WelcomeBack!「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

ニュー・スーパーマリオブラザーズ ニンテンドーDS
■DS:「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」



まさに「スーパーマリオブラザーズ」そのものである。
本作が「ニュー・スーパーマリオワールド」ではなく
あくまでも「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」であることは、
プレイ開始後2秒で分かった。痺れた。

十字キーとABボタンのみという
ファミコン版譲りのシンプルな操作方法は
マニュアル不要の楽しさを提供してくれる。
走り、飛び、泳ぐマリオの勇姿はファミコン版そのままで
思わず目頭が・・・

買いである。

全80コースのステージ中には、
マップシステムや隠しコインといった
ファミコン全盛期を思わせる仕掛けがぎゅうぎゅうに詰まっており、
昔とった杵柄を活かしまくることが出来る。

追加された新アクションはどれも楽しいが、
中でも、ブロックも敵も、土管さえも弾き飛ばして突き進む
巨大マリオの気持ち良さは、
実際にプレイしていただかなければ1/10も伝わらないと思う。

買いである。

本編+αの部分のフォローも万全で、
対戦モード(1~2人)から
全26種類ものミニゲーム(1~4人)など、
64やGCでの経験がしっかり活かされている。

土管に入った途端にプレイ画面が逆転したり、
(通常は上にゲーム画面、下がマップ画面)
ストックしておいたアイテムをタッチパネルで使用したりと、
ファミコンテイストを薄まらせない程度に
DSならではの演出も使われている。

買いである。

私は、多くのクリエーターやゲームユーザーが絶賛する
「スーパーマリオ64」より「スーパーマリオブラザーズ」が好きで、
「ゼルダの伝説」も
「時のオカリナ」より「神々のトライフォース」が好きで、
「ドラゴンクエスト」も「8」より「3」が好きという
進化の波に乗り損ねたジジィなので
11年振りに2Dアクションに戻ってきた本作は楽しくて仕方なかった。

現役のゲームユーザーはもちろん、
DSからゲームに復帰し、
「nintendogs」や「脳を鍛える大人のDSトレーニング」で
ストレッチの終わった出戻り層まで、
あらゆるゲーム好きにお勧めだ。

ちなみに、残りタイムの下一桁が
「0」になってからジャンプしたにも関わらず、
クリアタイムは「6」ではなく「7」であった。
それならばと「9」でジャンプすると見事「6」にはなったが、
花火は上がらなかった。
な、、、何故だ。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:ニュー・スーパーマリオブラザーズ/Newスーパーマリオブラザーズ
    機種:ニンテンドーDS
  メーカー:任天堂
   発売日:2006年5月25日
    価格:4800円(税込み)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★