人生の意味と量子理論 | 【北堀江・奈良】自然治癒力を高めるソフト整体−ソフト整体BB研究所
人生の意味と量子論/川又 三智彦

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何気なく図書館で手に取った本でしたが、
非常に分かりやすかったです。星4つ★★★★☆

なぜ量子論?というのは、以前水口清一先生の水口塾に通っていたころによく出てきていたので、ふと目にとまったわけであります。


量子力学とは、『物質の究極最小のものは何かを探るという最先端の物理学』ということで、この量子力学によって生み出されたものが「半導体」です。

僕達の生活の中では、携帯電話、パソコン、デジカメなどは全てこの半導体による電子部品によって作られているという事で、日常的にも密接にかかわっています。

かの有名なアインシュタインがノーベル賞をとったのも光量子仮説に基づく光電効果という量子の研究によるものだったそうで、その後研究が進むにつれて否定的な態度になったようです。しかし、それから50年後のある実験によって証明された事によりアインシュタインが否定していた事が否定されたとの事です。

僕たちの目には見えない極小の世界では物質はまるで生き物のように動き回っています。
物質の中で最も安定している金でさえ原子顕微鏡で覗くと電子達がいろんな配列でたえず動きまわっているのがわかるそうです。

しかもそれが人間の意志や行動に合わせて反応するといった驚きの世界です。

この人間の意志が物質に作用するという事は、いわゆる不思議な現象や常識では考えられないような事がこの量子力学によって説明できるというのです。

例えば、良い事を思えば良い事が起き、悪い事を思えば悪い事が起こるといったこともその一つです。

目に見えるものだけが全てではなく、見えない事も認めていきたいと改めて思える一冊でした。
著者の体験談を元に書かれてあるのでとても読みやすかったです。