「代替医療を考える」コラボセミナー | 「整体師」という生き方 ~ 一灯照隅、万灯照国 ~

「代替医療を考える」コラボセミナー

みなさん、こんばんは!
無痛整体師、武道家の西田です!

昨日、表題のセミナーを受講してきました。
別名「世界一受けたい代替医療の授業」 とのことでした。
12月の申し込み以来、とても楽しみにしていました。

講師の先生は、次の4名の方々です。

自然治癒力学校 理事のおのころ心平さん
保健師のmiriさん
代替医療師のvanillaさん
そして、帯津三敬病院 理事長の帯津良一先生。

それぞれ、医療の現場に身を置いたり、関わる中で気づかれた、代替医療の在り方や重要性をお話くださいました。
とても素晴らしい内容でした。
中でも圧巻は、帯津良一先生でした。

帯津先生は、常に医療の最前線で患者さんに向き合われています。
その中で痛切に感じて来られた想い、それは、

「医療の現場に、温もりを取り戻したい」

帯津先生はその一心で、代替療法を積極的に取り入れて来られました。
そのはじまりは、約30年前のことです。
当時は、今とは比較にならないくらい、異端であったことでしょう。
激しい逆風や、本当に多くのご苦労があったことと思います。

その中で実践されたり、経験されてきたことに基づくお話の数々は、たいへんに重く、深く、心に響きました。

信頼の三角形
医療と医学の違い
静かでやさしい医療
場の自然治癒力を高める
あるがまま・・・


数々の重要なキーワードがありました。
今日から早速、整体の現場で活用をいたしました。

そして、特に心に響いたのは、

「人間の本性は、悲しみである。悲しみを敬い合うことこそ、人間として最も大切なことではないか」

というこひとことです。
私自身、ある出来事で、深い悲しみを経験したばかりでした。
そのせいか、とても心に響きました。

人間には、必ず死が訪れます。
誰しもが、いつかそれを自分事としてとらえ、覚悟を決めねばなりません。
自分だけでなく、大切な愛しい人が、いつそうなるとも限りません。
非常に孤独であり、厳しい現実です。
それを思うと、そこにあるのは、深い悲しみの感情ではないでしょうか。

死に向かい、懸命に生きているのが人間です。
だから、悲しみを人間の本性と考え、その気持ちを敬い合う。
それが、やさしさの土台であり、癒しの原点ではないか。
私は、以上のように受け取りました。

帯津先生は、医療の最前線でたくさんの悲しみに触れてこられた。
だからこそ、言える言葉だと思います。
私ごとき若輩者、未熟者が口にすべきことではないとは思います。
しかし、とても深く心に残ったひとことでした。

そして、もうひとつ。

「今日を最後の日だと思って生きる」

よく、耳にすることです。
しかし、帯津先生のお言葉だからこそ、心に響くものがありました。
そして自分には、まだその覚悟ができていないと思いました。

当日は、400名の方が聴講をされました。
関西だけでなく、全国から人が集まってこられたそうです。
女性の比率が圧倒的に高く、約9割を占めていたと感じます。
世の中心は、20~50代の女性です。
その層のみなさんの、代替医療への関心の高まりを、強く感じました。

今こそ、世の中を動かす、大きなチャンスだと思います。

本当にたくさんのことを学ばせていただきました。
セミナーの場自体、和やかで、穏やかで、素晴らしい一日を過ごせました。
主宰者のおのころさん、スタッフのみなさん、講師の先生方、そしてご参加のみなさん。
本当にありがとうございました。

なお、主宰者のおのころ心平さんが、ご自身のブログでセミナーの報告を書かれています
私も、小さく写真が写っています(笑)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。