、なんとか生きよう。
1時間が過ぎたら、次の1時間を生きよう。
今日1日は生きよう。
そう言ってあげましょう。
耐えているあいだ、もしできそうなら、
「よしよし、よしよし」と唱えてあげましょう。
こころが慰められます。
その積み重ねが、すばらしいことなのです。
わたしたちの生き方が、次に続く後輩たちのサンプルになります。
ただ生きていることが、役に立つのです。
立派なお手本でなくていいので、サンプル、見本として、生きているさまを見せましょう。
生きるのがつらいときは、
「この1時間をとにかく生きていよう」と言ってあげましょう。
読んでくださって、ありがとうございました。
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