今週末はKIYOさんをお招きしての勉強会第二回目です。
参加者のみなさまへの最終ご案内をお送りしておりますが、
もしメッセージが届いていない方がいらっしゃいましたらお知らせくださいね。
今回の京都へはKIYOさんファミリーでいらっしゃるそうです

さて、勉強会のテーマは「必須脂肪酸とアミノ酸」です。
アミノ酸、つまりタンパク質は実に大切な栄養素ですが、その摂取方法は意外と
知られていないようです。
こういったあたりも質問などがおありでしたら用意していただけるといいかなと
思います。
食の話といいますと、今ちょうど来月からの講座用にあらゆる食事方法の概論を
まとめているのですが、あれこれとやって行き着いたところが
食養学というものです。

最近は、どの人に会ってもこちらの本をおすすめしています。
この本はかれこれ10年近く前に購入したものですが、時代流れと共に
今の日本人が見直さなければならないこと、これからの私たちに必要なことが
びしっと書かれています。
マクロビオティックと食養生にお詳しい方ならきっとご存知であろう石塚左玄。
石塚左玄は、自然食の創設者 幕末の医師であります。
ちまたでいろいろでている自然食は、もとをたどれば全て左玄に行き着くと
いわれているんですね。
【マクロビオティックの系図】
左玄が現役だった頃は、日本政府が医学研究のためドイツに秀才たちを留学させ
ヨーロッパ一辺倒の文明開花時代がはじまっていました。
留学生が持ち帰った質素な日本食よりも欧米食を礼賛し、それを普及させるべきだ
との主張もあり、食の欧米化へと日本は進んで行くのですが、
その内容に左玄は警告を発したため、徐々に医学界のすみに追いやられていった
ようです。
確か、福沢諭吉も牛乳飲んで肉食べるのがよし、とした人だったと記憶している
のですが。。。。。
こういうこともあり、確かに栄養として改善されたこともあったでしょうけど、
大切なものを失うことにもなってしまいました。
左玄は5つの原理というもの唱えています。
石塚左玄の唱えた5つの原理1.食物至上論 (命は食にあり、百の薬より食)
2.穀食動物論 (肉食動物でも草食動物でもない人間)
3.風土食論 (順化適応した先祖代々の食)
4.自然食論 (そのものを丸ごと食べる)
食こそ人間の健康を大きく左右するものだとして、
「食は人を養い、また、よく病を医す。食よく人を長大し、
食よく人を壮健し、食よく人を多寿するものなり」という言葉を記しています。
この5つの原理、今いろんなところでその重要性について言われていますね。
こういった考えが日本にきちんとあったこと知らなかったなんて損した気分。
栄養学の時に教わりたかったなと思いました。
左玄のいう、自然の法則にかなった食事とは
⒈栄養学=食品栄養分析だけではない。
⒉風土性を重視する。
⒊腸内細菌の重要性。健康維持に役立つ菌群だけを蓄えて
有害な菌が腸内に棲めないようにする食物の工夫
⒋胃腸にも修養や鍛錬が必要。栄養価の高い消化のいい食べ物で
胃腸を甘やかさない。
⒌体を動かして新陳代謝を高め、血液の循環を良くし、
食物に対する要求が強くなった時に食べる。
行き着くところは、やっぱりこういうことですね。
いろいろ食事方法はあるけれど、
日本人としての基本はここにあるとおもいます。
ぜひとも、石塚左玄の本は読んでいただきたいです。