今週発売の主な新作:ゲーム編 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)



■DS:「ルーンファクトリー 新牧場物語」
 豪華小冊子「プロローグコミック」(仮)付き


★今週のイチ押しはコレ。
 出荷数から考えても今週の主役はあくまでも「FF3」であろうが、
 予約率では決して引けを取っていない。
 新規のファンと従来のファンを上手く取り込んで
 シリーズファンの裾野を広げたいところだ。

●新時代の幕開けなるか「ルーンファクトリー 新牧場物語」(過去ログ)
●「ルーンファクトリー」にブレイクの兆しあり?(過去ログ)



■DS:「ファイナルファンタジーIII」

■CD:「FINAL FANTASY III オリジナル・サウンドトラック DS版 (DVD付)」

★セールス的には間違いなく今週のメイン商材。
 テレビCMの解禁と同時に予約も急増しているが
 どこまで伸びるかは未知数。
 今までのAmazonのやり方から察するに、おそらく発売日前後に
 限定本体も若干数吐き出すはずなので
 確保出来なかった方はこまめにチェックするべし。
 ちなみに、9月20日にはDS版のサウンドトラックCDも発売される予定。

 なお、メーカー在庫は既に切れており、品薄は必至。
 欲しいゲームは発売後すぐにプレイしたいという方は
 なるべく早いうちの購入をお勧めしておこう。



■PSP:「ギルティギア ジャッジメント」

■PSP:「ギルティギア・ジャッジメント テレカ付き」(SEGA DIRECT)icon

■PSP:「SIMPLE2500 THE どこでも漢字クイズ チャレンジ!漢字検定2006」
■PSP:「タマラン」
■PSP:「キングスフィールド アディショナル II」

★夏の大物も一通り出揃い、今週は地味なラインナップのPSP。
 「ギルティギア・ジャッジメント」は、固定ファンの多い
 「ギルティギア」シリーズのPSP第1弾。
 アーケード、PS2でお馴染みの「GUILTY GEAR XX SLASH」の移植版と
 PSPオリジナルの「JUDGMENT」の2つのモードを収録している。
 「JUDGMENT」モードは、冗長な「ファイナルファイト」といった印象で、
 延々と単調なアクションを繰り返さなければならないのは辛い。
 手を加えればかなり遊べるようになるとは思うが、
 いかんせんこれでは「おまけ」の域を出ていない。
 ソフト2本分のボリュームとは考えず、
 あくまでも「XX SLASH」+「おまけ」と捉えた方が良さそうだ。
 5040円なのでコストパフォーマンスは悪くない。
 
★PS2で好評だった作品だけを選りすぐっているからか
 完成度の高さが安定しているSIMPLE2500シリーズ。
 今週は「どこでも漢字クイズ」。
 PS2版は累計で約6万本を売り上げ、現在も毎週1000本程度のペースで
 出荷が続いているという隠れたロングセラー。
 PS2版をベースに解答見直し機能や通信対戦をプラスしている。

★「タマラン」は「【HG】ハイドリウム」の正統な続編。
 「【HG】ハイドリウム」は、ライトユーザー向けにSCEが用意した
 パズルゲームだったのだが、結果は1.9万本と苦戦。
 今回は、意味不明なタイトルを「タマラン」と改名し、
 右脳系を匂わせる「集中力育成液体パズル」というサブタイトルも追加した。
 ステージ数は前作の70ステージから130ステージへ、
 価格も1000円引き下げ3990円に、
 岡村孝子の楽曲を使用したテレビCMも投下し、
 初回2万本、累計5万~10万本を目指すとのこと。
 CMのセンスが完全に昭和なのはどうしたことか。
 「ダビスタP」といい、流さない方がマシなクオリティのCMが
 垂れ流されているのを見るのは辛い。

★「キングスフィールド」は、7月に発売された「1」との連動をウリにした
 オリジナルRPGの続編。
 簡単ではあるが、前作の紹介はこちらで。



■PS2:「バイオハザード4 Play Station2 the Best」


★今週複数同時リリースされるカプコンの廉価版からお勧めはこちら。
 GC版でプレイ済みだったのでPS2版は廉価版待ち、という方も
 多いのではないか。
 ただ、廉価版のベース価格(2800円)に
 1000円上乗せしてまでサウンドトラックCDを同梱するのは反対。
 通常版を買ったユーザーは損をしたと思い、
 価格が安くなればと思っていたユーザーにとっては割高にしか見えないのでは。



■PS2:「レッスルエンジェルス SURVIVOR」
 Amazon.co.jpオリジナル ミニサウンドトラックCD付き

■PS2:「planetarian プラネタリアン ちいさなほしのゆめ」
 書き下ろし小説(新書版240ページ)付き

■PS2:「My Merry May with be (廉価版)」

★「レッスルエンジェルス」とはこれはまた懐かしい・・・
 と思ったらblog珍品堂様が取り上げておられた。

●デスマッチ再び?! レッスルエンジェルス サバイバー(blog珍品堂)

 その昔、PCEの「ダブルインパクト」に手を出してみたはいいものの、
 今ひとつ楽しさがわからなかったのだが、Dr.K殿の記事を読んで納得。
 そうか「ダビスタ」か。

★「プラネタリアン」は「Kanon」「AIR」のKEYが送る初のSF作品。
 デジタルノベルなのでゲーム性は薄いが、その分価格も安め。
 初回生産分の特典はPC版でも好評であった涼元悠一氏書き下ろしのノベル。
 
★「My Merry May with be」は、KID作品の中でもユーザー評価の高かった
 「My Merry May」と「My Merry Maybe」の2作をカップリングしたもの。
 流通関連の事情で単品のリピートが出せなくなったために
 企画されたらしいのだが、出荷数が極少だったため
 中古市場で高値安定を続けていた作品だ。

【その他のニュース】

●8月24日発売のFF3早くも中国サーバー経由でネット上に流出(ぬる速)

 こういう「事件」はある意味大作の証でもあり宿命とも言える。
 「DQ8」や 「FF12」でも、やはり似たような話はあった。
 様々な不正行為のハウツー本が平然と書店に並んでいることに
 疑問を感じる私としては、流出元がどこかより、
 多くの日本人が(おそらく)何の罪悪感も持たずに
 これらの行為に手を染めていることの方に強い憤りを覚える。 

●「テイルズ・オブ・ザ・テンペスト」発売決定


■DS:「テイルズ・オブ・ザ・テンペスト」
 「ファンブック」&「ロゴ入り フキフキ巾着」付き


 今年1月の過去ログまで遡ってようやく見つけた
 「テイルズ・オブ・ザ・テンペスト」の発売日が10月に決まった。
 関係者から「土台から作り直す」と聞いていたので
 年内発売は絶望的と思っていたのだが、
 えらく急に出来上がったな、という印象は拭い切れない。
 予約特典は、延期のお詫びも込めて若干豪華になっている。