週刊少年サンデー2003年22・23号~32号 2003年9月 小学館 少年サンデーコミックス
主人公の吾郎は、現在聖秀学院高校3年。いよいよ海堂高校との試合が始まりました。吾郎は足にケガをしていますが、痛み止めを打って出場しています。
9回表の聖秀高校の攻撃、5対4とリードしましたが、海堂のレギュラー投手、眉村の前に追加点はなりませんでした。
9回裏の聖秀高校の守り、もう吾郎は限界です。死力を尽くしたピッチングをしますが、1点とられてしまい、延長へと突入します。
聖秀高校は、吾郎の足の調子が明らかにおかしいため、審判に棄権を迫られます。また田村たちも足を心配します。
吾郎は言います「俺は俺が海堂を倒すためにとってきたわがままに対して責任をとっていない。俺につきあってくれたおまえらにも-」結局やれるところまでやるという話となりました。
延長は両校無得点のまま、10回、11回まで進んでしまいます。そして運命の12回裏、聖秀高校の守り。いよいよ吾郎も限界?ノーアウト満塁で、眉村の打順となりました。
死力を尽くす吾郎の周りに、皆が集まります。田村たちは吾郎に言います「俺達は別におまえのわがままにつきあわされたわけじゃあねぇ。俺達は俺達の意志でやってるんだし、むしろ感謝している。おまえが誘ってくれなかったら、今も俺達はくすぶっていた、あの日のままだからな」
皆の悔いのない投球をしろという言葉に励まされた吾郎は、雨の上がったグランドで、眉村と勝負するのでした・・・
ということで、46巻はいよいよ海堂高校との試合に決着がつきます。吾郎や吾郎の家族、吾郎の仲間たちのセリフにジーンときて、盛り上がるし、また泣けます。
それから、46巻の前半部分で、朗報!吾郎にケガをさせた江頭部長が、今までの悪巧みがばれて、更迭されます。よかったよかった。
46巻第7話は、乾坤一擲(けんこんいってき)という題名がついています。goo辞書によれば「さいころを投げて、天がでるか地がでるかをかける意〕運命をかけて大きな勝負をすること。」とのこととなっています。文字通りの大勝負が行われた46巻です、感動ものです。
追記 テレビ第3シリーズはこの巻まで描かれるのでしょうね、きっと。区切りが良いから・・・。ということで、次回の紹介は、まだ紹介が終わっていない第1巻からとすることにします。47巻の紹介は、1巻から32巻まで終わったあとを予定(まだまだずっと先)。。。
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