世代交代 ~店長って奥が深いなぁと~ -91ページ目

展望。

リバウンド

についての後編お送りします。

昨日のような朝を迎え、愕然としたのは数日のことで

昨日よりはちょっといいかな、とか

いかん!昨日よりもひどい、、。とか


完全に自分の顔の前提が変わっていました。

また、昨日も述べた顔から出る血や汁など。

固まると黄色と赤の混ざったような微妙な色で、

風呂でそれを落とすと、匂いがあるのです。

これには酸化コレステロールが含まれるとか

理由はあるみたいですが、とにかく生臭い感じで

体からこんなにおいでるのかな?ってくらい驚きました。

タオルを敷き詰めて寝ることや、風呂でゆっくり落ち着く。

など、パターン化した生活でした。

はじめは、

なんだ?この状態?

このまま俺はどうなるんだ?

あぁ~気が滅入る!!! などと、

過去に味わうきっかけすらないほどの、 テンションに陥りました。

約2週間ほどたちました。

バイトの男子にお願いして、内容と今の気持ちを添えた

EメールをPCに送りそれを職場に 貼り付けて欲しいと。

社長をはじめ、バイトのみんなにはホントに申し訳ないことを

したと反省してます。

こういった、事情を知らない人には

「何故今急にそんなことしたの?」 って思われます。確かにそうです。

もうちょっと程度の低い経験で済んでいたのかもしれないし。

しかしこの悪童に対してこみあげる怒り。

あぁ打ち勝ってみせてやるよ!


ここでブレイク。

隣のあの娘が大塚むすめじゃないときもある


その後、さすがに買い物もしたくなり、

すこし悪化した膝の裏を 気にしつつ、

夜中の2時頃にスーパーに行き、買出ししていました。

もちろん、亀のようにしぼんだ自分がそこにはいました。

冗談抜きで、口にいれたご飯がこぼれ落ちるという

28歳らしからぬ風景も見たりしました。

その後、バイトの子や友人が日替わりで、見舞いに来てくれました。

時には、牛丼大盛り。

時には、フルーツ、青汁。

時には、ビール、ハイライト4箱(当時吸ってた)

一様に心配してくれた事にはほんと感謝します。

はやくよくなって戻ってきてください。

とりあえず店の心配より、とおるさん自身の心配して実家の方がいいですよ。

いや、今の仕事を継続するためにも、今薬塗って元にもどして それから考えましょ?


ほんと、やさしくしてくれました。感謝してます。

そこでいろいろ考え、このまま部屋にいても何も進まない。

電話で経験者に問い合わせたり、ネットで様々な経験者の意見を

聞きまくり・・・。

実家で治そう、どうやら時間がある程度かかるらしい・・。

そこで、重い体を持ち上げ帰ることを決意したのです。


Today's Song  Doobie Brothers 「China Grove」   

苦悩。

リバウンド

について書きたいと思います。

あと、これは数ヶ月前から今に至るまで、私の経験した 内容ですので、

決して医療行為ではないので、真剣に考えている方は

しっかり脱ステロイドについて理解あるお医者にいってください。

はじめに、以前に述べたとおり機能を失っている副腎に、

ステロイドをやめた 途端、さぁ機能してください!って指令が出ても

それは無理なことです。

使用歴や塗っていた部位によっても様々違いがあると思います。

そうすると、新陳代謝を司る副腎は一気に機能しようと、

普通ではありえない くらい活発になります。

つまり、一ヶ月周期でかわる皮膚もそんな周期など無く、

どんどん 入れ替わろうとするわけです。

そうなると顔では何が起きるか、、。

まず私はむくみがでました。

太ったとはまた違う妙な張りがでます。

それも、例えるならグルメなおでんやが紹介するトマト。

煮込まれて、皮がしわしわになり、少し触ると中の感触がわかる。

あんな感じと思ってください。

口が思うように開かないので、食事もうまく取れませんでした。

開くであろう大きさに口を広げようとするけど、痛くて開かないのです。

首も左右に自由に動かしにくいので、自然と肩も上がり、首をすぼめ、

まるで、亀のようになってる自分に気がつくのです。

伸びをしようとしても一気に動かないので、ゆっくり動かすと、

首筋やほっぺがピリピリと裂けます。そこから血も滲みます。

まぁ、無理にしなくてもいいんですが、萎縮した体のままじゃ嫌なので

ついつい動かしてしまいます。

幸い、首から下は一ヶ月ほどで正常に近くなっています。

しかし、はじめは風呂が唯一の救いの場になっており、

気持ちも 安心していました。

その乾燥した体が水を得て生き返る感じです。

しかし皮膚がどんどんめくれ、風呂の湯には大量の皮(落屑という)が

浮きます。かなりの量です。

ある日は4回風呂の湯を入れなおしました。

入浴剤入れてないのに、風呂の底が見えないくらい濁ります。

風呂から上がれば一瞬いい感じに感じますが、

そこで 化粧水や、クリーム塗っても結局一時しのぎで

30分もすれば 顔の自由がかなり奪われるくらい、突っ張ってきます。

ここでちょっとブレイク。

「アリ・カリミ 髪を切ったら シューマッハ」

そんなこんなで眠りにつきますが、やはり寝ている間は意識無いので

どんな寝返りを打つか、どこが痒いのか、そんな事は予測できません。

朝起きます。

目は涙やら、目の周りから出た汁や血で固まり、うまく開きません。

頬や口のまわりも同様です。

枕、シーツ、布団、 血まみれです。というより血の跡ですね。

もう乾いてますから。

あと服の首周り、シチューこぼしてそのままにしたみたいに ばりばりです。

血に混じって、黄色の汁(滲出液という)もでていますので

その顔は想像を絶するものになっています。

体の方からは、細かい白い粉が吹く程度ですので、

こうなったらそんな症状、あまり気にも留めなくなっていました。

こんな生活で一ヶ月暮らしていました。

想像できましたでしょうか?なんでこんな目に!って思いました。

それはやってはいけない、と言われた薬を塗ったわけでもなければ、

あなた、もうすぐこうなりますよ、と予告されてもいない。

五体しっかりある体ですが、このときばかりは思いました。

「神様、片足無くなって松葉杖でもいいから、この顔の皮膚 もとに

もどしてください。」
と。

動けないわけじゃないのに、動く気になれない。

人に会いたいのに、会う気になれない。

薬塗れば、治るかもって思っても、いつかこうなるならって思うと塗れない。

目を見て喋りたいのに、目をあわせられない。

なんかしたいのに、する気になれない。


当時そんな精神状態でした。今となっては下を向きすぎてた気がします。

12月6日から29日までの東京での生活、前編でした。



今日の一曲 村下孝蔵「初恋」

兆候。

また列島が揺れた

今度は福岡です。

被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。

不安は募ると思いますが、気持ちは切れないでください。

新潟の地震の後、東海や南海地震の予測のニュースを多々見ました。

おい!いきなり九州かよ!って感じで、なおさら不安を覚えました。

東海地方に住む私には人事に思えません。

何か、国が大きな資金を投じて、対策していかないと取り返しつきません。

なんか防衛関係だけ、後手後手のような気がしてなりません。

今日、東京に用があり新幹線、地下鉄など乗りました。

偶然にもサリンから10年。これまた、巡り合わせか・・

10年前の今日。大学合格後、部屋探しに上京して、帰る日の朝叔父の家で

朝食をとっている時の、テレビからの映像がまさにそれでした。

なんか、今日やや不安を覚えながら、公共機関を使い上京したのは

言うまでもありません。

今日の一曲 米米クラブ「ひとすじになれない」