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天迦久神ーあめのかくのかみー
鹿の神様ですが、一説には、火の神とも言われています。
それは、国譲りの交渉の為の使者を頼む為、
天尾羽張神ーあめのおはばりのかみーへの使いに立ったことと関係しており、
剣の鍛錬には、水と火が欠かせず、セットとして存在するからだとされています。
「迦久」は、火之迦具土と同じ「迦具」の字も充てられることから、
火の神とされ、火の神と、雷神の性質が似ている為、
雷神への使者になった。とも言われているようです。
『日本書紀』では、建御雷之男神が、自ら名乗りを上げる為、
使者である天迦久神は、登場しません。
鹿島神宮の御祭神である建御雷之男神が、
分霊の為、春日大社へやって来る時に、
白い鹿に乗ってきたりと、建御雷之男神との縁が深く、
神使、神鹿ーしんろくーとして、
鹿島神宮で飼育されていたり、春日大社では、
野生の鹿を、神様として祀っていたりします。
ご神徳 鹿島・春日の神への取り次ぎ
開運
ここからは亜紀がお送りします。
天迦久神。
立派な鹿です。
雄だよね。
某アニメの鹿神を思い起こさせる。
だいだらぼっちにはならへんのかな(笑)
だいだらぼっちは各地に巨人として登場するけど、
タタラ法師のなまりと言う説もあるらしい。
だから、昼は鹿神で夜はだいだらぼっちだったんかな?
さて、見れども見れどもだいだらぼっちにはならなさそう。
天迦久神。
見かけは動物とはいえ、
と、いうか動物でも、
大きな個体や姿の美しいものに畏怖の念というか、
なんか心がピリッとなったりするやん?
そんな感じがする。
相手にはこちらの生命に危機を与える能力があるからかな。
立派な雄鹿の
立派な角や
しっかりとした足。
やり合ったら負けるでしょう。
そして、神様だからスケール感が違う。
奈良にいるような可愛いサイズではない。
4トントラック? サイズ。
でも、とっても穏やか。
静かに見つめられると背筋が伸びるな。
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