アーサーが教える体のふしぎ57号の内容は、カンガルーとヒト、はねるためのしくみなど | 親愛なる人に-読書の薦め

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57

アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2008年4月1日号

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57号の内容は、

カンガルーとヒト:562-563p
はねるためのしくみ:564-565p
カンガルーの成長:566-567p
カンガルーの「手」と足:568-569p
アーサーのクイズコーナー:570-571p


カンガルーとヒト:562-563p
カンガルーの仲間の有袋類はかつては地球上のあちこちにいたのですが、他のほ乳類との競争に敗れました。進化の過程でオーストラリアに住んでいた有袋類が孤立し、独自の進化をし、ネズミ、空を飛ぶモノ、モグラ等、現在は様々な環境に適応した有袋類が生み出されました。カンガルーのオスは、1mの尾を入れると2.7m、体重は90kg。寿命は野生で12-18歳、1000万頭以上オーストラリアに住んでいます。メスは14ー22ヶ月、オスは2歳頃に成熟し、メスは先に生まれた子供がおなかから出るまで、受精した胚の成長を遅らせることができます。カンガルーは体を冷やすために自分の顔によだれを垂らすそうです・・・


はねるためのしくみ:564-565p
骨盤の上部から袋骨(有袋類しかない)という2本の骨が伸びており、それが下腹部の筋肉で囲まれています。ヒトとは違い、後肢(こうし)は脛骨と腓骨が大腿骨より長めです。前肢(ぜんし)はヒトによく似た5本の指に長くて力強いかぎ爪が付いています。カンガルーの足は中足骨(ちゅうそっこつ)がとても長いので45cm以上になります。第1指はありません。頭蓋骨には、口蓋洞というくぼみがあります(有袋類に見られる)。


カンガルーの成長:566-567p
有袋類には十分に発達した胎盤がありません(ヒトなどの胎盤を持つほ乳類は有胎盤類)と。赤ちゃんは胎児の状態で生まれ、母親の胎外で成長します。胎児を育てるため有袋類には乳首がある育児のうをもっています。カンガルーの受精卵(胚)は、35日間、卵子の栄養だけで成長します。生まれたときのカンガルーは0.8g、ピーナッツほどの大きさです(ヒトでいうと7週間目)。赤ちゃんはかぎ爪を使って母親の体を登り、育児のうにたどりつき、そこで150日ほどたつと、初めて袋から頭を出し、200日たつと、ときどき袋から出入りします。母親は赤ちゃんが袋の中にいる間は排泄物の処理など以外のコミュニケーションをとりませんが、頭から顔を出すとふれあいをはじめます。子供が大きくなったり、赤ちゃんができると袋に入れてもらえませんが、小さい赤ちゃんと並んでお乳を飲みます。子離れする頃には体重10kgくらいになっています。カンガルーは子宮と膣がふたつずつあります。


カンガルーの「手」と足:568-569p
カンガルーは一飛びで高さ3.3m、9m先まで飛び時速40-50kmで移動できます。カンガルーは群れを作りますが社会構造はありません。カンガルーは死ぬまで体が大きくなります。メスを争ってオスが戦うとき、まっすぐに立ちどちらかが逃げるまで戦います。また、若いオスはスポーツのように戦うときもあります。カンガルーは何度も噛んでまた飲み込む(反芻を行う)動物で、胃は大きく満腹時は体重の15%にもなりますが、牛のような反芻動物と違って胃が分かれてはいません。カンガルーは日暮れから夜明けの間、1日7~10時間食事をします。カンガルーは食べ物を探すときなどゆっくり歩くときは、尾を地面に付け、前脚で地形を確かめながらて歩きます。また、後ろ脚2本だけで、時速15~35km移動することもできます。


アーサーのクイズコーナー:570-571p
1カンガルーの住んでいる大陸は?
2大型のカンガルーは一飛びでどのくらい飛べるか?
3生まれたばかりの赤ちゃんの大きさは?
他に、ピースを探して、どれに入るかな?、違い探しが載っていました

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