アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円
付録 ☆☆☆☆ 記事 ☆☆☆☆
5号の内容は,どうやって考えるの?、コミュニケーションをとる、ヒトの一生、いだいな遺伝子、卵子と精子の出会い です.
どうやって考えるの?:何か考えるたびに、脳の中に電気信号が飛び交い、考えることができます。でも、どうやって考えているのでしょうね、不思議?ジュースがコップ半分はいってます。「半分も」と考えるヒトは楽観的(肯定的)見方を、「半分しか」は悲観的(否定的)な見方をあらわしていると考えられるそうです。ジュースなら、「半分しか」と思うヒトが大半かもしれませんが、コップに半分の砂金だったら「半分も」になるのでは(有り得ない!)
コミュニケーションをとる:言葉は重要なコミュニケーションの手段ですが、たいていの場合、気づかないうちに、言葉より多くを語るいろいろな種類のメッセージを相手に送っているそうです。まゆ毛と表情、ボディランゲージなどです。体をまっすぐ前に向けていると相手を信用しているように見え、逆に腕を組んでいると、身構えて見えるそうです。他の動物は、言葉の代わりに匂いを使ってコミュニケーションをとっている場合が多いそうです。インターネットやメールも文字中心。しっかり伝え合うには、会って話すというのが重要なんでしょうね。
ヒトの一生:ヒトはその一生を終えても、自分の子供の中に、自分の体の一部は受け継がれます。さらに子供はその子供・・・ヒトの一生はそのようにして引き継がれていくわけですね。よく考えるとすごいことだと思います。
いだいな遺伝子:それぞれの遺伝子は、両親、祖父母からの特徴や性質を持った情報が入っています。一卵性双生児以外はみんな違います。一卵性双生児でも、指紋は違うそうです。
卵子と精子の出会い:3億個の精子が、卵子と出会うために泳ぐ距離は、オリンピックのプール90個分の距離(4500m)より大変なことだとか。また、卵子は、1mmより小さいくらい。そこからヒトになるってすごいですねぇ。卵子と精子の間で遺伝子の交換が行われ、皆違ったヒトになるわけです。精子はX遺伝子とY遺伝子があります。男の子になるか女の子になるかは、お父さんが決めるというわけです。染色体は通常46本ですが、生殖細胞(精子と卵子)は23本です。
今回は、割とわかりやすい内容でした。この本の中のたとえ話はいつも絶妙です。