アーサーが教える体のふしぎ78号の内容はハリネズミとヒト、骨格、するどい防御、食虫目のなかまなど | 親愛なる人に-読書の薦め

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78-1

アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2008年8月27日号

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78号の内容は、
ハリネズミとヒト:770-771p、骨格:772-773p、するどい防御:774-775p、食虫目のなかま:776-777p、アーサーのクイズコーナー:778-779p


ハリネズミとヒト:770-771p
ナミハリネズミは体長30cm、体重1kg、寿命は5-10歳です。食虫目に属するハリネズミは同じ食虫目であるモグラやトガリネズミと遺伝子や体の特徴に共通点があり、昆虫、ミミズなど陸生の無脊椎動物、小鳥、両生類、小型哺乳動物、木の実なども食べます。ナミハリネズミの妊娠期間は約4週間で4-7匹子供を産みます。とげのない状態で生まれ、2日後に最初のとげが生え始め、大人になると5千のとげが生えます。ハリネズミの仲間の祖先は始新世(約5600-3500万年前)にさかのぼります。


骨格:772-773p
ナミハリネズミの骨格は約5000万年前から進化していません。頭蓋骨は華奢で脳も小さいですが、頸椎は丸められるようになっています。ハリネズミの背中と脇腹を被っているとげは毛が変化したもので、長さ3cm、直径2mmで内側に小さい筋肉があり、どの方向にもとげを逆立てることができるようになっています。危険が迫ってくると手足をかくし体をまるめます。ハリネズミは発達した聴覚と嗅覚を使って食べ物を探します。獲物が手の届く範囲にやってくるのを待つだけで、自分から獲物を追いかけることはしません。旺盛な食欲は冬眠に備えて脂肪を蓄える必要があるからです。


するどい防御:774-775p
ハリネズミのとげの手入れは、泡状のつばを出し、そのつばでとげをべとべとにします。またハリネズミは食べるとき、食べ物をつばでべとべとにします。ハリネズミは約10ヶ月で大人になり、4月から9月にかけての5ヶ月間が交尾の時期となります。メスは4-7匹の子供を産みます。母親の乳首は10個ありますが、一度に母乳は4匹しか与えないので、子供の死亡率はこの時期高くなります。約2ヶ月で独り立ちします。


食虫目のなかま:776-777p
食虫目は、先のとがったたくさんの小さな鼻と長い鼻先が特徴で、鼻先を動かすことができる吻管(ふんかん)という小さな部分があり、感覚器官が集まっています。モグラ体は円柱形で、頭は円錐形、突き出た先に発達した鼻があり、耳はありません。モグラは常に地中で暮らします。日本にはコウベモグラアズマモグラなど7種が生息します。ハリネズミ科のオオミミハリネズミは15-30cmで、耳がとても大きく聴覚と嗅覚がよく発達しています。地域によって冬眠したり夏に夏眠状態になるものもいます。モグラ科のピレネーデスマンは、モグラとよく似ていますが、水辺にいて体が細長く尾は長い円筒形です。ピレネー山脈の急流にすんでいます。ソレノドン科のキューバソレノドンは、キューバ東部地方にのみ生息し絶滅の危機に瀕してます。トガリネズミ科に属するヨーロッパジネズミは体長6-9cmで、西ヨーロッパからアフリカにかけて生息します。ハリネズミ科のジムヌラは体長30-50cm、スマトラ島、ボルネオ島、マレー半島に生息します。肛門の分泌腺から縄張りの印をつけます。


アーサーのクイズコーナー:778-779p
1ハリネズミの寿命は?
2大人のハリネズミのとげは何本?
その他、鏡の中のハリネズミ、間違い探しがありました。


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