ザ・ジャズ・セオリー/ マーク・レヴィン | サックス・創意工夫|ジャズ・下学上達

サックス・創意工夫|ジャズ・下学上達

ジャズやサックスについて
疑問に思ったことを調べたり
自分なりに考えたことをまとめたり

マークレヴィン ザ・ジャズ・セオリー/愛川 篤人; Mark Levine
¥7,980
Amazon.co.jp

「何をどう練習すべきか?」



限られた時間で効果的に練習するには
まずは自分の現状を的確に把握した上で

何を練習すべきかがわからなければいけません。


この当然のことを最近までよくわかっておらず
ずいぶんと長い間、明確な目的意識も持たぬまま


ただ漫然と好きな曲や好きなフレーズを

繰り返し吹くだけで練習した気になっていたことを

今さらながら後悔しています。


"The Jazz Theory Book ザ・ジャズ・セオリー/Mark Levine マーク・レヴィン"

を読んだことがひとつのきっかけとなり

今の自分には何が欠けていて、何を練習するべきかを

常に考えるようになりました。


これほどわかりやすい、使いやすいジャズ理論書には

今まで出会ったことがありません!


Amazon.co.jp のレビューに投稿した内容です。


 こんなにすばらしい理論書にはじめて出会いました。
 ジャズ演奏を志すすべての人に自信を持ってお勧めできます。
 これまでの理論書との大きな違いは、
 スケールやコードを説明するだけにとどまらず、


 1.それらを名演奏家たちがどのように使用してきたかの実例(譜面)が

   アルバム名とともに豊富に示されている。


 2.それらを演奏の中で使えるようにするための練習のヒントが豊富に示されている。


 以上の2点が画期的であり、本書をすぐれて実践的なものにしています。



Diatonic Scale Chord 

ダイアトニック・スケール・コード程度の

スケールやコードに関する最低限の知識があれば


鍵盤楽器で音を出して確かめながら読み進めると

面白いほどによくわかる画期的な本です。


しかも読者それぞれのレベルに合った

練習法のヒントも示されていると思います。

価格を見て購入を躊躇する方もあるかもしれませんが


この内容ならば一生使えるので

ジャズという音楽の仕組みを真剣に学び

ジャズの演奏を本気で上達したい人であれば

買って必ず損はないと断言できます。



ただし私が持っている初版本では

残念なことに単純な誤植が何ヶ所かあります。


「おかしいな?」と感じる箇所があれば

自分の理解力の欠如とは判断せずに

身近にいる音楽上の先輩などに尋ねることをおすすめします。



▼日本人が書いたジャズ理論書では小山大宣さんの本が

  圧倒的にわかりやすいと思います。


本ジャズ理論講座 Jazz Theory Workshop(初級編)


本ジャズ理論講座 Jazz Theory Workshop(中・上級編)