ソレルのショーツの最終サンプルが２種類出来上がって参りました！！
どちらも、一瞬見ただけですと、
「うーん、おばちゃんショーツだなぁ……
」
そんなデザインです。
でも、でも、思いと現実のギャップが大きいのです。
一度試着すると、「これイイわぁ～
」って感じです。
内側シルク、外側スーピマコットンの天然素材100％のニットは、やはり本当に気持ちがいですね！
肌に触れない少しの弾性糸を加えることで、形も小さめにできたり、履きやすくなったりもしますが、天然素材１００％には安心感もあります。
試着すると「私のショーツはこれに決まり！！」って思ってしまいました。
あとは、ウェストの問題です。
うーん、どちらのデザインにしましょうか？
おなじみウェストに腹巻を使ったタイプと、ゆったりしたゴムを通したタイプ……。
両方を履いてみました！
リラックスショーツなどで、ウェスト腹巻はあるので、今度はゴムで～～と思ったのですが、その履き心地のあまりの違いに驚きました。
やっぱり、シルクふぁみりぃのショーツは少し割高になってもコットンシルク腹巻を使いたいです。
ソレルのニットは極細の絹糸と、やはり極細のスーピマコットンを使って編み上げたニットです。糸が細い分、編み上げるのに大変時間がかかります。
いろいろな状況を経て、やっと誕生するソレルショーツですが、風貌がおばさん臭いこと、ホントにザンネンです。
でも、かわいいおしゃれなショーツは世に溢れていますので、この際、見かけよりも実をとることにいたしましょう！！
脇を含め、縫い目は全部外になっております。
上の写真が、内側のウェストの縫い目です。
下が、外側のウェストの縫い目です。
糸は化繊なので、ジグザグの糸も全部外に向けました。
この縫製工場は、タグを取り去れるようには縫えないので、タグは外側になります。
わかりづらいのですが、内側が絹でやはりゆるいゴムを入れた足口のジグザグ縫い目は外になっており、内側は縫い目の点線が少し見えるくらいになっています。
ちなみに、もう１つのデザインのショーツです。
ウェストにゆったりのゴムを入れました。
最初は、今回はこのデザインにしようと、意気込みました。
でも、でも、履いて見るとやはり違うのです！！
いつも、完璧に作ってくれるうちの縫製工場です。
こちらの工場では、スパッツ系を専門に作ってくれています。
マーガレットロングパンティや、マルベリーショーツ、エルダー、フェンネル、いろいろ最高傑作を輩出してくれているのです。
シルクふぁみりぃでは、ステキな製品を頑張って作ってくれる工場が、周りにいっぱいあります！！
それが、シルクふぁみりぃの大きな財産なのです。
工場が元気でいてくれること。
そして「こんなん作りたいねんけどぉ～」
と言ったら、頑張って、喜んで作ってみてくれる！！
その完成度加減は、お客様のご感想を伝えることでわかります。
いただいたメールや、お声を、私達は生産者にお伝えするのです。
良いモノを頑張って作ることで、喜んでいただけて、なお追加注文がダイレクトに来る訳ですから、問屋さんに頼まれて指示書通りに作るだけよりも、やりがいがあるのもわかります！！
単に縫製工さんではなく、デザイナーにもなりますし、クリエーターでもあるわけです。
編み上げたり、縫製して納品に来るとき、皆さんいつも聞いてくれます。
「あの製品はどうでした？」
「喜んでもらえました？」
「どんな感想もらいました？」
「次は、どんなんにしましょう？」
「うーん、そうやねぇ、もう少しこのへんを変えましょか？」
「次の製品は、こんなんがいいって言われる方が多かったよ！」
なんて、しばらく話しています。
そして、続いて次の構想が出てきたり……するのです。
製品は、人と人の和の中で生まれ、出来上がってくるわけです。
喜んで作ってくれて、和やかな中で発送させていただく。
そんな、みんなの優しさも共に、お手元に届けていきたいです。
ソレルショーツのデザインは決定しましたが、生地編みが難しくて、なかなか編みあがらないので、出来上がりまで、もうしばらくお時間をいただくかと思います。
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