○グラミー賞ノミネート発表~ビヨンセ9部門など、ファンタスティック・ネグリートも | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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○グラミー賞ノミネート発表~ビヨンセ9部門など、ファンタスティック・ネグリートも

 

【58 Grammy Nomination Announced】

 

ノミネート。

 

アメリカ音楽業界最大のお祭り、グラミー賞の第59回(2017年)のノミネート作品が2016年12月6日ロスアンジェルスで発表された。ビヨンセが最多9部門、他にカナダ出身のラッパー、ドレイク、バルバドス出身のリアーナ、ラップのカニエ・ウェストが8部門でノミネート。また日本の坂本龍一がクラシック部門で映画『レヴェナント 蘇りし者』でノミネートされている。また新人部門には注目のアンダーソン・パック、ザ・チェイン・スモーカーズのほか7部門ノミネートを得ているチャンス・ザ・ラッパーも入っている。

 

全84部門のノミネートはこちら。

http://www.grammy.com/nominees

 

あるいは

http://www.latimes.com/entertainment/music/la-et-ms-grammys-2017-nominations-winners-list-20161205-story.html

 

グラミー賞の今後の日程は、(2016年)12月14日に最終投票用紙が会員(およそ8000人と言われる)に郵送され、2017年1月13日に締め切り、その後集計。2月12日(日)ロスアンジェルスのステイプルズ・センターで発表される。全米での生中継はCBS、日本では例年通り有料衛星放送のWOWOWが生中継。日本時間では、2月13日(月)の午前10時から本編が約3時間にわたって生中継される。

 

主要4部門ノミネートは次の通り。またこのほか、R&B部門などは詳細は後日ご紹介します。さらに恒例グラミー賞予想も2017年2月第1週をメドに発表します。またノミネートについて総評などを近日中にまとめます。デイヴィッド・ボウイの「ブラック・スター★」がアルバムにノミネートされていない、など。

 

Grammy 2017 (59th) Nomination

 

Album of the year:

 

“25” — Adele

“Lemonade” — Beyoncé

“Purpose” — Justin Bieber

“Views” — Drake

“A Sailor's Guide to Earth” — Sturgill Simpson

 

Record of the year:

 

"Hello" — Adele

"Formation" — Beyoncé

"7 Years" — Lukas Graham

"Work" — Rihanna featuring Drake

"Stressed Out" — Twenty One Pilots

 

Song of the year:

 

"Formation" — Khalif Brown, Asheton Hogan, Beyoncé Knowles & Michael L. Williams II, songwriters (Beyoncé)

"Hello" — Adele Adkins & Greg Kurstin, songwriters (Adele)

"I Took a Pill In Ibiza" — Mike Posner, songwriter (Mike Posner)

"Love Yourself" — Justin Bieber, Benjamin Levin & Ed Sheeran, songwriters (Justin Bieber)

"7 Years" — Lukas Forchhammer, Stefan Forrest, Morten Pilegaard & Morten Ristorp, songwriters (Lukas Graham)

 

Best new artist:

 

Kelsea Ballerini

The Chainsmokers

Chance the Rapper

Maren Morris

Anderson .Paak

 

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今年の目玉はファンタスティック・ネグリート

 

ついに。

 

アルバムが出たときから注目して、これならグラミーの「ブルーズ部門」にノミネート入りが可能と言ってきたファンタスティック・ネグリートが見事に「コンテンポラリー・ブルーズ」部門にノミネート。ここで一緒にギターをプレイしているマサ小浜にも注目が集まりそうだ。「ソウル・サーチン・ブログ」的にはこれが一番うれしい。

 

他の候補と比べてみると、冷静に見ても頭ひとつ抜けているので、受賞の可能性も高くなってきた。そして、もし受賞の可能性があれば、NARASから本編でのライヴ演奏の依頼が来るかもしれない。ただし本編でのライヴはせいぜい10本程度。しかも、主要4部門、ポップ、ロック、カントリー、R&B、クラヒックなどからまんべんなくピックアップされるので、ルーツミュージック的なものの枠に入れるかがカギとなる。ただ、そういう意味ではヴァリエーションを見せるために「コンテンポラリー・ブルーズ」のファンタスティック・ネグリートへのライヴ依頼が来る可能性もあるとみる。その場合は、マサ小浜のグラミーでのオンステージもぐっと高まる。

 

そこでこの「ソウル・サーチン・ブログ」では、不定期新コラム「マサ小浜:グラミー賞へのカウントダウン」を始めることにした。

 

このコラムの目的はいまだ事の重大さに気づいていないマサ小浜に、その事の重大さを刷り込み、グラミーのステージへ彼をあげることだ。まずは、2017年2月10日から14日までのスケジュールをきっちりグラミー用にあけてもらうようプレッシャーをかけてみよう。(笑)

 

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関連記事

 

第59回グラミーへの日程表

2016年11月10日(木)

http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12217390522.html

 

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