アーサーが教える体のふしぎ58号の内容は、アシカとヒト、泳ぐためのしくみ、性による違いなど | 親愛なる人に-読書の薦め

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58


アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2008年4月9日号

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58号の内容は、
アシカとヒト:572-573p
泳ぐためのしくみ:574-575p
性による違い:576-577p
なわ張りと防衛:578-579p
アーサーのクイズコーナー:580-581p


アシカとヒト:572-573p
アシカにはヒレ足の裏側に指紋があります。アシカやオットセイには、アザラシやセイウチと違い、小さい耳介があります。カリフォルニアアシカはオスが2-2.5m、体重300kg、メスは1.8-2m、体重が90-110kgとなります。寿命は野生で15歳くらいです。肉食です。妊娠期間は約12ヶ月で、陸上で約75cm、体重5-6kgの赤ちゃんを1頭生みます。アシカはもともとクマに似た陸生動物が約3000万前に海生の動物へと進化しました。アシカは知能が高く曲芸などができます。


泳ぐためのしくみ:574-575p
アシカの骨格は背骨が非常に発達し大きな肩甲骨筋力があります。アシカは前脚が発達しているので前脚を使って泳ぎ、後ろ脚で舵を取ります。アザラシは後ろ脚の方が発達しているので、泳ぐときに主に後ろ脚を使います。頭蓋骨は他の肉食動物のように前方に長くなっています。アシカの上腕骨とう骨尺骨より短くなっています。


性による違い:576-577p
ほとんどの鰭脚類(ききゃくるい 鰭はひれ)はオスとメスで体型が違い、アシカの場合、オスの頭部は前頭隆起といって出っ張りがあります。アシカは柔軟で流線型をしているので、時速30kmで水中を泳ぐことができます。獲物を追いかけるときには70-270mの深さまで潜り、3分間(~12分間)水中にいることができます。


なわ張りと防衛:578-579p
オスはなわばり意識が強く、なわばりを作ったオスは頻繁にディスプレイと呼ばれる儀式的な戦いをして、なわばりを守ろうとします。でも威嚇だけであって実際に戦うことはめったにありません。メスはなわばりにはこだわりません。アシカは赤ちゃんが生まれると数日間は片時も離れずずっと赤ちゃんを見守ります。その後も翌年の出産を迎えるまで赤ちゃんは母親の乳を飲んで育ちます。カリフォルニアアシカはほ乳類の中でも最も騒々しい動物の一種でコミュニケーションのために常に大声を出します。大声でほえることから、英語でsea lion と呼ばれます。


アーサーのクイズコーナー:580-581p
1.アシカの特徴でないものは?
2.オス同士がなわばりを守るため実際には戦わないで威嚇する態度を取ることを何というか?
3.次の漢字はなんて読むでしょう?(アシカ、アザラシ、セイウチのどれかです)
海驢、海豹、海象

その他、パズル、間違い探しがありました。


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