誉田哲也「武士道シックスティーン」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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武士道シックスティーン(アマゾン)

☆☆☆☆+ 2010年2月 文春文庫 2007年7月 文藝春秋刊


誉田哲也「武士道シックスティーン」読みました。


香織は中学剣道全国大会で準優勝に輝く実力者。武蔵の五輪の書を愛読する武士道剣道おたく。そんな香織が中学最後の大会で出場した市内大会で、あっさり無名の中学生、早苗に破れてしまいます。


香織は、早苗を追うように東松女子高に入りました。実際に剣を交えると早苗は剣道を中学から始めた、普通の高校生でした。香織は、なぜこんな相手に負けたのか悩み、早苗に勝負を挑むのですが。。。


ということで、誉田哲也「武士道シックスティーン」読みました。本好き友人の薦めで読みましたが、面白かったですね。


作りも凝っていて、一章ごとに、香織と早苗が語りをします。二人の視点が言葉遣いや考え方が非常に異なっており、すいすい読み進めることができます。読みやすさと読後感の良さ、爽やかさで、思わず☆☆☆☆+です。爽やかな五月晴れのゴールデンウィーク、お薦めの一冊です。


追記1

マンガも、違う作家から出ています。。。
 


追記2
映画「武士道シックスティーン」 が、香織役成海璃子、早苗役北乃きいで、今日4月24日から公開ですね。。。

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