Candlemas クレープを焼いてみよう! | Toujours avec Emma

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2011年にフランス人ダビデくんと結婚。日本で暮らしています。
2015年に第1子Emmaを出産。
日仏ファミリーの日常。

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あれは2月2日のこと、いつものように彼とチャットをしていたところ。
突然「クレープ食べた?」と言われました。
私:いや、食べてないけど。今日ってクレープの日かなにか?
彼:今日はcandlemasだよ。
私:candlemasは日本では一般的ではないよ。フランスでは、この日にクレープを食べるの?
  あなたは、食べた?

彼:今日は食べてないけど、子どもの頃はママが焼いてくれて。Nutellaとかお砂糖をかけて食べたよ。
とまぁ、こんな感じのやり取りがありました。

それから気になってcandlemasとは何かを調べてみました。
フランス語ではChandeleurといいます。
由来はたくさんあって、調べれば調べるほど分からなくなります。
結局明確な答えは見つかりませんでした。Chandeleurは色々なルーツが混じりあってできたお祝い日のようです。
①古代ローマ人の、生命を授ける神様のお祝い。
②ケルト民族の、長い冬が終わり、春が訪れによる繁殖と生命の授かりを祝う水のお清め儀式。
③生まれてから40日目の幼子イエスをつれた聖母マリアがエルサレムの神殿への出向いた日。そしてイエスは「この世のたった一つの光」だと予言される。

どうやら、生命の誕生とか冬が終わってこれから春に向かっていくことをお祝いしようというニュアンスの日のようです。
なぜこの日にクレープを焼くかというと、クレープが丸い黄金色で、それが太陽を思わせるからみたいです。
やはり春の訪れを祝う行事の意味合いが強いみたいですね。

パリも日本も雪が降って、まだまだ寒いですが春の到来を願って私もクレープを焼きました。
クレープを焼くのは初めてなので、要領が分からなかったけどなんとか形になったかな。
私はNutellaではなくJean-Charles Rochouxで買ってきたチョコレートペーストでいただきました。
フランスにいるダーリンにはwebcamで見せただけ。
「何それ?」って言われましたけど…(;^_^A
クレープに見えますよね~・・・・