★インディペンデント・シンキング♪ | 卵白洗顔でアンチエイジング 白河三來オフィシャル・ブログ

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私何歳に見えますか?実は60歳になりました!高級化粧品もエステもいりません。卵白洗顔をはじめとしたナチュラルな美容法が中心です。ホリスティックな考え方に基づいた身体の中から美しくなる方法をお教えします。

先週の金曜から訪れた伊勢
一緒に連れて行った仲間たちが、
果たして、野人さんの協生農法、及びその世界観を受け入れられるのだろうか…

と一抹の不安がありました。

彼の考え方は本当にユニークで、
アンチエイジングフード協会のテキストとは若干、いや大幅に異なるところがあります。





・石けん、シャンプー、歯磨き粉は使わない。
 なぜなら、皮脂膜と常在菌が身を守ってくれているから。
 野生動物の皮脂膜を洗い落してしまったら、彼らは生きていけない。
 その愚かなことを堂々とやっているのが人間。

・人間の基本は肉食。
 肉と木の実が一番吸収しやすい食物で、野菜は農耕開始以前は食べなかったもの。
 歯の本数を食べ物に対応させる考え方があるが、意味がない。
 肉食動物でも犬歯で引き裂いているだけで、後は丸呑みしてしまうので、
 肉のための歯の本数などは必要ない。生肉は消化しやすく負担にならないのだ。

・今の人間が病気になるのは、「悪いものを摂っている」せいではなく、
「必要なもの」を食べていないせい。
 必要なものとは、本来あるべき育ち方をした生命エネルギーを持った動植物。

・生命エネルギーのあるものさえ摂っていれば、多少の添加物や食べ方のバランス
 などは気にしなくてよい。


・医学も薬も対症療法で、健康とは何の関係もない。
 食こそが健康を作るもの。

・睡眠時間や時間帯を気にすることはない。
 足りなければ、昼寝などで自然に補えているもの。
 人間のニュートラルな状態は眠っている状態。
 起きている状態は異常な状態なのだ。
 だから、睡眠は人間の体を整えてくれる必要なもの。
 放っておいても、眠くなってつじつまが合う。


・植物、昆虫、鳥類、すべてのものが協力し合って土を作っている。
 それを害虫とか雑草とか言って排除しようとするから大自然のシステムが回らなくなる。
 キャベツは青虫に食べられるために葉を広げ、それを食べた青虫のフンが良い土をつくる。
 
・果実は鳥に食べられるためにあり、クルミはリスに埋められるためにあり、
 歩けない木は、そうして種を運んでもらい、生存範囲を広げている。
 穀類が硬いカラを持つのは消化されないで、生存範囲を広げるため、
 自然の摂理に逆らって、玄米などを食べるのは消化に悪く、体に負担をかける。

・オーガニックがもてはやされているが、出所のわからない堆肥より、
 出所の明確な窒素やリン酸やカリなどの化学肥料(=無機質)の方がよほど安全。
 なぜなら、どんな遺伝子組み換え飼料やホルモン剤、抗生物質などを投与されて
 そだった牛や豚の糞かわからないから。そんなものを肥料に育った野菜こそ有毒。

・実は、有機肥料を使うことこそ、自然のシステムに逆らうこと。
 自然界では土の中には無機質しかない。
 虫の死骸にしろ、枯れ葉にしろ、動物の糞にしろ、すべては地表で分解されて
 無機物となってから地中に入るのが自然の道理。
 地中は無機質でクリーンに保たれていなければならなのだ。
 有機物を地中に埋められると、それを浄化するために、植物たちが吸収して葉を広げる。
 大きな野菜は売るためには体裁がいいが、それをよいものとするのは人間だけ。
 実は植物が苦労して土を浄化しようとしている姿に他ならない。

・さまざまな種類の木や野菜を一緒に植えれば、それぞれに関係した動物や昆虫や
 微生物たちが助け合って、経費も労力もかけずに、収穫を得ることができる。
 これが協生農法。この農法の有用性を証明する為の農園が、協生農園である。


ざっと私が何も見ないで書ける野人理論はこんなところ。
(かなり、適当な私なりの解釈になってるかもしれないけれど)
いかがでしょうか?
カルチャー・ショックを受けた方もいるのでは?

この哲学を仲間にシェアしたくて、お連れしたのです。
同行したダニエラさんは、世界各地の学会でアンチエイジング理論を研究している方
ですが、「野人さんみたいな考えをインディペンデント・シンキングと言うの。アメリカにも同じような人がいる。ピーター・ラグノアやゲーブル・カズンズがそう。
彼は本当に頭がいいね!面白い。これは日本でよりも英語圏で受け入れられる考え方
のように思う。英語で本を出したらいいのに…」とのこと。

これから、野人理論を世界に広めるべく、お手伝いをしていくことになりそうです。


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