地元から来られた皇居勤労奉仕団の皆さんとともに、靖国神社を参拝し、不戦の誓いを立ててきました。今月は、安倍総理が真珠湾を訪問することになりました。歴史を踏まえて、歴史を作るのは、まさに政治家の仕事だと思います。
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靖国参拝は、今春「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」での合同参拝以来です。
国のために奉じた先人に尊崇の念を捧げることは、日本国民として当然のことです。
ただし政治家として大事なことは、過去の歴史を踏まえ、これからの歴史を展望することだと思っています。
今年5月27日にオバマ大統領が広島を訪問したことは、日米の戦後史の大きな前進でした。
私は広島で暮らしていた3年間、毎朝、職場に向かう途中で『安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから』と刻まれた平和公園の慰霊碑に手を合わせていました。
「繰り返しませぬ」の主語は、日本なのか、米国なのか、世界なのか、論争もありますが、この際、解釈は問題ではありません。
悲惨な歴史の記憶が最も強く残る場所へ、日米の政治指導者が相互に訪問し、追悼の意を表することは、大きな政治ムーブメントにつながります。
「人類の歴史は、戦争の歴史」という20世紀までの常識を打破していきたい。
私も信念をもって、国際政治に取り組んでいきます。