アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2008年4月16日号
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58号の付録
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59号の内容は、
ヒグマとヒト：582-583p
力強い体つき：584-585p
冬ごもり：586-587p
クマの種類：588-589p
アーサーのクイズコーナー：590-591p
ヒグマとヒト：582-583p
体長２－３ｍ、体重800kg。世界で20万頭。寿命は20-25歳。雑食性で、メスは3-4年ごとに子供を産みます。妊娠期間は8-9ヶ月で一度に2-3頭産みます。クマがヒトを襲うのは、驚いて身の危険を感じたときや子供を守るときなどで、大抵はヒトの気配を感じると逃げていきます。
力強い体つき：584-585p
ヒグマはたくましい骨格をしていて、前足と後ろ足は太く短く尾も短めで、カラダは丸みを帯びてがっしりしています。前足を振るだけで、バイソンの背骨をたたき折るほどの筋肉です。ヒグマの脊柱は32個の椎骨からなり鎖骨はありません。時速60kmで走ることができます。多くのネコ目の動物たちと同じように、他の骨とつながっていない陰茎骨があり、この骨は一生伸びるので、クマの年齢がこれからわかります。クマの歯は雑食に適した形になっており、奥歯は植物性の食べ物をすりつぶしやすいように表面が丸くなっている臼状歯（きゅうじょうし）です。クマはヒトのように足の裏を地面に付けて移動する蹠行（しょこう）動物です（イヌ科、ネコ科の動物はつま先だけで歩く趾（し）行動物）。
冬ごもり：586-587p
食糧が手に入らないので、ヒグマは寒い国では10-5月、西ヨーロッパでは12月ー3,4月、南の地域では寒さが特に厳しい冬だけ、冬ごもりします。夏と秋に食いだめして脂肪を貯めます。冬ごもりで体重が150-250kgほど減ります。冬ごもりの間も体温は１－２℃しか下がらず、半分まどろんだ状態で、気温が高いとねぐらを離れたりもします。ヒグマは雑食性で４分の３が植物、４分の１が肉類です。春は草木が成長していないので肉食、夏秋は植物や昆虫、と周囲の環境によって食べ物を代えます。ハチミツは大好物でかぎづめを使って蜂の巣のハチミツを掻き出します。冬ごもりの間に体重350-400gの子供を２－３頭産みます。子どもたちに非常に気を配り、乳を飲んでいるときはしっかり腕で支えています。４ヶ月ほどの授乳期を過ぎ春になると、ねぐらの外に出歩きはじめます。
クマの種類：588-589p
全部でヒグマを含めて８種類のクマがいます。
ホッキョクグマは地球上で最も大きな肉食動物で、体長は3-5mです。クマの中で最も肉食の割合が高く、海豹などを食べますが、氷が溶けたりアザラシが少なくなると植物も食べます。アメリカグマはヒグマより小さく1.2-2ｍ、耳は大きく体毛は短めです。好奇心が強く他のクマより堂々とヒトに近づいてきて、アメリカ、カナダ、メキシコでは、人が襲われたりトラブルになったりします。ヒマラヤグマやアジアクロクマと呼ばれるイラン、中国、朝鮮半島、日本に住むツキノワグマは、中型で毛皮が黒く尖ったかぎ爪を持ち、胸に三日月状の模様があります。体長1.3-1.9ｍでアメリカグマより攻撃的です。ナマケグマは1.5-1.9ｍの夜行性のクマでネパール、インド、スリランカの森林に住みます。突き出た鼻や口は良く動き、くちびるが長く伸び、体毛が黒く長い毛がたくさん生えていて胸には白い模様があります。絶滅の恐れがあります。マレーグマは1.2-1.4ｍで最も小型で、短く黒っぽい体毛で、マレーシア、ボルネオ、スマトラの森林に生息します。きわめて絶滅の危険度の高い種です。メガネグマは木の上に住み、1.5-2.1ｍで両目の周りに白い円形の模様があります。ベネズエラ、ペルー、 ボリビアのアンデス山脈に住みます。絶滅が心配されます。ジャイアントパンダはササや竹だけを食べる草食性（まれに動物の死骸を食べるという報告もあり）で、分厚い皮膚で覆われた第６の指が発達して、この指で葉をまとめられます。1.5-1.8mで、白黒の毛皮で目の周りは黒いです。中国中部の森林に生息しますが、絶滅危惧種に指定されています。
アーサーのクイズコーナー：590-591p
１大きなヒグマが狩りをするときの時速はいくつ？
２世界一小型のクマは？
その他、ペアを探せ、足跡を追え！、間違い探しがありました
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