新曲「消しゴムと鉛筆」 | 小関峻 official blog

小関峻 official blog

宮城県出身のシンガーソングライター小関峻のofficial blog
音楽活動から日常のことまで様々なことを書いています。



{157C5F49-9FC6-4B5E-975D-DEAEFB54B80C}

{ADD3EB90-9917-4455-B341-8495142703C9}


こんばんは。小関峻です。


先日、新曲「消しゴムと鉛筆」を公開しましたが聞いていただけたでしょうか?!


まだ聞いてないって方はとりあえず聞いてみてくださいねー。

こちらから聞けます。




とーっても切ないですが、味のある小関峻っぽい作品に仕上がったんじゃないかと思いました。



最近は宅録でここまで仕上げることをやってなかったのですが、この曲は自分で作れるとこまで作ろうと思い、全て宅録でここまで完成させました。



ドラム打ち込んで、ベース弾いて、ピアノ弾いて、、、ギター弾いて、歌って、ハモって、ミックスして、、、

イントロのピアノなんて何回録り直したことか(笑)(ピアノうまくなりてー、、)


そんくらい苦労して作り上げたので、ぜひ聞いてくださいってことです(笑)





消しゴムでがーって、鉛筆で描いたの消しまくると手が汚れて黒くなりますよね?

同じく、鉛筆でがーっと画用紙に書きまくると手黒くなりますよね。



「汚れてしまったなあ 真っ黒だ」の歌詞は心が汚れたと捉えると思うけど、(もちろんそれもあるけど)

手が汚れるイメージで書いたんですよね、実は。




そこからアイディアを膨らませて書いた曲でした。



信号のくだりは、今までの僕の曲にはあまりない感じのやつなんじゃないかな。



赤ではじまり、モノクロの世界に入って、青で終わるという、、、。


自分的にはこのへん好きだなあと思ってます(笑)



サビのメロディなんかは小関節全開ですね。
歌うとわかると思いますけど、めっちゃ難しいです(笑)


サビのメロディ作ってからイントロ作ったんじゃなくて、
イントロのピアノができてから、これサビのメロディだわ!

って曲を広げでいったので、、
ピアノでほぼメロディ作ってます。


そうすると、結果、歌うことを想定せずにメロディを動かしてるので、すげー歌うの大変なんですよね(笑)




デモなのに歌録るの2日かかりました(笑)




さて、このCDを12/16(金)の板橋ファイトでのライブから販売開始したいと思います!!定価¥500。

ただし、仙台だけ12/9の一本しかライブがらないので12/9の仙台BARTAKEのライブで先行販売します。
仙台の皆様、ぜひゲットしてくださいね。


しかし、関東のライブも12/16の板橋ファイト以降は12/21の柏04だけなんですよね。


12月中に欲しい人はこのどっちかに足を運んでゲットしてください!


1月以降も在庫があれば販売しますが、路上では販売しません。
(手作りなので50枚くらい作ると、作るのが嫌になってきます笑)
具体的に枚数は決めてませんが50〜60枚前後だと思っていてください。



路上で販売しないのは、
これを機に路上しか聞いたことない人も、ぜひ一回ライブハウスにも足を運んでいただきたいなあという想いからです。


ライブハウスの方が、音良いし、座れるし、寒くないし、警察に注意されることもないし、他の素敵なアーティストに出会えるかもしれないし、異性との出会いがあるかもしれないし、、え?!
冗談はさておき、ライブハウスの方が絶対よいです。

路上で手を抜いてるってことは絶対ないけど、お金貰ってステージに立つ以上、必ず、それ以上のものをお届けします。



けど路上には路上の良さもあるから、CDゲット関係なしに、いつでも路上も会いにきて下さね。



【12月ライブ予定】

12/9(金)仙台BARTAKE
12/12(月)柏PALOOZA
12/16(金)板橋ファイト(オススメ!)
12/21(水)柏04



最後に今日は新曲の歌詞を載せたいと思います。
また会いましょうー。



=================


                消しゴムと鉛筆



「どんなに渡れそうでも
赤信号は渡らない」

「わかってる 」

僕は笑って
君の手を握った帰り道

いつも二人描いていた
無邪気な夢の下書きは
色をつけることなく
この街から消えていった

僕の白黒の日々に
色をくれたのは
君だったのに

何度も何度も君を忘れたくて
記憶の消しゴムを
何度も何度もすり減らした
心がもう破れるほど

汚れてしまったなあ
汚れてしまったなあ
真っ黒だ


「どんなに面倒くさくても
財布はポケットに入れない 」
そう言って君がくれた
鞄はもう捨ててしまったけど

いつも二人過ごした日々は
笑顔で溢れていたのに
最後のページ今でもまだ
泣いている君が僕を睨む

まだ余白だらけの未来に
これから何を描けばいいんだろう


もう一度もう一度
君に触れたくて記憶の鉛筆で
何度も何度もその笑顔なぞった
心がもうなくなるほど

汚れてしまったなあ
汚れてしまったなあ
真っ黒だ


君と行きたかったあの場所も
壊れた約束も
ごめんね  ごめんね
真っ白だ


何度も何度も君を忘れたくて
記憶の消しゴムを
何度も何度もすり減らした
心がもう破れるほど

破れてしまったなあ
破れてしまったなあ
白紙に戻せない

もう一度もう一度
君に触れたくて記憶の鉛筆で
何度も何度もその笑顔なぞった
心がもうなくなるほど

汚れてしまったなあ
汚れてしまったなあ
真っ黒だ


どんなに渡れそうでも
赤信号は渡らない
わかってる 信号が変わって
僕は一人歩き出した






{FCE14660-2834-4564-8A57-6D19D4660D63}

余談ですが、ジャケットはいつもの如く、友人であり漫画家の前田圭吾君に描いてもらいました。
何回も少年マガジンに短編ではありますが、載っている彼に描いてもらえるのは本当にすごいことです。そして何より嬉しいことです。


彼に今回、消しゴムと鉛筆が画用紙の上に載ってる絵を描いて!
あと、信号待ちしてる男女二人の絵も!

と、雑にお願いをして、新曲のデモをいち早く聞いてもらって、

すごく素敵なジャケットをいただきました。


この裏ジャケットなんですが、信号待ちをしてる男女二人。
だけど下に映ってるのは青信号で佇む女の子なんだよね。


この子は青なのにまだ進めないんだって。



前田君、粋なことしてくれますね、、
切ないっす。


ありがとう。