健康ワンポイント・アドバイス
<野菜の食べ方良い例/悪い例>
3)イチゴはスライスせずに大胆に
かぶりつきましょう
最後は変化球で、果物からイチゴを取り上げます。
イチゴはそのまま食べる方がほとんどだと思いますが、
時にはスライスして並べることもありますよね。
ここにひとつ、落とし穴が。
イチゴはビタミンCを豊富に含みますが、
そのビタミンCは酸素に触れると分解されやすい
特徴があります。
スライスすることで酸素に触れる面積が大きくなると
当然、その分の栄養素が失われてしまうのです。
2011年にブラジルで発表された研究によると、
イチゴをスライスすることで8~12%のビタミンCが
失われるそう。
ケースバイケースですが、栄養面から考えると、
イチゴはそのままかぶりつくのがオススメです。
栄養効率の良い例と悪い例、
どちらもお馴染みの調理法や食べ方です。
必ずしも栄養を採ることだけが目的ではないですし、
おいしさとは別問題。
栄養だけに縛られずに食事を楽しみたいところですが、
野菜や果物の栄養をたっぷり
吸収したい時もありますよね。
今回紹介したような例はまだまだたくさんあります、
機会があれば、またご紹介します。