アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2008年6月18日号
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67号の付録
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68号の内容は、
コウテイペンギンとヒト：672-673p、寒い環境に合った体のしくみ：674-675p、一年の移動：676-677p、ペンギンの種類：678-679p、アーサーのクイズコーナー：680-681p
コウテイペンギンとヒト：672-673p
南極大陸で暮らすコウテイペンギン（英名エンペラーペンギン）は、体長が1-1.3m、体重が30-40kgです。寿命は約20歳ですがその倍生きる個体もいます。食物は肉食で魚や軟体動物、甲殻類を食べます。水の外では視力が悪いのですが、水中では水が拡大レンズの役目を果たしよく見えるそうです。水中では１０ｋｍ、それ以上で泳ぐことができます。深さも５０ｍ（最高２００ｍ）、１８分以上潜ることもあります。敵はシャチやサメ、オオフルマカモメは、卵やヒナを襲うことがあります。
寒い環境に合った体のしくみ：674-675p
首が短く頭が小さいのは身体から体温が奪われるのを防ぎます。流線型の体型は水中を素早く動き回るのに有利です。背中の黒い羽毛は太陽光線を吸収し腹の白い羽毛は周囲の氷に溶け込み獲物や捕食者から発見されにくくなります。足には４本の指があり、前に向いた３本には水かきが付いていて、後ろ側の指は立ったときのバランスをとるために使われます。コウテイペンギンは飛べませんが、かぎづめで氷をつかみながら小さな歩幅で長い距離を歩くことができます。凍った坂道はそりのようにすべり、水中では飛び跳ねたりもぐったりできます。
一年の移動：676-677p
南極の秋に当たる３月始めに繁殖地まで歩いていき、交尾をします。メスは５月頃重さ440gの大きな卵を産んで、卵をオスの足の上にのせると、２ヶ月ぶりの食事をするために海に戻ります。オスは卵が地面にふれないようにだぶついた皮(育児のう）を卵にかぶせ保護し卵を常に３５度くらいに保ちます。孵化するまで決して放しません。約６０日たつ７月に卵が孵化し、かえったヒナは父親の足の上で過ごし、父親は４ヶ月何も食べていないにもかかわらず、食道から食物を逆流させてヒナに食べさせます。メスはが戻ってくるとオスと交代し、オスがエサを求めて海に生きます。家族が一緒になるのは８月過ぎです。ヒナは成長すると何千羽の中から鳴き声で両親がわかります。孵化から２ヶ月たった９月頃になると身体は灰色の毛に覆われるとヒナは親の保護がなくても寒さに耐えられるようになります。翌春になり体重が15kgくらいになると翼に羽毛が現れてきます。そして、１１月の終わりに初めて水に入り１２月に獲物を捕ることができます。そして翌１月にすべての羽毛が生え替わりヒナたちは自分だけで暮らせるようになります。
ペンギンの種類：678-679p
ペンギン科は６属１７種います。南半球に生息し、南極の寒い海や赤道近くでも寒流が流れるガラパゴス諸島にいます。フンボルトペンギンはペルーやチリ、ファン・フェルナンデス諸島にいる体長約７０ｃｍの中型種です。フンボルトペンギンに似ていますが、首と胸の間に黒い帯が１本しかないところで区別できます。コガタペンギンはオーストラリア南部、タスマニア島、ニュージーランドに住む、体長４０ｃｍ、体重１ｋｇの小型ペンギンです。アデリーペンギンは体長８０ｃｍ、体重6.5kgの中型種で最もよく知られたペンギンです。キガシラ（キンメ）ペンギンはニュージーランド南島に住んでいて絶滅の危機にさらされています。目が黄色く、目の周辺から後頭部に掛けて黄色いのが特長です。体長７０ｃｍ、体重８ｋｇ、群れを作らず、侵入者には攻撃的です。マカロニペンギンは亜南極諸島に生息していて、つがいの数が９００－１２００万組と、最も生息数が多いとされています。くちばしと足の根元はピンクがかった色、額から頭にかけてオレンジ色の羽が生えています。
アーサーのクイズコーナー：680-681p
１本当にいるペンギンの種類は？
２屋さえの栄ペンギンがいない場所はどこかな？
その他、ひとりぼっちのペンギン、間違い探しがありました。
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