アーサーが教える体のふしぎ71号の内容はイヌワシとヒト、堂々と飛ぶ姿、イヌワシの生活等 | 親愛なる人に-読書の薦め

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アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2008年7月9日号

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71号の内容は、
イヌワシとヒト:702-703p、堂々と飛ぶ姿:704-705p、イヌワシの生活:706-707p、最強のほ食者:708-709p、アーサーのクイズコーナー:710-711p


イヌワシとヒト:702-703p
イヌワシは体長75-88cm、翼を広げると2-2.2m、体重約2.8-6.7kg、メスはオスより大きいです。寿命は約25歳、飼育では45歳以上。肉食性で、小型、中型のほ乳類を食べます。鳥類、ヘビなどの爬虫類を食べることもあります。冬から春の終わりにかけて1,2個の卵を産み、約45日後に孵化します。卵からかえったヒナは体重約100g、65-80日巣で過ごし、3-4歳で大人になります。


堂々と飛ぶ姿:704-705p
イヌワシの翼は広げると2.2mもあり、滑空する場合は上昇気流を利用して最低限の力で飛びます。イヌワシなどのタカ目の多くは、翼を広げたとき先端の羽が手の指のように分かれた状態になります。暖かい気流に乗るときは、この10本の初列風切羽と胴体との間にある次列風切羽をしっかり広げて空気をとらえます。尾には尾羽が12本あり梶の役目などをします。猛禽類は視力が優秀ですが、特にイヌワシの目は優れ2km離れたウサギを見つけることができ、高く突き出たまゆで、ものすごい速さで飛んでいるときの空気の衝撃を和らげ目を守ります。鋭く尖ったくちばしは、肉を簡単に切り裂くことができます。イヌワシの足には、他の猛禽類と違い、指の先近くまで短い毛が生えています。4本の大きなかぎ爪はイヌワシの主要な武器です。


イヌワシの生活:706-707p
イヌワシは一日の始まる朝、地面が日光で暖まることによる上昇気流に乗り一気に上空にあがり、獲物を探します。獲物を見つけると上がったり下がったりしながら獲物の不意打ちを狙います。多くの猛禽類のように、イヌワシは飛びながら交尾の儀式をします。メスは3-4月に130-160gの卵を1,2個産みます。メスが狩りに行くときはオスが暖めます。45日後に孵化すると、約2週間はメスがヒナを守りオスがエサを取りに行きます。8週間後には仮の羽で覆われ、1年後には完全な羽に変わります。巣で過ごす65-80日の間、両親は肉の割き方などを教えます。


最強のほ食者:708-709p
イヌワシは植物連鎖の頂点にいます。他の動物から食べられることはありません。だから、生態系の変化に敏感で、獲物が死に絶えた場所で生き抜くことはできません。また環境が汚染されたとき、イヌワシは一番強い毒にさらされることになります。ヒメカタジロワシは、羽を広げた大きさが1.86-2.15mあり、現在はスペイン西南部に100つがいしかいません。イヌワシのなわばりは非常に広大なので、なわばりの中心の1/3-1/5しかパトロールしません。また何年も同じなわばりで暮らし、つがいの片方が死ぬと残った方がそのなわばりを守り続けます。


アーサーのクイズコーナー:710-711p
1イヌワシが高いところに上がるのに利用する大気の現象は?
2イヌワシのメスは、一度に何個の卵を産む?
その他、漢字の鳥類図鑑が載っていました。


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