アーサーが教える体のふしぎ22号の内容は、生きるために食べる、食べ物の必要性など | 親愛なる人に-読書の薦め

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アーサー22表紙


アーサーが教える体のふしぎ22号の内容は、生きるために食べる、食べ物の必要性、バランスのとれた食事、栄養素、消化器

アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2007年8月1日号



21号の記事についてはこちらです 。

21号の付録についてはこちらです。


22号の内容は、
生きるために食べる・・・・・・・212
食べ物の必要性・・・・・・・・・214
バランスのとれた食事・・・・・・216
栄養素・・・・・・・・・・・・・218
消化器・・・・・・・・・・・・・220


生きるために食べる:212-213p
動物は酸素とともにエネルギーのもととなる物質を食べ物から得ます。コアラは決まった種類のユーカリの若い葉だけを食べるので、水もめったに飲みません。他の生き物を捕まえて食べることを補食といい、このような補食動物は肉食動物と呼ばれます。植物を食べる草食(植物食)動物は葉、芽、種をすりつぶすため、大きくてがっちりとした丈夫な歯を持っています。普通の動物は体の中で消化しますが、ヒトデは口から胃を裏返しにして出し、獲物の上に乗り、消化液でとかし、どろどろになったものを吸収します。フジツボやカサガイは流れる水をろ過して栄養をとる、ろ過摂食動物といいます。土や泥のなかの腐食質は、ミミズ、トビムシ、ダニ、カブトムシの幼虫など土のなかに暮らす生き物の食べ物になっています。植物は光合成をしてエネルギーを得ています。


食べ物の必要性:214-215p
生きている限り体はエネルギーを消費します、エネルギーは食べ物からきています。ほ乳類は恒温動物で、体内で熱を作り、体温を一定にしています。また体は常に体外に熱を放出しています。病気やケガをするとその部分を修復したりするのにいつもよりエネルギーを消費しますから、病気やケガのヒトは休息を取りエネルギー消費を少なめにする必要があります。脳は体重の1/50しかありませんが体で使う前エネルギーの1/5も消費しています。バナナ1本分の80kcalで、体重60kgのヒトが2.5km走ることができ、大きめのキャベツの葉一枚6kcalでカバンを1分間持ち上げ続けることができ、フライドチキン1本250kcalで8km歩くことがき、ピーナッツ一握り40g200kcalで、4時間眠ることができます。


バランスのとれた食事:216-217p
食事はタンパク質、炭水化物脂質繊維ビタミンミネラルをバランス良く取る必要があります。体には15-20種類あるビタミンと呼ばれる物質が少しずつ必要で、バランス良く食事をすれば取ることができます。ビタミンDは日光に当たる皮膚の下で自然に作られます。体重の2/3は水です。生命の化学反応はさまざまな物質が水に溶けた状態で行われます。ヒトは1日2.5Lの水が必要で、0.7Lを食べ物から、1.5Lを飲み物から、0.3Lを体内の代謝でできた水から得ています。水は同時に同量、体の外に排出されます。体には約20種類以上のミネラルが必要で、そのほとんどが鉄のような金属物質です。たいていのミネラルはほんの少量しか必要ないので、さまざまなものを食べていれば必要量取り入れることができます。バランスの取れた食事を心がけたいものです。。。


栄養素:218-219p
バランスの取れた食事の割合は「食品ピラミッド」になり、一番下は炭水化物、その上が野菜などに含まれるビタミン・繊維・ミネラル、その次がタンパク質、少量しか必要がない脂質がトップです。炭水化物の中で最も多いのが澱粉などの糖質で、体のエネルギー源となります。脂質は、脳、神経、肝臓など重要な材料の一つです。また体内や皮膚下に蓄えられ、内臓や体の表面を保護しエネルギーの貯蔵庫としての役割も果たします。食物繊維は、ほとんど吸収されず便として排出されますが、繊維をたくさん含んでいると食べ物のかさが増えるので、消化管が食べ物をつかんだり締め付けやすくなり消化が進みやすくなります。タンパク質は体中に何百種類もあり細胞、組織の構造を作ります。脂肪分の多すぎる食事を取っていると動脈内に脂肪脂質がたまってしまい、この状態を動脈硬化といい、心臓病、高血圧、脳卒中に原因になります。


消化器:220-221p
消化器は食べ物を取り入れ分解し体内に吸収します。このしくみは口から肛門まで続く約8mの消化管と消化管につながる肝臓、胆嚢、膵臓からできています。軟組織でできている消化管は、バリウムを飲むことにより、X線写真で観察できます。消化管は普通、腹の内側の自然な圧力でペチャンコになって食物が移動できません。消化管の壁にある筋肉の収縮が波のように先へ進むことにより食物を押し進めます。この運動を蠕動(ぜんどう)運動といいます。食物が消化管全体を通り抜けるには、20-75時間です。部位別では口と食道は数分、胃は数十分~6時間、小腸は6時間~9時間、大腸は14時間~60時間です。消化は、体が吸収しやすいように、原料をたくさんの栄養素にしていく分解の行程です。


22号の付録は7月26日の予定です

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