アーサーが教える体のふしぎ23号の内容は、口、歯、胃の中へ、小腸、肝臓、胆嚢、膵臓 | 親愛なる人に-読書の薦め

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アーサー22表紙

アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2007年8月8日号

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22号の記事についてはこちらです 。

22号の付録についてはこちらです。


23号の内容は、
口・・・・・・・・・・・・・・・・222
歯・・・・・・・・・・・・・・・・224
胃の中へ・・・・・・・・・・・・・226
小腸・・・・・・・・・・・・・・・228
肝臓、胆嚢、膵臓・・・・・・・・・230


口:222-223p
は、食べ物を加えたり外に漏れないようにします。唾液腺は左右に3対ずつ合計6個あり、唾液を出します。耳下腺は両耳の前、舌下(ぜっか)腺は舌の両脇に、顎下(がっか)腺は下顎(かがく)骨の両端にあります。唾液は食べ物をかみやすいようにしめらせ、飲み込むときにすべりやすくし、アミラーゼと呼ばれるデンプン質を分解する酵素を加えます。1日約1.5Lの唾液が唾液腺で作られます。飲むこむとき、舌が硬口蓋(口の中の天井)おしつけて、食べ物をちいさく分け、のどの奥に運ばれます。普段の食道は気管の後ろ側で平らに押しつぶされています。飲み込むときは、食べ物が気管に入らぬよう喉頭蓋が気管の入口にふたをします。のどちんこ(口蓋垂)は食べ物を飲み込むとき、鼻の奥にふたをしての鼻腔に入らないようにします。液体を吸うとき、口の中では気圧が下がるので飲み物が口の中に押し込まれます。ヘビは獲物を丸飲みします。


歯:222-223p
人の歯は、前側に切歯(かみ切るためノミのような形)や犬歯(切り裂けるようにとんがっている)、奥には平らな臼歯があります。歯は歯茎の上に出ている歯冠とあごの骨に固定された歯根からできています。歯冠の外側のエナメル質は体の中でもっとも硬い物質で、その下はやわらかい象牙質で、食べたときの衝撃を吸収します。歯の中心には歯髄があり血管や神経が集まっています。口の中の細菌は歯の食べかす(歯垢)の中の糖分を食べて増え、その老廃物が作る酸が歯を溶かし虫歯になります。人の子供は20本歯があり、大人で32本あります。


胃の中へ:222-223p
胃は満腹になると2L以上膨らみます。胃は口の中でかまれて小さくなった食べ物を胃液と混ぜ合わせどろどろのスープにします。胃の壁の筋肉層は、縦方向と輪になったものと斜め方向の三種類の筋肉があるので、どんな方向でも締め付けられます。その後、数時間たつと食べ物は胃から出て十二指腸へ行きます(飲み物は数秒から数分で胃を通過します)。胃の内壁の表面にはたくさんのシワがあり、小さい胃腺という穴が無数にあいています。穴の底の方の細胞は胃液の中の胃酸や酵素が作られます。胃液はタンパク質などを溶かすのでそのままでは胃に穴があきますが、胃腺の穴の上の方の細胞から粘液が出て、胃の内壁全体を覆い、胃液から胃を守ります。胃の出口を幽門といい、幽門には輪状の筋肉の扉があり、胃が消化中は収縮して閉じられていますが一定間隔で緩んで消化した食べ物を少量ずつ胃から十二指腸に流します。裂孔(れっこう)ヘルニアは胃のすぐ上にある横隔膜が弱ったりして起こる病気で、胃の上部が胸の方につきだし、胸焼けなどの症状になります。


小腸:222-223p
小腸直径約4cm、長さ約6m。最初に約25cm十二指腸で強い消化液で消火の大部分を行います。次に約2.5mの空腸で消化した一部を吸収し、最後の約3mの回腸で栄養の吸収が終わります。食べ物は6ー9時間かけて小腸をゆっくり移動し、そのご大腸に入ります。小腸の内壁にはひだじゅう毛があり、壁には2種類の筋肉層があり、大腸まで食べ物をゆっくり移動させます。小腸の内壁にある突起のおかげで食べ物を吸収する面積がとても広くなっています。じゅう毛のなかには、非常に細い血管やリンパ管が収められており、消化された栄養分は十分に小さくなっているので、じゅう毛を通り抜けて血管やリンパ管に入り込みます。チフス菌やコレラ菌など感染症にかかると、消化管が腫れひどい炎症が起こり下痢にが続きます。


肝臓、胆嚢、膵臓:222-223p
肝臓体の中でもっとも大きな臓器で、横隔膜の真下にあり、間膜で右葉と左葉に分けられています。右葉は左葉より大きく下に胆嚢がしまわれていて、左葉は胃の上に伸びます。肝臓では体へのエネルギー供給量が少なくなったときのために、これらの栄養分の中の糖質を形を変えて形を変えて蓄えます。脂肪肝とは自然現象だったわけですね(解釈変?)。肝細胞は50万個集まり、肝小葉というブロックを作っており、それぞれに動脈、静脈、胆管、リンパ管が走っています。肝小葉が約50万個集まって大きな肝臓ができます。膵臓は細長く柔らかい分泌腺で、腺房細胞で強力な酵素を含む膵液を作り膵管を通って十二指腸に流れ込みます。また膵臓はインスリンなどのホルモンを作ります。胆嚢は、肝臓が古くなった赤血球を分解し再利用するときに作られる緑黄色の胆汁を貯めておく場所です。食べ物が十二指腸に入ってくると胆汁を放出し膵液と一緒になって脂肪を分解する手助けをします。胆嚢の中の胆石が胆嚢間や総胆管を通って出ていこうとすると激しい痛みを起こします。


22号の付録は次回です

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