○第59回グラミーへの日程表 | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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○第59回グラミーへの日程表

 

【Countdown To Grammy 2017】

 

59回。

 

毎年初2月に発表される音楽業界最大のお祭り、グラミー賞。こんごの日程表を簡単にまとめておこう。

 

2016年

 

10月14日 最初の投票用紙発送

11月4日 最初の投票用紙締切

11月15日 最終投票できる資格を得るメンバーになるための今年度締切

12月6日 ノミネーション発表

12月14日 最終投票用紙発送

 

2017年

 

1月13日 最終投票締め切り

2月12日 グラミー賞発表

 

まず最初の投票用紙でノミネートにふさわしいものをいくつか選び、投票。

 

それを集計して、最終的に各部門4-5部門程度の正式ノミネートを決定。

 

これを12月14日に発表。

 

最終投票用紙での投票締め切りが1月13日で、それを集計して、2月12日にウィナーが発表される。

 

グラミー賞は2017年2月12日ロスアンジェルスのステイプルズ・センターで行われる。生中継は、CBSが担当。

 

これまでとの変更点は次の通り。

 

①   ストリーミング、配信のみの楽曲の扱い

 

今回のグラミーとこれまでの違いは、今回からストリーミングされた楽曲、配信楽曲も、候補資格を得られるようになったこと。ただし、ISRC(インターナショナル・スタンダード・レコーディング・コード)という各楽曲に個別に割り振られた番号を持っていることが条件。

 

②   『ベスト・ニュー・アーティスト』の資格

 

これまではフル・アルバムが出されたことが条件とされていたが、それを撤廃し、単曲が5曲以上、30曲以内、3枚以下のアルバムのリリースが条件となる。

 

このカテゴリーには3回以上はノミネートされない。グループでノミネート、独立しソロでノミネートは可能、あるいはその逆も可能。2度までという縛りとみられる。

 

資格期間(今回は2015年10月1日から2016年9月30日まで)の間に、著しく目立った印象、実績が残されたこと。

 

③    ベスト・ブルーズ・アルバムの扱い

 

同カテゴリーが今回から2部門に分かれる。「ベスト・トラディショナル・ブルーズ・アルバム」と「ベスト・コンテンポラリー・ブルーズ・アルバム」のふたつ。

 

ソウル・サーチン・ブログで話題のファンタスティック・ネグリートは、後者「ベスト・コンテンポラリー・ブルーズ・アルバム」に該当するとみられる。

 

④   ベスト・ラップ/サング・コラボレーション・カテゴリー名変更

 

「ベスト・ラップ/サング・コラボレーション」の名称が、「ベスト・ラップ/サング・パフォーマンス」へ変更。

 

⑤   投票カテゴリー部門の縮小

 

メンバーはこれまで、主要4部門の他、自分が得意とする20部門で投票が可能だったが、今年から15部門までとなった。これは4部門の他、最大15部門まで投票できるということで、必ずしも15部門投票しなければならない、ということではない。

 

 

まずは次の山場は、12月6日(火)(日本時間7日午前)のテレビ中継もされるノミネートの発表だ。

 

アルバム・オブ・ジ・イヤーには、アデル、デイヴィッド・ボウイ、ビヨンセなど強力なラインアップが出そろうはずだ。

 

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