地域の課題と社会人の課外活動 | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

内閣府に出向して
地方創生に関する仕事に携わることで、
地域の声を聴く機会をいただきます。


公務員キャリアデザインスタジオを設立し、
SAITAMA TOMIN LABOにも参加し、
また、
公務員の自主研活動を応援する
関東自主研サミットをお手伝いして、
社会人の課外活動について直接関わり
実際に活動する人たちのお話もお聴きします。



地域には、
そこに住む人、そこで地域と向き合う行政マンがいて、
大抵「地方創生」という文脈で接するときには、
何かしらの問題・課題があって相談をお受けします。


課外活動に参加する社会人には、
何かしら社会に貢献したいという思いがあります。
自分自身の自己研鑽のためにという側面もありますが、
自己の向上により結局は仕事を通じて貢献したいと思っていたり、
課外活動で直接、貢献したいという欲求があるのを感じます。


これまでも、
地域の課題と社会人の課外活動のマッチングについては、
再三、ブログで書いてきました。

2015年7月17日記事
学びと地方創生
http://ameblo.jp/shimada10708/entry-12051303563.html

2016年2月27日記事
地域のミスマッチ?
http://ameblo.jp/shimada10708/entry-12133310467.html



地域にある課題は
課外活動で地域に貢献したいと考える社会人にとっては
それ自体が魅力的な課外活動のプログラムになり得る。



やはり、ここで必要になるのが、
地域の課題と貢献したい社会人を結びつける役。

その役割、
私も挑戦してみたいと思っているのですが、

加えて最近考えているのが、

地域で問題を明らかにし、課題を設定する役割、
もしくは、
課題を設定する作業をプログラムに組み込む、
そういったデザインする役割も必要になるということ。



いずれにしてもポイントになるのは、課題の設定。



コンサル風に言えば、「イシューは何だ?」。
これがまた、行政マンが極めて苦手とする領域。


苦手なんだけれど、彼らは地域に入り込んでいて、
地域の問題点を炙り出す役割は期待したいところ。
地域の外からやってきた社会人が
適切なイシューを設定するためには
やはり地域の公務員の助けは必要な気がします。


この、
地域の課題と貢献したい志を結びつける役割と、
地域の公務員が地域の課題を炙り出すために
必要な助言をし伴走する役割、

このあたりに今後の私の関心の領域があります。

影響の輪がどの範囲まで届いているかは、
少々心もとないのですが。


目下、地方創生推進室の名刺を使えなくなっても、
どのように住居地でも勤務地でもない地域に関わっていくか、
秩父地域でも比企地域でも、
埼玉県内に限らず関わることができるならどこでも、
それを考え、探っているところです。