こんにちは。
以前、ブログに書いた茨城にある八起窯の続きです。
山野草小鉢を主に作っている塚本先輩
八起窯のHPなどがないので展示会や陶器市に出品している
作品を少し載せたいと思います。
灰釉・・・自然の木々、草などを燃やし不純物を取り除き釉薬の代わりに
使う、木々の持っている個性、季節などによって微妙に変化する仕上がり
写真では解りづらいが実際、作品を明るい場所に並べると
一つ一つ色の違いに驚く。
山野草は小さく、控えめな花を咲かす それを引き立てるのが小鉢。
シンプルながらも存在感がある作品。
塚本先輩らしい作品である。
ぶどう、くり、すすき、はぎ、かき‥等
約10年コツコツ作り貯めした物だとか・・・
「死ぬまでに使い切れるかな~」笑いながら話してました。
「これからは焼きに集中するよ」と・・・
10年以上地道な作業を繰り返し準備する
これからが本番だなんて・・・そんな忍耐力に脱帽です。
それだけではありません、陶芸だけでは食べて行けないので
夕方から飲食業でアルバイト
自宅の庭では色々な野菜を育てて食費を節約
光熱費なども節約し、必要最低限で生活・・・
先輩には贅沢なんて無縁の言葉。
陶芸の為にここまで・・・。自分には出来そうもない
長くなりますので今日はここまでにします。
山野草小鉢を特注でも可能だそうです
もし興味のある方、知り合いで欲しい方いらっしゃいましたら
私にお声かけくださいませ。
ではでは。
「しゅくりあ」