アーサーが教える体のふしぎ52号の内容は、シマウマとヒト、速さのためのしくみ など | 親愛なる人に-読書の薦め

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52hyoshi

アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2008年2月27日号

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アーサーが教える体のふしぎ52号の内容は、シマウマとヒト、速さのためのしくみ、五感、シマのある馬?、アーサーのクイズコーナーです。


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52号の内容は、
シマウマとヒト:512-513p
速さのためのしくみ:514-515p
五感:516-517p
シマのある馬?:518-519p
アーサーのクイズコーナー:520-521p


シマウマとヒト:512-513p
シマウマは飼い慣らすのが難しく足首が弱いのでヒトが乗るには適していません。シマウマはの体は馬とよく似ていますが、耳は馬より大きいです。体の模様は一頭一頭異なります。シマウマの家族はオスが一頭、メスが一頭か二頭、こどもが数頭です。シマウマは体長約2.4m、体重300kg。寿命は野生で20-30歳グレビーシマウマは500頭以下(毛皮など人気で絶滅の危機)ヤマシマウマは絶滅が心配な状態サバンナシマウマは今のところ絶滅の危機にありません。


速さのためのしくみ:514-515p
他のウマ科の動物と同じようにシマウマの骨格も速く走るように進化しています。時速60kmで走ることができます。脊柱はがっしり、胸郭は大きく、たくさんの臼歯がある頭蓋骨は長くなっています。シマウマの四肢は長く前脚は前方に曲がり後脚は後方に曲がりますがその部分はヒトの足首に当たります。ヒトの膝相当の部分は筋肉に覆われたところにあります。ヒトは二足歩行で足の裏全体をつけて歩く蹠行性(しょこうせい)の動物です。シマウマは四足歩行でどの脚でも真ん中の指のひづめをつけた歩きます。この長くなった一本の指の骨は、ヒトの手の中手骨、足首の中足骨となります。ウマの祖先のヒラコテリウム(約5千万年前)は、前脚が4本、後脚が3本でした。それからだんだん進化して、今のひづめのような形になりました。


五感:516-517p
シマウマは五感がよく発達しています。目は視界が広くパノラマのように見渡せます。嗅覚は鋭く、耳(耳介)も音が正確に聞き取れるように音のする方に向けることができます。ウマ科の動物は嗅覚や味覚を使って安全な食べ物か判断しています。触覚ですが、シマウマにはヒトの手ほど敏感な部分はありません。シマウマの瞳は少し横長の楕円形です。これは常に広い範囲を見るためのしくみです。ヒトは広い範囲で両眼視(立体視)ができます。シマウマはほとんどが単眼視野です。シマウマはには白黒の縞模様にひきつけられる性質があります。シマウマには鼻腔と口蓋(こうがい)の間には嗅神経が集まった鋤鼻器(じょびき ヤコブソン器官)と呼ばれる嗅覚器があります。シマウマは興味深いにおいを感じるとくちびるを引き鼻の穴を閉じて鋤鼻器で分析します。オスはメスが交尾ができる状態か鋤鼻器を使ってメスの尿をかぎ分けます。


シマのある馬?:518-519p
シマウマのおなかの部分は白ですがその下の皮膚の色は黒です。縞模様があると、捕食者は一頭一頭が区別しづらく結果的に身を守るのに役立っているといわれています。それ以外にも白黒の線で暖かい空気と冷たい空気の層ができてシマウマに風を送るだけでなく周りの空気が揺らめいて見にくくなるという説もあります。シマウマにはサバンナシマウマ、グレビーシマウマ(毛皮のため乱獲され絶滅の危機)、ヤマシマウマなどがいます。3種とも大きさや行動が違うだけでなく、縞の模様も異なります。ロバの祖先であるアフリカロバも姿を消しつつあります。アジアロバの一種であるオナガーは中央アジア、インドの砂漠地帯に生息します、オナガーより大型のキャンは中国、ネパール、チベット、インドの5000mの高地にいます。プルシェワルスキーウマはヨーロッパ、アジアに広くいましたが、現在では飼育されている個体しかいません。シマウマは社会的集団を作り互いの面倒をみます。一頭のシマウマが迷子になると群れ皆で探します。集団のメンバーは常に互いの背中やたてがみを軽く咬んでいます。家族同士の絆は強く、リーダーのオスが交代しても家族構成は保たれます。ウマ科の動物の耳の向きをみると、気持ちが分かります興味を示しているときは、耳が前方にむき、怒り恐れのあるときは両耳を後ろに向け、疑い・確信がないときは片耳が前方に片耳が後ろ向きになります。危険を察知したときなど注意するときは両耳が引き上げられます。


アーサーのクイズコーナー:520-521p
1シマウマの種類にないのは?
2野生のシマウマの寿命は?
3シマウマの普段のエサは何?
4シマウマにできてヒトにできないことはつぎのどれ?
この他に、ペアを探せ!、シマウマパズル、間違い探しが載っていました。


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