滋賀のボディケアトレーナー こうへいさんのブログにストレスについてわかりやすい記事があったので転載させていただきます!
こうへいさんはとても探究心が強く、山崎真吾さんの和身塾や、水口清一先生の水口塾に通われています。
トラを見つける!
↑という記事のタイトルをみて、まず思い浮かんだのは・・・
ある意味ホラー(笑)
お馴染み、山崎さんのトラなんですが、今回は違います。
(転載開始~)
身体の疲れについて、分かりやすい話がありましたので、パクリ……
じゃなくて、ご紹介します(笑)
先人達の知恵を借していただきます(笑)
病は気から~、
精神的な疲れから身体が~
…ということについて、特に分かりやすいです。
少し長いので、お時間ある時にお付き合い下さいね。
~以下、転記~
<今はトラに会うことはめったにないんだけどね・・・>
まず「病は気持ちからだよ」という話をします。
たとえ話なんですけど、昔むかし、人間が外を歩いていたら、前からトラが出てきた。トラが出てくるとビックリしますよね。
ビックリすると、からだの外側に起きる変化としては、手から汗が出る、足の裏からも汗が出ます。
なぜ汗が出るのかというと、トラと戦うか、逃げるしかないんです。それ以外に、トラに食われるか、っていう選択もあるんだけど(笑)、一応、人間は防御しなきゃいけないからね。
それで、逃げるとすると、足が乾燥していると大地を踏みしめられなくて、すべって転ぶから、足の裏から湿気が出るようになってます。
それから、棍棒をもって戦おうとか、槍をもって戦おうっていうときは、手がピタッと棍棒とか槍をおさえていないといけない。だから、手から汗が出る。
時代劇でも、戦いの前になると、刀の柄を水でぬらしらり、ああいうことするのは手がスベッて刀が落っこちないようにしてるのね。それを自然のうちにからだがやってくれる。
ホントに、人間のからだはすごくよくできているんです。
じゃあ、からだの中ではどうなっていますかっていうと、血液中にアドレナリンなどの、いろんなホルモンがでる。それから血をかためる作用がある物質も出ます。
なぜかというと、トラと戦うとき、スパッとトラに爪で切られることもあるよね。爪が刺さっちゃうこともある。そうなったとき、すぐに血を止めなきゃいけないから、血をかためる物質がどんどん出るようになってる。
それから、頭に血が回らなくてフラフラしてたりすると戦えないから、アドレナリンが出て心臓がドクドク、ドクドクして、血圧を上げるようになってる。筋肉にも力が入って緊張します。
そうやって戦闘体制を整えるようになっています。
それでトラが逃げてくれるか、自分が逃げて、「あぁ、よかった」ということになると、戦闘状態から「休め」の状態になります。
脳から休止命令が出て、グゥーっとかたまっていた筋肉がゆるむし、血圧も下がるし、正常に戻るようになってます。
ところが、実際にトラに会わなくても、精神的なストレス-心配や怒り、恐怖や不安など-があると、本人が気がつかなくてもジワジワと戦闘状態と同じ反応をからだがしてしまうんです。
ですから、今の人はなかなか休止命令が出ません。
<今はトラに会うことはめったにないんだけどね・・・>
今は、たとえば、小さいときから学校で競争させられたりしますよね。
それから、道路には車がブーブー走ってて、横断歩道なんかを渡るときは「車にひかれたら死んじゃうよな」とか思いながら歩かなきゃいけないんです。
昔は、そんなこと、なかったんですよ。昔の人は、たいがい、ちっちゃい村で生まれて、病気ひとつしないで死んでいったんですよ。ホントですよ。
医者にかかるときって、最後の臨終のときで、それぐらいしか医者にかからないぐらい、みんな健康だったの。
それで、その頃って、食事のバランスなんかも意外にとれてたんです。自然のものを食べてて、それしかなかったんですから。
今、みんなが心配してる、農薬なんてものもなかった。
ニュースは村の話題しかなくて。村で人殺しが起きるのは何百年に一回で、ホント平和だったの。
今は、テレビをつけると毎日のように「どこの誰さんが誘拐されました」とか、「殺されました」とかって。日本じゅうに悪いニュースばっかり流されているから、「いつか自分も殺されるんじゃないか」「娘が、さらわれるんじゃないか」とか不安になっちゃう。
自分が勝手に想像して、不安な状態になるの。
不安になると、ほぼ毎日、いつもトラにあってるのと同じ状態が続くんです。
現実に起きていなくてもなるんです。ホントに娘がさらわれていなくても、「もし、娘がさらわれたらどうしよう」って思っていると、さらわれたときと同じ状況にからだはなるんです。
それが証拠に今、目の前にどんぶり一杯のすっぱそうな梅干がここに出たとしたら、それを想像しただけで今ツバが出ましたよね。
ということは、想像すると、見たのと同じような現象が起きるんです。
からだのなかで血をかためる物質とか、血圧をあげるホルモンとかをどんどん、つくります。からだのなかに、たまってくるんです。
そんな状態が続くと、ある日、血がかたまっちゃうの。で、血管がふさがっちゃう。脳の血管がふさがっちゃうと、ひっくり返って倒れちゃったりする。
それから、血圧もあがっちゃう。血圧が上がったまま、ずっといると、ある日、血管が切れちゃう。脳の血管が切れると、脳溢血になるよね。
そういうのが腎臓で起こると「腎臓が悪い」だとか、肝臓で起これば「肝臓が悪い:」だとかいうことになるんです。
だけど、そういう物質とか、ホルモンが出るのが一時的なもので、ちゃんとストップできれば、なんてことはないんです。
ストップしちゃえば、今たまっているものって、オシッコから出たり、汗から出たり、便から排出されたり、自然に分解してくれたり、たいした問題ではないんです。
いけないのはストップできないで、物質が出続けてしまって体内のバランスが崩れて、自分で病気を作ってしまう。
これが今すごく、一番多いと私は思っているんです。
~以上~
斎藤一人 健康を呼ぶ奇跡の言葉より一部抜粋
ここで、
トラ⇒ストレスのことですね。
そのストレスに対して、人間には自律神経というのがあるので、上手く働きかけて反応します。
状況に合わして、自分を適応させようとするんですね。
ただ、それが過剰だと身体も疲れてしてしまいます。
身体が疲れる原因はそういったところにもあります。
(~転載終了)
これまでのストレスの説明で一番わかりやすかったです。
こういうことが日常で知らず知らずのうちに起こっています。
身体の事をいたわって早めにケアしていきたいですね。