こんにちは。
過ごしやすくなりましたね～
食欲の秋ですよぉ～美味しいもの沢山ありますし
ワインも新酒が出て来ます。
まだ早いですが、11月3日山梨ヌーボも楽しみです。
さて今月の前菜にあるピーナッツ豆腐を紹介しますね
自家菜園の落花生朝採れです。
水洗いして殻を剥きます、剥かれた豆は鮮度が良いと
まだピンク色。
一番大変なのがこの作業。
家庭なら少なくて済むかもしれませんが
お店では作る量が違います。
煎ってある殻はパリッと割れますが・・・
生は中々・・・親指と人差し指で割って行きますが・・・
ゆびさきに激痛が・・・正直、あまりやりたくない
イメージ的には「ジャッキーチェンが指でクルミを割る」感覚
マニアックな話ですが・・・分かる方も？
そう～映画「酔拳」での一場面。
女性にはわからないかも？
まぁ～それぐらい大変だぁって事
話がそれてすみません。
剥き終わった状態、豆は薄皮のまま1日水に漬けておきます。
そして1日浸した豆に熱湯をそそぎます。
薄皮が取りやすくなるのと同時に生豆の臭さも消えます。
これをお水と一緒にフードプロセッサーで細かくし
布でこし、鍋にうつし、葛、調味料を入れ火にかけます。
ここからがまた一仕事
約15分練り続けます。それを流し缶入れ冷ます。
出来上がりはこんな感じ～
もちもちのピーナッツ豆腐
山葵醤油で。。。
沖縄ならジーマミー豆腐、甘いタレをかけて。
これは内緒の話ですが・・・
私はチョット苦手でして・・・味はいいのですが・・・
食感が・・・どうもクチュクチュ噛む感覚が・・・
なので胡麻豆腐やお餅、ホルモン、イカみたいな噛みきれないような
感じが苦手なんです。
1年でお餅を一切れ食べれば良いぐらい。
リクエストがありましたのでメニューに入れましたが。
個人的にお豆腐は滑らかな口どけが好き
「しゅくりあ」で季節のお野菜を使ったお豆腐をお出ししていますが
口の中で溶けるように作っています。
このピーナッツ豆腐ももしかしたら滑らかなお豆腐に変わっているかも？
月初めと終わりでは微妙に変わっていることもあります
今月の「丹波蒸し」ははじめ
生の栗をスライスして泡立てた卵白に散らして蒸すようにしていましたが
現在は道明寺粉の上に茹でた栗をのせて蒸しています。
どうしても栗剥き、卵白泡立てなど考えると仕事が追い付かない
茹で栗なら殻のまま圧力釜で蒸せば簡単に渋皮まで綺麗に剥ける
チョットした裏話ですが・・・
お任せコースという事でお許しを。
ご予約お待ちしております。ではでは。
「しゅくりあ」