☆☆☆
1999年10月 397p 角川書店
○貴志祐介「青の炎」読みました。
秀一は鎌倉にある進学校に通う高校2年生。母と妹の遥香の三人暮らしです。
そんな穏やかな日々の中、あの男、曽根が突然やってきて住みつきました。曽根は母の元夫です。飲んだくれて、母や妹の遥香に危険を及ぼすのではないかと、秀一は曽根を憎みます。
母が離婚の時に世話になった弁護士に相談しても、うまくいきません。秀一は、いろいろ考えに考え、そしてついに証拠も残らない完璧な殺人を思いつきシミュレーションし、それを実行に移そうとするのです。。。
ということで、貴志祐介「青の炎」読みました。「新世界より」
が面白かったので、貴志祐介をまた読みたくなり、手に取った本がこれです。
東野圭吾のような推理小説かと思いきや、後半たたみかけるような展開でした。こういう流れは、「新世界より」と似ているかも。少し古びた感じもしましたが、それなりに楽しめました。
追記
映像化もされました。こちらは、見ていません。
青の炎 特別版 [DVD]
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