おはようございます。
岡本大輔です。
本日は春分の日です。
日に日に日が長くなり
北海道でも春を感じられるように
なりましたよ!
(最高気温が5度になると
この時期は暑いと感じます)。
本日紹介する書籍は
紹介したこちら
↓↓↓
TSUTAYA札内店
宮脇書店
と巡って在庫なし。
宮脇書店で「在庫なし」
といわれ、「取り寄せますか?」
と店員さんに聞かれましたが、
今すぐ読みたい!と思ったので
断って、
すぐに
道東最大級の本屋
「喜久屋書店」に向かいました。
そして、
「1冊」だけ
ありました。
運命の一冊と
思い込んで即購入です。
千円札は拾うな。
で
おなじみの安田佳生さん。
僕のブログのプロフィール、
尊敬する人に以前
「安田佳生」と
書かせてもらっていました。
(今はD・カーネギーになってます)。
僕の20代中盤は
彼の書籍と共に
歩んできたのです。
彼から学んだのは・・・
・今までのやり方に疑問を持つ
→工夫する、発想を変える。
・見た目を良くすること
→ちょっと背伸びしていい服を着る。
参考にしました。
・大企業が安泰ではない
「まずは小さな世界で1番になる
」 も
当時、参考にしました。
このように思い返してみると
僕の生き方は・・・
23歳、初めての職場を
1年3ヶ月で退職し
福祉を辞めて
派遣社員に(自動車関係)
それから
福祉業界に戻ってきて
今の職場に入ったこと。
振り返ってみると
安田さんの影響が
強かったんだと思います。
2006年
僕に生き方を教えてくれた
安田さん。
あの頃僕は大きな会社の
下っ端社員。
あれから6年。
僕はできない社員だった
自分を捨てて
介護支援専門員
社会福祉士
など専門の資格を取得し
早起き・読書に励むように
なりました。
そして、
安田さんは社長を辞めました。
抜粋です。
↓↓↓
履歴書の読み取り方・・・
営業職で3回転職している、
つまり営業の適正なし。
これを読んで思い出したのは
僕が以前の職場に
就職するまでのことです。
その当時僕は
大卒で介護福祉士を持っていても
初めての職場を1年3ヶ月で辞めて
愛知県で自動車関係の仕事を9ヶ月で辞めて
という状態だった。
一つの施設の施設長と
面接する機会をいただいたときです。
「あー、もったいないなぁ。」
とつぶやいていたのです。
結局そこは福祉業界の
勤続年数が少なかったことで
落ちました。
最初の職場を辞めてすぐ
連絡をくれればよかったのに・・・
と話していました。
この当時思っていたのは
いくら資格があっても・・・
勤続年数や履歴書で
働きたくても働けない現実です。
あの頃の履歴書を思い返せば
2年も続かないで2つの会社を
辞めているのだから
「やる気なし」と思われても
仕方ないと感じています。
不況時の落ち方は
ゆるやかではなく180度急降下。
先日、ツタヤビジネスカレッジで借りた
の1フレーズを思い出しました。
成功の糸を引っ張ることができれば
エレベーターで駆け上がれる。
著者の伊藤さんは
そのエレベーターには
ロープも何もない箱だと
表現していました。
成功するとき
エレベーターは一気に上に上がる。
逆に・・・
失敗したとき
ワイキューブのように
180度急降下する。
この恐怖に耐えられる人が
起業して、社長になれると
僕は直感したのです。
ワイキューブ破綻の原因と
言われるところがこちら
↓↓↓
社内バーは充分元が取れていた。
でもカフェやバーを作って
社員が喜んだのは一年くらい。
会社にいる時間が
社会とつながっている時間・・・
カフェやバーを作ったのは社員に
「会社にきたい」と思って欲しかった。
福利厚生に力を入れすぎていた。
本業をおろそかにしてしまった。
などなど世間から言われています。
この部分は安田さんの本音が
書かれています。
カフェやバーは結局のところ
福利厚生ではなく、
私欲の塊だった。
自分の居場所を作りたかったから
と最後に本音を教えてくれている。
社員にとっての場所ではなく
あくまで安田さんの居場所を
作ってしまったから
最初の一年だけしか
喜んでもらえなかったのだろう
と僕は感じました。
福利厚生ではなくても
会社のこと、プライベートのこと
ひっくるめて
相手にとって良かれと思って
やっているのか?
それとも、自己満足でやっているのか?
「相手にとって・・・」は建前で
「自分がそうしたい」だけじゃないのか?
福祉の仕事をしていても
お客様の家族から
「デイサービスに行った方が
運動できて、同年代の人と交流できて
いいんだよね。」
と話されます。
確かにその通りです。
でも、中にはその言葉と表情を見ると
本音は・・・
「デイサービスに行ってくれたら
その間、自由になって嬉しい」
じゃないかなと思ってしまうことが
あります。
(そのような使い方もありなので
文句はありません)。
まとめとして・・・
本書のあとがきに
20年間楽しませてもらった、後悔はない。
の言葉にあるように
安田さんは会社をつぶしてしまったけれど、
その失敗以上に大切なこと・・・
「挑戦」することの素晴らしさを
僕たちに教えてくれたのだと思います。
これから会社を作りたい人は
自分のやりたいことをやってもいいけれど
そればっかり続けていては
社員の心は離れていく。
自分の満足≠社員の満足
と肝に銘じていこう。