子供の出産、育児と仕事の両立 【マイストーリー 7 】

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長男を出産したのは、私が33歳の時でした。

本当にうれしくて、
産まれた時は何度も顔を見て泣きました。

でも、今まで私を育ててくれたのは会社であり、
仕事です。（17年務め、今年7月で退職しました）

子供も可愛かったけれど、

仕事は穴をあけたくないので、
2週間後には東京に行っていました。
お尻の下に座布団敷いて。

その日はとにかく搾乳（おっぱいを自分で絞ること）
が慣れていなくて難しく、
泊まりの予定を日帰りにして、

最終で帰ったのを覚えています。

乳腺炎になったり、
トイレで上手く搾乳できずに泣いてしまったり、
いろいろと苦労はありました。

でも私が産みたくて産んで、
働きたくて働いてるので、
ストレスになるなら、仕事を辞めるしかない、
そんな覚悟で続けてました。

スタッフの協力がありがたく、
安心して続けることができました。

私自身の接客も、

出産してからの方がお客様へ接しやすくなった気がします。

きっと、子供が私を変えてくれたんだと思います。

子供が１人の頃は、ガーデニングもできていましたが、
今は何もできてないです（泣）。
こうしてみると、アイビーもラベンダーもバラも、
きれいに咲いてたなあ。
 

長男が二歳になった時、結婚9年目。
10年目にもう一度、南フランスへ行くと約束していたのですが、
２人目の妊娠も考えたいから、１年早めて行こう、
そう話して、2歳の長男を連れていきました。

最初は小さい子供を連れて飛行機を乗り継ぐのを
ビビっていただんなさん。

でも、私が行くと本気だったので、

決心がついたようです笑
そう、行くと決めたら行くんです。絶対に！

私は滞在型の旅行が好きです。
ホテルから徒歩で動ける範囲を、
公園で散歩したり、カフェでお茶したり、
ゆっくりして過ごしました。

ツアーに参加して、ホテルを点々として、
『あそこにも行った！ここにも行った！』
って旅行は疲れてしまうのが嫌なんです。

旅行の趣味、というより、価値観でしょうか。
それが一緒なのも、
一緒に暮らしていて大きいような気がします。

普段、仕事で動き回っているので、
旅行では動きたくないのです（笑）。
あ、でもパリは動きまくりますけどね！
南フランスはゆっくりと過ごすことができます。

ここでちらりとだんなさんの仕事を話すと、
今はデザイン関係の仕事（アパレルではありません）
をしていますが、
昔は東京で『技術翻訳』という仕事をしていました。
音楽関係の機材を触りながら使い方を英語の文章にして、
取扱説明書を作成するという仕事や、
塾の講師（これも英語）なんかをしていました。
ペラペラではないですが、困ることはないので、
現地で電話でホテルを手配してくれたりしました。





ここでたくさん充電をして、
また頑張ることができました。


仕事と育児の両立の日々の中で、
自分らしくできる服を探し求め、
そうしていくうちに、

私は、

暮らすってことと、仕事はもっと密接で、
どちらも大切にしていくことで、
どちらも好転していくということを
持論だけではなくて、
具現化して伝えていけたらいいな、
そう思うようになりました。
 

体外受精を経て、
２人目を出産後、
その想いはもっと強くなっていきました。

そして、２人目が2歳になるころに、

整理収納アドバイザーを取得することにしたのです。