ジェントルなフランス男 | Toujours avec Emma

Toujours avec Emma

2011年にフランス人ダビデくんと結婚。日本で暮らしています。
2015年に第1子Emmaを出産。
日仏ファミリーの日常。

昨日予告したフランスについての記事第2弾です。




ドラトーザンさん『フレンチパラドックス』の1つに「男女平等だけど、男性はジェントルマンである」というのがありました。




仕事などの面で男女は平等。女性でも能力があれば昇進できます。

ま、この辺は日本も追々変わっていくでしょう。




で、男性のジェントルさでありますが、これは一般的な常識としてジェントルと特定の相手に向けたジェントルとあります。


まず一般的なジェントルは騎士道精神に基づくものですねナイトモン




・女性がいればドアを開けてあげる

・コートを着せてあげる

・レストランなんかではいすをひいてあげる

・電車などで席をゆずる

・困っている人に声をかける




このあたりは、男性(人間)としての一般常識のようなものですね。




お次、特定の女性に対してですが、これはまぁ奥さんとかガールフレンド、ママに対しての接し方。




・「新しい髪型いいんじゃない」などと変化に気づいて、言葉をかける

・相手を愛してるなぁと思えば声に出して「愛してる」と言う

・ふとした時にプレゼントを買う(高いものではなくて、花1輪とか小さなプレゼント)

その他、愛があればできる行為(EX, 体調が悪そうなら背中をさすってあげる。とか)




これを読んでる男性で、一般的なことでも特定の相手に対してでもちゃんとできてる男性いるでしょうか~?




私の職場の男性は、一般的なジェントル行為9.5割できてません。

日本全体だと割合はどんなもんでしょうね。

若い人は若干割合が高いと思いますし、私のブログの読者さんのパートナーはジェントルマンが多そうな印象です。




ダビデくんはどうかというと、、、

ドアはあけてくれます、荷物も持ってくれます、が、コートは私が自力で着てます。

なのでジェントルマン度70点ってところでしょうか。




私はジェントルマンを育てるには家庭でのしつけと女性の意識2つが重要なファクターだと思っています。




子供が小さい頃から、家庭内でパパがママをいたわり、言葉をかけていれば、子供は勝手に真似します。

まさに、子は親の背中を見て育つわけです。




そして、女性側も褒められたら「そんなことないよ~」ではなく、素直に「ありがとう」と言えばいいんですよね。

ドアを開けてもらったら笑顔で「ありがとう」と言えば、男性だって「また、しよう」と思えるようになるんじゃないでしょうか。

男性に求めるだけじゃなく、女性の側も素直に受け取る努力が必要なんだと思います。




アメリカ人の友人(男性)は「西洋人のジェントル行為は、型があってそれをただやっているだけだから、ジェントルマンだからといって本当に優しい人かどうかはわからない。全体的に日本の男性の方が心は優しいと思うよ」と言っていました。




日本人男性、ポテンシャルはあるはず!!

がんばってください!!