貴志祐介「新世界より 下」読みました 驚くべき結末・・・ | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

新世界より 下

新世界より(中) (講談社文庫)
新世界より(下) (講談社文庫)


2008年1月 573p 講談社 書き下ろし作品
☆☆☆☆


貴志祐介「新世界より 上」 はこちら・・・



○貴志祐介「新世界より 下」読みました。


物語は、渡部早季の語りで始まります。彼女の住む世の中は、人類があるコロニーに固まって住んでいます。


この時代の人々は、超能力のようなものが使えます。しかし、同じ人類に攻撃したとたん、自分も死んでしまいます。そして、知性を持つバケネズミたちを支配下に置いていました。


早季の同級生で同じ班の、真理亜と守は、コロニーを脱走します。早季と覚は追いかけるのですが、結局探せずじまい。。。


そして、早季は学校を卒業し、社会人となりました。就いた仕事は、保健所でっす。バケネズミたちの祖先と言われているハダカデバネズミの世話もします。


あるとき、バケネズミたちのコロニーで争いがありました。しかし、実はそれが、悲劇の始まりなのでした。。。


ということで、貴志祐介「新世界より 下」読みました。上巻より下巻の方が、先が知りたくなり、どんどん読み進めることになりました。


海外のSFファンタジーと比べて映像がイメージしやすく、ぐいぐい引き込まれていきました。おどろおどろしいながらも、謎が気になり、目を離さずにいられない、そんな世界が展開されていきます。


上下で1000ページ以上の大作ですが、途中から一気です。貴志祐介の他の作品も読みたくなりました。。。5291



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